国指定の名勝『米子瀑布群』を構成する主要な滝である、「権現滝」と「不動滝」の落差について、測量調査の結果を踏まえて見直しを行いました。
「権現滝」及び「不動滝」の2条の滝の落差については、測量の調査記録や経緯等は伝わっておりませんが、少なくとも昭和47年3月の須坂市の名勝指定時では権現滝が75m、不動滝85mとされており、その値は1990年(平成2年)4月の「日本の滝百選」の選定に際しても用いられているなど、長い間広く用いられてきました。
2013年(平成25年)より約2年間にわたる国指定名勝化を目指した各種調査を実施するなかで、空中写真判読から権現滝82.20m、不動滝85.43mの値を得ています。2016年(平成28年)6月に、国指定の答申(文化審議会から文部科学大臣へ)を機に権現滝の落差を見直し、以後、権現滝80m、不動滝85mとしてきました。(※国の指定日は10月3日付です。)
その後、2017年(平成29年)から本年度末にかけての3か年の予定で、名勝『米子瀑布群』の適切な保存と管理を目的とした「米子瀑布群保存活用計画」の策定を行っておりますが、その一環のなかで本年5月に地上レーザー測量による滝の落差等の調査を実施しました。この結果、権現滝82.10m、不動滝88.96mの値を得られました。なお、今回の測量では、滝正面より見通しのできる範囲で存在する、滝上部にある複数の段についても滝と一体のものと見なしています。
同年7月に開催された第6回米子瀑布群保存活用計画策定委員会において、この成果をもって名勝『米子瀑布群』では、権現滝82m、不動滝89mを公称値とすることとしました。
今後、市のホームページや、パンフレット・チラシなどでの標記についても増刷時などにあわせて順次切り替えていく予定です。
詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/event/event.php?id=14889
猛暑続く中、天然の涼の中で、今年も高山蝶観察会「破風高原の大自然と高山蝶ベニヒカゲに会おう」を開催しました。
折しも、破風高原は花盛り、高山蝶ベニヒカゲも発生が始まったばかりです。
<ホタルブクロ>
<ヨツバヒヨドリ>
講師の永田栄一先生・高山蝶パトロール員の先生方に高山植物の開設、ベニヒカゲの話をお聞きしながら、トレッキングしました。
ベニヒカゲは、飛び方がとてもかわしらしく人なつこい蝶で、子供さんにとまったり、まるで絵のような写真も撮れましたよ。
下山中、アサギマダラにも会うことができました。
トレッキングの疲れを癒すバーベキューは、お肉もやわらかく美味でした。
破風高原を満喫した一日になりましたよ。
高山蝶ベニヒカゲは、長野県天然記念物の指定を受け、保護されています。違法捕獲の防止と保護指導のため、
須坂市ではパトロールを実施しています。
ご理解とご協力をお願いいたします。
https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/item.php?id=59a36b638dba5
夏真っ盛りの8月1日(木)に、破風高原の高山蝶合同パトロールを行いました。
破風高原は、高山植物の花であふれていました。
詳しくは、いきいきすざか ブログをご覧ください。
下記をクリックしてください。
懐かしい須坂に会いに行きませんか?
期 間 令和元年(2019年)8月10日(土)~9月23日(月・祝)
場 所 笠鉾会館ドリームホール 3階 午前9時~午後5時 木曜定休
入館料 無料
主 催 須坂市
後 援 信州須坂町並みの会 旧越家ふれあいクラブ
須坂景観づくりの会 (一財)須坂市文化振興事業部
問合せ 須坂市生涯学習スポーツ課
TEL 026-248-9027
7月23日(火) 午後5時30分より旧越家住宅にて、
信州大学工学部建築学科 准教授 梅干野成央(ほやのしげお)先生をお招きして、ご講演いただきました。
梅雨も明けようとする中で、47名と多くの皆様のご参加をいただきました。
旧越家の現在までの変遷の姿を建築の観点から、まるで探偵のように痕跡を探し出し、推理し紐解いていく様子は、
感動を呼びました。先生のお話によると、須坂は、江戸時代、明治時代、大正時代とそれぞれの時代の建築様式の残る町で、
これはとても珍しいのだそうです。
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