信州須坂いきいきブログ - 須坂市役所日記
信州須坂いきいきブログ
カテゴリ: 総合計画づくり, 117人会議
2009/10/10
第2回117人会議 【子育て・教育分科会】開催されました
第2回117人会議の子育て・教育分科会は9月18日(金)旧上高井郡役所で開催されました。
第2回のテーマは「子育て支援」「家庭と地域の教育力向上を図るために」について皆さんで話し合いました。
第2回目はそれぞれのテーマについて現状どんな良い点・悪い点があって、課題や問題は何があるのかを出し合って分科会内で皆さんの意見を共通認識しました。
出された主な意見は
テーマ「子育て支援」
良い点
【地域】
・子育てサークル・子育てサポート団体がある
・改善に対しての市民意識は高い
・球技大会を行っている
【行政】
・児童クラブが全小学校単位にある
・障がい児の早期支援
・保育園と小学校の交流
・子ども課、学校教育課の連携
・子育てセミナーとか良い企画が多い
・医療費3年生まで無料
・学校の先生が熱心
悪い点
【家庭】
・朝食を家族としっかりとっていない
・中・高生にも家族の一員としての役割を。
・子育てセミナーに参加できる人が少ない
【地域】
・子どもを預かってくれる人が少ない
・地域に子どもが少ない
・かかわれる子どもが減っている(球技大会)
【行政】
・縦割りで、連携がとれていない。
・病中・病後児保育
・0歳児の入所枠が少ない
・遊べる施設・公園がない
・子育て支援のやりすぎによる自助・共助力低下が懸念
・PR不足
・食育活動がイベント化
・食育に関する意識を高める
・栄養教員がいない
課題・問題
【家族】
・親子のコミュニケーション
・親育ての強化
・子育てに苦慮している人は多い
【地域】
・親の交流がもう少し欲しい
・子育て支援団体相互のネットワーク
・現況についての理解が薄い
・地域ごとに手作り公園がほしい
【企業】
・企業も子育てに協力を
【行政】
・相談体制
・乳幼児健診のフォローアップの充実
・産院と乳児検診の連携がとれていない
・保健室が満杯
・子どもの望みが反映されていない。
・子育て支援センターの充実
その他意見
・感動体験をたくさんさせる。
・花火は毎年できないのか。
テーマ「家庭と地域の教育力向上を図るために」
良い点
【地域では】
・子どもが参加する行事が多い
・見守り隊が活躍
・お年寄りと子どもの交流
・地域活動が充実(お祭り、公民分館活動が活発)
・親同士のコミュニケーション
・地域の教育力向上への関心は高い
【学校では】
・褒めて育てる「善行賞」
・教員補助が充実(中学へのスクールカウンセラー配置。障害児対応など複数担任制)
・読み聞かせボランティア
【その他】
・農業小学校
・スポーツをしている子は挨拶が良い
・地域の方が学校へ連絡
悪い点
【家庭では】
・親の教育力不足(家庭での躾、教育の欠如。父親が子どもを叱れない。思春期を受け止められる親が少ない)
・母親一人の子育て(祖父母・地域の助けを求めるべき。父親の関わりが薄い。父親の育児教育)
・親が(子どもを)行事に参加させない
・直してほしい人が出てこない(学習会など)
・子どもの意見を尊重するよう親の努力が必要
・子どものグループ、親のグループがはっきりしている
【地域では】
・地域の子どもを地域が知らない(地域の方に関心を持つ)
・子どもを注意しない
・地域の活動に参加しない家庭・親が増えている
・地域パトロールがパトロールになっていない
【学校では】
・PTA優先で教師本来の仕事ができていない
・障害児教育の拠り所がない
【その他】
・学校と家庭のつながりが不十分(学校vs親になってしまう)
・子ども同士で遊ぶことが少ない(子どもが忙しすぎる。仲間作りができない子が増えている)
・公園に遊具不足(管理を行政に任せすぎ)
・公共施設の利用制限が多い
・少子化の進行
課題・問題
【家庭では】
・子どもの話を素直に聞く
・あいさつは大人から
・若いお母さんの躾教育
・三世代交流の推進(祖父母の子育て)
・早寝・早起き・朝ごはん
【地域では】
・地域ごとに子どもを交えて公園をつくる
・近所付き合いが薄い
【学校では】
・不登校(子どもは息抜きを求めている?周りも理解を。カウンセラーの配置を)
・子育て支援
・教育支援が子どものためになっているか
【その他】
・共育
・スポーツクラブに入らないとスポーツができない
・携帯を持たせない町があるが須坂はどうか?
