須坂市動物園日記

須坂市動物園飼育スタッフから情報発信!

カテゴリ: 動物園つれづれ日記

2024/06/15

「オウム・インコデー」1日目開催しました♪

今日、6月15日は 06(オーム)と15(インコ)の日です♪♪
この日は野生のオウムやインコの現状についてみなさんに知ってもらい興味をもってもらうために
日本動物園水族館協会が制定した記念日です。

なので、今日と明日の二日間は
須坂市動物園にいるオウムとインコの仲間たちの紹介や
野生でのオウムやインコの仲間たちがどんなことに困っているかなどを
ガイドなどでお伝えするイベントを開催しています:)

★イベントは[とりっこ村]で開催しています。
とりっこ村は中に入って鳥たちを近くで観察することができますが、
中に入れる時間帯は10時30分~15時30分までです。
それ以外の開園時間中はアミ越しでの観覧となります。

オウム・インコデーイベント内容はこちらをご覧ください

須坂市動物園で飼育しているオウムとインコの仲間は4種類います。
大きさ順に紹介していきますね。

【ルリコンゴウインコ】
頭から背中にかけて瑠璃色の羽根、お腹はやまぶき色の羽根でとても印象的な色のインコ。
インコ科の中で一番大きい種類です。
愛称:ソラ♂ 本日調子が良すぎて写真がブレます(^_^;)
ルリコンゴウインコがこちらを向いているようす。体は左向き

【キエリボウシインコ】
全体的に黄緑色の羽根で、襟の辺りの羽根が黄色いのでこの種名が付きました。
野生での生息数がとても減ってきています。
愛称:タロウ♂ ふだんは、イベントのため特別にとりっこ村に出張中!!
普段はホンドタヌキのお隣の木陰でひっそりと展示しています。
キエリボウシインコが枝に留まっているようす。左向き

【オカメインコ】
クリーム色やグレーなど様々な羽色がありますが、
須坂市動物園で飼育している2羽はクリーム色にグレーまだら模様です。
種名に「インコ」とついていますが実はオウムの仲間です。
頭に冠羽(かんう)という羽根があるのがオウムの仲間の特徴です:idea:
愛称:レモン(左)、クリーム(右)
2羽はとりっこ村の村長です!! ※投票で決まりました
オカメインコが2羽ならんで木にとまっているようす

【セキセイインコ】
青、黄色、黄緑など様々な羽色がいます。
成鳥のくちばしの上の「ろう膜」の色が青っぽい個体はオスで
ピンク色っぽい個体はメスです。
現在18羽、いつもみんなでチュルチュルチッチッとよく鳴いています♪
様々な羽色のセキセイインコ、10羽以上が枝にとまっているようす

1日目のイベントの様子です。
10時30分からの「とりっこ村ご案内ツアー」はオウム・インコデーのスペシャルバージョンです(^_-)-☆
イベント名が書かれた看板の写真。飼育員の書いたインコのイラストも描かれている

「オウム・インコデー」についてお話しています。
左側からルリコンゴウインコのソラ♂がのぞいています:))
とりっこ村の中で飼育員が観客に向けてガイドをしているようす

ルリコンゴウインコのお話ではしっかりソラ♂が近くに来てくれました。
続いてセキセイインコについてお話していますが…
ソラ♂も聞いているようでした:.
飼育員が観客に向けてガイドしている様子

13時30分からの「キエリボウシインコのスペシャルガイド♪」
飼育員が観客に向けてガイドをしているようす

タロウ♂はいつもと違う場所にちょっと緊張したかな?
カゴの中にいるキエリボウシインコ。右向き

いつもはとりっこ村にいない、キエリボウシインコが気になるようで
今日はほぼこんな感じで眺めていました。
ちなみに昨年のこの時期に同じように会ったことがありますが、
お互い覚えているのでしょうか??
ガイドの様子を左上から眺めているルリコンゴウインコ

キエリボウシインコのガイドのあとのおまけ
タロウの水浴び♪
暑い日は霧吹きで水をかけると嬉しそうに浴びています。
アミの外から霧吹きで水をかける飼育員とそれをみる観客

とりっこ村には、野生下のオウムとインコが困っていることをイラストたくさんのパネルで紹介しています。
とりっこ村の通路沿いに掲示された説明パネルの写真

くわしいオウム・インコの解説はこちらからご覧ください

このイベントにあわせて、オウムとインコのぬりえの配布もしています♪
カラフルなオウムやインコたち、みなさんは何色に塗りますか?;D
オウムとインコの仲間が書かれたぬりえ用紙

