信州須坂いきいきブログ - 須坂市役所日記
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投稿の詳細: 117人会議 【行政経営分科会】の途中報告です
2009/11/11
117人会議 【行政経営分科会】の途中報告です
117人会議 行政経営分科会では、
「地方分権と市民生活」
「市民参加と市議会との関係」
「広域行政の可能性」
のテーマについて、10月5日(月)、11月6日(金)話し合い、現状どんな良い点・悪い点があって、課題や問題は何があるのかを出し合って分科会内で皆さんの意見を共通認識しました。
↓↓↓↓出された主な意見は↓↓↓↓
良い点
◆分権のメリット
(1) 国県の権限を市に移すことについて
・住民意見が反映しやすくなる。
・市の特色が出しやすい。
・決定までの時間が短縮される。
(2) 市の権限を地域に移すことについて
・市職員の区役員等の積極参加が見込める。
・住民自治協議会(長野市)の設置⇒地域課題の探求と具体的な行動。
悪い点
◆分権のデメリット
(1) 国県の権限を市に移すことについて
・隣の市と同じサービスが受けられるか疑問
・地方分権による市職員の仕事量の増加対策が
必要。
(2) 市の権限を地域に移すことについて
・区の事務員の給与は市の負担にしてもらいたい。
・行政の効率化が区の負担増に
(3) 全ての分権について
・財源と権限を伴わない分権になる可能性。
・分権した場合の財政基盤は大丈夫か。
課題・問題
◆分権を阻害する要因
(1) 国県の権限を市に移すことについて
・地方分権の人的・予算的措置の解決がなされていない。
(2) 市の権限を地域に移すことについて
・行政は法のプロ、住民ができることは何?
(3) 全ての分権について
・受け手にノウハウが無い。
・情報が足りない。
・権限と義務、責任の割合に配慮
その他意見
◆現状肯定
・特に行政サービスの不足や不満は感じていない。(市に対する)
・法律によって平等に扱われている。
◆具体的な例
(1) 許可関係
・有害鳥獣駆除の権限が無い。。
・細かいようなもの(問題の起きないもの)まで許可制になっている。
・NPO法人の許可報告他は市町村で行うようにして欲しい。
・許可手数料がかかる。
・道路使用許可については地域の安協で十分だと思う。
・食品衛生法の軽微な権限は市町村でも良いのではないか(町の祭りの軽食販売等)
(2) サービス関係
・同じ道なのに管理する主体によって窓口が違ってしまう。
・ニーズに合った保育が受けられない。
・保育園に入れない人がいる。
・証明書に300円必要だが、市はタダで出来ないか。
・パスポートの交付は長野まで行かなくてはならない。
(3) その他
・道路交通法のうち自転車については各自治体の条例で定められないか。
・駐在所(区域内の巡査)の顔写真が欲しい。
・国県道についても身近な課題は市へ、基本的な管理は国または県が良いのではないか。
良い点
【議会としての情報公開】
・全戸配布の市議会報告は議会活動が良くわかる。
・STV放映など情報公開がされている。
悪い点
【議会としての情報公開】
・議事録の公開に時間がかかりすぎる。
【議会の運営のあり方】
・すでに結論が出ており、これ以上の質問は不要と思える事項について、同じ視点の質問を何度も繰り返している。(無用な質問)
・理事者は7割以上の賛成で可決できるようにすべきである。
【議員定数】
・議員定数が多すぎる。15名ぐらいにすべきである。
【議員としてのあり方(現状)】
・議員の知識が乏しい。
・議員の質の向上(勉強が足りない人もいる)。
・議員の行政視察報告会に見られるような活動では大不満。
・須坂の市議会議員の役割は判っているのだろうか。
・行政のチェックは適正になされているのか不明。
・市議会で決められる行政サービスがわかりにくい。
【議員としてのあり方(課題・問題)】
・提案議決と言う受身になっている。
【報酬のあり方】
・議員報酬は現在の活動内容に比して高過ぎる。
【市民との交流(要望)】