・結婚しても外に出てしまう
・人と人とのコミュニケーションがない
・テレビの影響?
などの意見が出されました。
活発に皆さん意見を出していました。
次回の子育て・教育分科会は、10月16日(金)午後7時から須坂市保健センター3階 リハビリルームで開催されます。
【総合計画に関するお問い合わせ】
政策推進課 政策秘書係
tel 026-248-9017(課専用番号)
026-245-1400(代)内線3137
fax 026-246-0750(代)
E-mail seisakusuishin@city.suzaka.nagano.jp
2009/10/09
第2回117人会議 【行政経営分科会】開催されました
第2回117人会議の行政経営分科会は9月16日(水)シルキーホールで開催されました。
第2回のテーマは「行政の役割って何」「持続的な財政運営とは」について皆さんで話し合いました。
第2回目はそれぞれのテーマについて現状どんな良い点・悪い点があって、課題や問題は何があるのかを出し合って分科会内で皆さんの意見を共通認識しました。
↓↓↓出された主な意見は↓↓↓
テーマ「行政の役割って何?」
○ 良い点
◆安全安心の提供
・保健センターを中心とした熱心な健康づくり体制
・中核病院と一般医院が役割を分担して担う医療体制
・保育や教育の取組み
◆暮らしやすいまちづくり
・良好な自然環境
・上下水道、道路、交通等のインフラ整備はまずまず
◆効率的な行政
・積極的な民間活力の導入、コスト削減
・学校給食センター調理部門の外部委託
◆良くなってきた市職員の対応
・他の市町村等と比較すれば良いと考えているが、資質向上の努力は必要 悪い点
悪い点
◆共創が自治会の負担を増大
・自治会の業務が増加
・本来市が行うべき業務まで自治会が負担
◆届かない情報
・隣組回覧は読む人が少ない
・ホームページの更新が遅い
・インターネットの環境が無い人が情報を得られない
・知りたい情報が公表されていない
◆必要な施設が足りない
・生涯学習施設が不十分
◆コスト削減のデメリット
・民間活力の導入でコストを切り詰めると、企業経営が先細り
・地元企業が公共事業に参入できない
◆職員が能力を発揮していない
・職員全員が力を結集しているか疑問
・基本的な法令を知らない職員がいるなど、勉強不足
・仕事に対する積極性が不足
・他の自治体から転勤してきた人の、市の窓口対応の評価は低い
課題や問題
◆防災の強化
・土石流や鉄砲水等への対策は危機管理上不可欠
◆工夫を凝らした情報発信
・市報の全戸配布は必要なのか疑問
・クレーム状況等、ホームページだけでなく市報でも公表すべき
◆市全体の活性化
・人口増への施策は必要
・中小企業対策や制度資金の更なる拡充は必要
・蔵のまちづくりは良いが、商業集積ができておらず、中心がどこだか不明
◆公共施設の適正化
・市が運営する公共施設は多いのではないか
◆コストと市民サービスとのバランス
・民間活力の導入による公共サービスの質の低下が不安
その他の意見
◆まちの特徴を活かす
・市内のわかりにくい道を逆手にとって「迷子をつくる町」としてアピール
◆職員の活躍の場をつくる
・町の中にもっと職員が入ってきてほしい
・市民と行政の共創を推進するため、職員の担当自治会を決める、又は派遣する
持続的な財政運営とは
○ 良い点
◆改革
・箱物行政からの転換
・経営の民間移譲
・補助金の見直し
◆財政力
・借金残高の減少
・実質公債費比率等の改善
悪い点
◆滞納
・滞納額の情報が市民に伝えられない
・未収金が増加している
・給食費等の支払をしない人が多い
◆情報
・財政情報の公開が不足している
・財政支出の優先順位が市民に理解されていない
・老朽化した施設の今後の計画が不明
・人口減の見込が市民に伝わっていない
◆人件費
・人件費の削減が不足している
