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投稿の詳細: 須坂市で頑張る新規就農者を支える家族Vol.5/「農業はみんなが笑顔になれる仕事」

2017/08/18

須坂市で頑張る新規就農者を支える家族Vol.5/「農業はみんなが笑顔になれる仕事」

Permalink 16:18:46, カテゴリ: インタビュー記事  

◆山崎広子さん
40代、2003年頃に長野市から移住、夫と子ども2人と孫

今回は、就農3年目の山崎広子さんにお話しを伺いました。
就農にあたり、ご主人とともに研修を受け、現在は『山ちゃん農園』の共同経営者として奮闘していらっしゃいます。
彼女は須坂市で新規就農里親研修生を受けた女性の第一号として道を切り開いてこられました。

●夫婦で農業を目指すまで

私はもともと販売や接客など屋内での仕事に就いており、屋外での農作業は大変だろうと思っていました。
そんな私が農業の魅力に目覚めたきっかけは、ご近所の方の紹介で農園のお手伝いにいったことでした。
土や直物に触れる農作業は思いのほか楽しく感じ、職業の選択肢のひとつとして初めて「農業」を意識しました。
しかし当時は今のように新規就農者を支える制度が整っておらず、先の見えない不安感もあり、就農への道に進むことはありませんでした。
私たち夫婦には同じ仕事を一緒にしたいという夢があったので、どんな業種・どんな仕事だったらその夢をかなえることができるのだろうかと日々考えていたときに、再び「農業」に辿りつきました。
そこで、以前お手伝いをした農家の方に連絡をとってみると、須坂市では新たに新規就農里親研修の制度を利用した研修生が誕生し、その指導にあたる“里親”となっていたのがまさにその農家さんだというではありませんか。
いろいろと相談に乗っていただいているうちに、「この人についていこう!」と決意し、夫婦ふたりで農業研修を受けることにしました。

●農業への道を目指して良かったこと、苦労したこと

今は笑って話せますが、研修中は、正直なところとてもつらかったです。
なにがつらかったかというと、私は女性なので男性に比べ力や体力で劣るのは当然かもしれませんが、仕事で「女だから無理、女だから出来ない」と言われたくなくて。
男性に負けたくないし、自分自身も女性であることに甘えたくなかったんです。
それと、私は須坂市での女性農業研修生第一号だったので、私が認められれば、きっと次の人(農業を目指す女性)にも繋がる、という思いもありました。
また、“女性だから”という以外に、里親さんのご指導がとても厳しかったです。
でも、「ムチ」だらけの厳しい指導の中、良く出来た仕事はきちんと評価し褒めてくださる。
そんなとっておきの「アメ」がなんとも嬉しくて心から励みになりました。
今となって思うことは、厳しく徹底的に仕込んでいただいたからこそ、就農1年目から大きな困難や壁にぶつかることなく、順調なスタートを切ることができました。
また、就農2年目には、東京卸売市場でセリにかける順番をきめる須高エリアの品評会で私たち夫婦が育てたナガノパープルが入賞することができました。
この品評会での入賞とは、東京卸売市場で須高エリアを代表するぶどうとして売り出すということで、大変名誉なことです。
このように、私たちが育てたぶどうや生産者としての私たち自身が周りに認めてもらえることは、私たちを育てあげてくださった里親さんへの一番の恩返しだと思いながら、日々の仕事に邁進しております。

●ご主人の佐(さ)斗(と)志(し)さんから、就農を希望する女性へのエール!

「女性は根気強くて、手先が器用で、仕事が丁寧。だから農業は、女性に向いている仕事だと思います。
機械を使う仕事にしても、機械があるからこそ体力に関係なく作業をすすめられるのだし、車と同じで慣れれば使いこなせるようになるから大丈夫。
それと、家事や子育ては女性の仕事であるかのような風潮があるけれど、農作業も含め家事も子育ても夫婦や家族がそれぞれの得意分野やできることを分担すればいいだけのこと」広子さんが輝いている理由のひとつに、共に歩む佐斗志さんの存在が大きいのではないでしょうか。

●インタビューを終えて

農業の道に進むことで「夫婦で一緒にできる仕事」の夢を叶えた広子さんご夫婦の次の夢は、作業をしながら販売ができる「直売所兼作業小屋」を建てることだそうです。
かなり具体的で「夢」というよりは山ちゃん農園の事業計画。思い描いたとおりに、着実に歩みを進めていかれることでしょう。

※今年もやります!『山ちゃん農園』直売所のご案内
9月の土・日・祝日のみ、「北信州くだもの街道」沿いのぶどう畑の一角で直売を行います。
『南原町』信号から須坂長野東インター方面へ進み臥竜橋を渡ってから約500㍍先の左側、『高甫小入口』信号からは小布施方面へ向かい約400㍍先の右側です。
目印は①赤とピンクののぼり、②グリーンのテント。
開店時間は10時~16時、雨天の場合はお休みです。

太陽のように明るく周りを元気にしてくれる広子さんに会いにきてみませんか?

須坂市地域おこし協力隊  田島和恵

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