市内企業の知名度・人材不足の課題を解決するため、須坂高校放送部が、製造業の魅力をPRすることを目的とした企業紹介動画の制作に取り組んでいます！

２日目の取材となる今回は、社員の方のインタビュー風景を撮影するため、企業を訪問しました！
（※１回目の取材の様子は、下記のブログをご覧ください）
https://blog.suzaka.jp/suzakacity/2025/08/19/p43861

工場内を撮影するグループと、インタビュー風景を撮影するグループの二手に分かれて、取材を進めました！
インタビュー班は、カメラ２台体制で撮影。真剣な表情で、カメラの角度や向きを微調整中…

カメラのセットが完了し、インタビュースタート！
総務部の方、工場で働く現場の方、女性社員の方、若手社員の方など、年齢や性別問わず多くの方にお話しを伺いました。

「この会社に入社して良かったことを教えてください」、「前田鉄工所の強みは何だと思いますか？」など、緊張しながらも積極的に質問を投げかける放送部の皆さん。企業の方も丁寧に答えてくださり、和やかな雰囲気でインタビューさせていただきました

インタビュー中、カメラの画角外にスマホを置き、内容を録音している生徒の姿が…。
「メモは追いついた？」と生徒に聞いてみたところ、「スマホで録音しながら文字起こしアプリを使ってます」とのこと！
スマホ画面を見せてもらうと、その精度の高さに驚きました高校生もAIを上手く活用しているんだと実感…。

また、前田鉄工所では、日々の業務のムリ・ムダ・ムラを排除することで、品質向上・コスト削減・生産性向上を目指す「改善活動」に力を入れています。

今回は、「ケガキ」という作業の改善事例を紹介していただきました。
「ケガキ」とは、木材や金属などの材料に、加工に必要な線や点、穴の位置などの印をつける作業のこと。今までは、手作業で長さを測って印をつけていたため、わずかな誤差やミスがあったそうです
改善活動で工程の見直しを行い、決まった位置に印をつけるための型を作った結果、作業の正確性が高まり、効率化につながったとのことでした。

実際に現場で活用している型も見せていただくことに

一連の紹介を聞いて、高校生には難しいかな…？と思いましたが、「学校で表やグラフを書くときに、あったら便利なメモリ付きシートに例えると分かりやすいね！」という反応がありました。
学生ならではの視点で、面白い例え方ですね！柔軟な考え方を教わった気がします

これにて、２回に渡る取材が終わりました。
前回に引き続き、温かくご対応いただいた前田鉄工所様、本当にありがとうございました！

紹介動画の完成は、12月頃を予定しています。
どんな動画に仕上がるのかお楽しみに♪