・仕事に必要な人員が把握されていない
◆合併
・長野市との合併の議論が不足していた
◆土地利用
・土地利用が硬直化している
◆事業
・緑化公園に対する事業が不足
・団体への助成金に差がある
・環境問題に取り組んでいない
・70歳以上の交通費助成に所得制限等がされていない
・公平、公正な予算執行がされていない
課題や問題
◆財政力
・市民の負担増も、受益者負担の原則からしかたがない
・若年層の人口増対策が必要
・財政力の改善、意識改革が必要
◆人件費
・正規職員の減が人件費の減につながっているか
◆事業
・地域公民館を地域の方に利用し、運営もしてもらいたい
◆合併
・小布施、高山との合併を考えないと、財政規模から年々厳しくなる
◆土地利用
・利用されてない土地が多い
第3回は10月5日市役所305会議室で第3回目は、
テーマを
「広域行政の可能性」
「地方分権と市民生活」
「市民参加と市議会との関係」
について、現状どんな良い点・悪い点があって、課題や問題は何があるのかを出し合って分科会内で皆さんの意見を共通認識しました。意見をまとめましたら、後ほどお伝えします。
これからも他の分科会の出された意見などをお知らせしていきます。
【総合計画に関するお問い合わせ】
政策推進課 政策秘書係
tel 026-248-9017(課専用番号)
026-245-1400(代)内線3137
fax 026-246-0750(代)
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2009/10/01
第2回 総合計画審議会が開催されました
7月以来の第2回となる総合計画審議会を9月30日開催しました。
協議事項をはじめるにあたり、遠藤守信会長より、
「時代の変革を迎え、将来についてまた見方も変わってきますが、総合計画をつくるに当たっては市民目線が大変重要。
行政だけでなく、市民とともに手作で作り上げる総合計画となるようご審議いただきたい。」
と、ごあいさつをいただき協議事項に入りました。
今回の協議内容は、
○ 市政の現状について
須坂市の統計データや財政状況、現在の総合計画での事業実施状況などについての報告
○ 総合計画策定の取組み状況報告
117人会議実施状況報告とすまい調査、総合意識調査実施結果速報
○ 須坂市の人口推計
第五次総合計画の目標年度平成32年度までの人口推計
○ 基本構想の骨子案について
総合計画の根本になる基本構想の記述内容の骨子
などについて事務局から説明し、委員の皆さんにご審議いただきました。
主な意見では、
「総合意識調査などの記述回答についても集約せず記載のそのままを出して欲しい。その中から総合計画に盛り込む要素が出てくる。」
「人口減少の推計が出たが、市財政の市民一人当たりの借金額との相関推計も示して欲しい。」
「上意下達の総合計画としないためにも、市民目線で計画をつくり、市民と一緒にまちづくりをすすめることを述べていただきたい。」
「個々の事業は須坂市の特色を表しているものが多いが、総合的にも須坂市の特色を表現できる横串を通した構想となるようにしていただきたい。」
「市民が取り組める計画、民間でも行政でも市民でもない新しい主体が読み取れる計画としていただきたい。」
など、限られた少ない時間の中で、計画に盛り込むべき要素をたくさんいただけました。
お忙しい中、ご出席ありがとうございました。
第3回目は12月開催予定です。
※第2回総合計画審議会の議事録や資料は追ってこちらのページに掲載します。
第五次須坂市総合計画づくりのお知らせ
【総合計画に関するお問い合わせ】
政策推進課 政策秘書係
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2009/09/30
117人(いいなにん)会議が本格スタートしました!!