・市民と議員との交流の場がほとんどない。(議員はどのように市民意見を吸収しているのか)
・議員は市民の意見をどのように汲み取っているのか不明。
・活動の内容が見えない。
・議員の推薦母体が区などに依るところが多い。利益依存を考える選挙民の意識改革が必要。
課題・問題
【議会の運営のあり方】
・市議会の夜間・休日開催
【議員定数】
・女性の市議会議員の増員
【議員としてのあり方(現状)】
・市議会のチェック機関としての役割強化。
【議員としてのあり方(課題・問題)】
・決まりきった質問。決まりきった答弁
・議員が市全域又は居住する地域の諸課題について、定例的に意見を吸い上げる努力をしているだろうか。
・議員の公約がどのように実現されているのか見えない。
(マニュフェスト)各会派ごとに
・議員提案による条例づくりの推進
【報酬のあり方】
・議員の日当制は反対。
・報酬審議会の開催(基準が明確でない)
・議会のあり方
(1) 勤労者(サラリーマン)の代表が少ない。
(2) 議員の数を増やす(報酬は日当制とする)。
(3) 議会のあり方を討議する。
【市民との交流(要望)】
・ 議員の会派の人数が少数すぎて、主張の基盤が不安定に見える。人数を多くする努力が議員にほしい。
その他意見
・地域のさまざまな個別の課題を議会、事務当局へ提出する従来の方法から、財政運営のあり方、行政の将来ビジョン地方分権の推進に変わってきた。
・議員は市全域の代表つまり全国区である。議会質問の内容が自分の居住する地域の課題に偏りがちである。
良い点
【広域を考えるに当たっての視点】
・広域行政により負担減となるのはメリット
・単独で処理できない課題(環境、上下水道、
観光など)を広域で取組むのは良い
・サービスに幅が広がる
・類似施設の見直し
【新たな広域の推進】
・徴収率(税金)の向上が図られる
・消防業務、サマーランド、葬祭業務などの推
進、更なる連携(介護など)
・広域のゴミ行政の一本化は良い
・観光について広域化はメリットが大
悪い点
【広域を考えるに当たっての視点】
・各市町村で中心市街地の取組みは必要ない
・大きな都市が主導権を持ってしまいがち
【新たな広域の推進】
・広域での雇用開拓を取り組む協議が必要
・セクショナリズムを無くすための人材交流
・上水道の広域化を進める事による効率化
・貧相な公共交通
・須坂IC前に土産店などの情報発信源が無い
課題・問題
【広域を考えるに当たっての視点】
・長い目で見て考える必要がある
・広域化によるメリット、デメリットの洗い出し
・財政状況を考えれば、小布施、高山との合併は議論すべき課題
・権限の移譲
【新たな広域の推進】
・広域化を(早急に)進めるべき課題
医者(不足)の広域対策、消防業務、ゴミ処理、公共交通(バス)、主要道路網
・観光事業は広域であれば効果が上がる
河東線沿線観光を進めるべき。小布施、高山、須坂観光ツアーを行う
観光資料、ガイドブック、PR等(地図、ハガキ、切手作成を含めて)の広域化を進めた方が良い(線で結ぶ)
点在する観光スポット。小布施へ来る観光客を須坂へ呼べないか
・産地販売所の拡大
・農協は須高となったが不便になった。須高でも広すぎる
その他意見
・須坂は(小布施、高山と比較して)更なる観光拠点、市民の文化意識の向上(が必要)
・市営駐車場、町の中心に近い所設置
・各地の特産物ほか何でも市民交流の場を年一回設けたらどうか(高山、小布施、須坂、長野)
・小学校の通学区を解放し、広域(全市)学区にして、子どもが学校を選択できるようにする。特色ある学校づくりにもなる。
・生涯学習は広域で実施すると効果が上がる
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などの意見が出されました。
活発に皆さん意見を出していました。
この現状をもとに、ただ今行政経営分科会では将来はこうなればいいな、そのためにこうすべきだという話し合いをしています。
まとまりましたらまた報告します
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