市民の皆さんの意見を総合計画に活かすことを目的に、「117人(いいなにん)会議」が各分科会に分かれ本格的な話し合いがスタートしました
⇒⇒⇒第1回の様子
※(おさらい)117人(いいなにん)会議のネーミングの意味は…
須坂市の将来について皆さんで話し合う場ということで「こんな街になったら"いいな"」「こんなことができたら"いいな"」の"いいな"の語呂の「117」
たくさんの人が集まって話し合う場を表わそうということで、百人委員会などを真似てそれ以上の「117人」です~。(実際には市民の方は104名、市役所職員は50名ほどです。)
第1回目は、全員で集まり目的やこれからのすすめ方などの説明を受け、6つの分科会の代表を決めました。
2回目からは分科会ごとに実際の話し合い作業に入っています。
分科会ごとの話し合うテーマは、
○ 健康・地域医療分科会
「福祉のまちづくり」、「障がい者福祉の推進」、「生活困窮者への支援」、「高齢者への支援」、「保健・健康」、「地域医療・介護」 等
○ 共創分科会
「持続可能な地球環境のために」、「市民参画」、「文化・芸術、生涯学習」、「地域の安心・安全」 等
○ 産業分科会
「農業の活性化」、「商業の活性化」、「工業の活性化」、「観光の活性化」、「農商工観連携」 等
○ まちづくり分科会
「快適環境」、「景観育成」、「土地利用のあり方」、「道路・交通(快適安全な道について)」、「公園のあり方」 等
○ 子育て・教育分科会
「地域の子どもは地域で支援し守り育てるために」、「家庭と地域の教育力向上を図るために」、「子育て支援」 等
○ 行政経営分科会
「行政の役割って何?」、「持続的な財政運営とは」、「広域行政の可能性」、「地方分権と市民生活」、「市民参加と市議会との関係」 等
それぞれのテーマについて段階を踏んで話し合いをすすめ、最終的には市長に全員のまちづくりへの想いを提言することを目的としています。
4つの段階を踏んで話し合いをすすめています。
第1ステージ:117人会議の共通認識
↓↓↓
第2ステージ:須坂市の現状を知る、課題や問題の抽出
↓↓↓
第3ステージ:あるべき姿とその実現に向けた取り組み内容を検討
↓↓↓
第4ステージ:市長への提言をとりまとめ
↓↓↓
市長への提言書提出
現在は第2ステージの段階です。
「須坂市の現状を知る、課題や問題の抽出」について、みなさんが普段思っていることや感じていることを出してもらってグループで意見を取りまとめています。
参加しているみなさんも最初は段取りに戸惑っていましたが、だんだん慣れてきて、「渋滞がひどくて困る」「ひとり暮らしのお年寄りをまわり近所で助けている」「市の財政は健全なの?」など色々意見が出ています。
この次の段階は、「第3ステージ」で須坂市の「将来像」や「将来像を実現させるために何をすれば良い?」などを話し合います。
職員も思いつかないような意見も出て、どんな提言になるかドキドキです。
実際の「117人会議」に参加できない方にも色々意見を言える場として、「117人会議 in ハッチとクララのSNS」を(そろそろ…)始めます。こちらも是非ご参加ください!!
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政策推進課 政策秘書係
tel 026-248-9017(課専用番号)
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fax 026-246-0750(代)
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2009/08/31
第1回「117人(いいなにん)会議」が行われました
8月26日に、市民ワーキンググループ「117人(いいなにん)会議」の第1回目が行われました。
午後7時から実施し、公募された方や団体などの推薦を受けて参加された方など市民の皆さん78名と市役所職員47名が出席し130名近くで会議が行われました。
第1回目の会議は、前半が全体説明でした。117人会議の目的とこれからのすすめ方、117人会議を実施する目的の「第五次総合計画」づくりについて事務局の政策推進課から説明をしました。
「117人(いいなにん)会議」って、何でそんなネーミングなのか??
大勢の市民のみなさんと職員とで「須坂市がこうなったら"いいな "」「こんなことができたら"いいな "」と思ったことを気軽に話し合う場として、"いいな"の語呂="117"。
大勢が集まって話す会議ということで、100人委員会みたいにたくさんの人数で集まる会議と分かるように。
という意図のネーミングです。
後半は、6つの分科会に分かれ、分科会の概要説明と自己紹介、会長副会長の選出をしました。
参加された皆さんには、会場が狭く大変ご迷惑をおかけしました < (_ _)>
当日の自己紹介や、ご意見の中には、買い物の不便さや、ゴミの減量について、地域の防犯、須坂市役所の政策の進捗状況など生活に関する課題から行政経営に関する内容まで様々なご意見がさっそく出されました。
しかし、まだ始まったばかりで何を話していけばいいのか良く分からない方がいらっしゃいましたので、職員で資料を出しながらご意見を出しやすい環境を整え、会議をすすめていきたいと思います。
2回目からは各分科会で開催します。早いところは9月11日に第2回を開催します。
会議の様子は参加している皆さんをはじめ、この「信州須坂いきいきブログ」でお知らせします。また、資料がそろいましたら「ハッチとクララのSNS」でも話し合いを始めます!!
どうぞヨロシクお願いします!!< (_ _)>< (_ _)>< (_ _)>
【総合計画に関するお問い合わせ】
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