オウム・インコデーは明日、16日(日曜日)も開催します♪
ぜひ、とりっこ村に会いに来てくださいね~:p

お父さんありがとうデーを開催しました

Permalink 16:30:23, カテゴリ: 動物園つれづれ日記  

明日6月16日は父の日。
須坂市動物園では本日から「お父さんありがとうデー」が始まりました。
お日様は夏らしく暑くなってきましたが、風は涼しく動物園日和の一日でしたね。
「親子で来園されたお父さんは入園料無料」ということで
たくさんのお父さんたちにご来園いただきました:D

ペンギンのガイドをしている様子

「フンボルトペンギンのランチタイム」ではお父さんペンギンたちのご紹介をしました。
ペンギンはオスも育児に参加します。
卵や、孵化したヒナはペアで交代で温めて面倒をみるんです。
ウォーターとピノのペアは現在絶賛抱卵中。(本物の卵ではなく偽卵を抱いています)
ですが、抱卵していても卵が孵化しないとだんだん飽きてくるので、今日も卵を巣に残して2羽で餌を食べに来ていましたが:.
それでも2羽とも巣にある卵が気になる!!
チラチラと巣のほうを気にしながらササっと魚を食べていましたよ:>>

来園者がトカラヤギと触れ合っている
「トカラヤギの仲良しタイム」
本日来園者の皆さんにふれあいをしていただいたのはメスのヤギたちでしたが、皆さんご家族でヤギたちとコミュニケーションをとっていましたよ:p

お隣の部屋にいるお父さんヤギのだいちはとても人懐こいというとのこと。
皆さんがふれあいをしている頃、だいちは日陰で休憩中。
右に座っているのがだいち、左に立っているのが息子のタイヨウです。
右に父ヤギだいち、左に息子のタイヨウ

「だいち~」と呼ぶと、よく近くに来てくれるのですが・・・
今日はそういう気分ではなかったのか、だいちは立ち上がらず:crazy:
ヤギのタイヨウがカメラに近づいてきた
タイヨウはカメラに入りきらないほど近くに来てくれました:>>
皆さんも、トカラヤギ舎に行ったらぜひ声をかけてみてくださいね;)
近くに来てくれるかもしれませんよ!

モルモットのガイドをしている様子
「モルモット父の日ガイド」も開催。
モルモットのお父さんは、特に育児には参加しません。
出産前から、お母さんモルモットも神経質になるため近くに寄ると怒られてしまうそう・・・。
動物によって子育ても様々ですね。

飼育員がモルモットを抱いている
ベテランお父さんモルモットのはまち。
ふれあいに来た際には探してみてね!!

お父さんありがとうの文字が書かれた撮影スポット
南園休憩所にはお父さん動物のトカラヤギ「だいち」とモルモット「うに」の写真を散りばめた撮影スポットもあります!
父の日の記念に撮影してはいかがですか?

お父さんありがとうデーは明日も開催します♪
明日の詳しいイベントスケジュールは
こちらのブログをご覧ください:p

2024/06/13

「ベンガルトラの臥桜と未桜のお誕生日ガイド」をおこないました

先日6月9日(日曜日)にベンガルトラの双子のきょうだい、臥桜(オス)と未桜(メス)が
19歳の誕生日を迎えました:D:D
現在、この2頭は国内飼育中のベンガルトラの中では最高齢です。
須坂市動物園に来園して16年経ちました。

臥桜♂ 2005年6月9日生まれ
ベンガルトラの臥桜が伏せてくつろいでいるようす

未桜♀ 2005年6月9日生まれ
木漏れ日の下で伏せてくつろぐベンガルトラの未桜

2頭の誕生日にあわせて、6月8日(土曜日)と9日(日曜日)に
「ベンガルトラの臥桜と未桜のお誕生日ガイド」をおこないました♪
2日間で多くの方にお祝いしていただきました\(^o^)/
お祝いにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

ガイドでは臥桜、未桜の2頭それぞれの特徴や2頭の普段のようすなどをお話ししました。
トラの展示場の前でトラのしっぽの写真を見せながら話をしている飼育員とそれを聞いている観客の様子

トラは通常2~3頭の仔を出産するので臥桜と未桜が双子なのはそれほどめずらしいことではありません。
しかし、双子と言っても違うところは結構あるのでそんなお話を…

・しまもようの特徴
しまもようは個体ごとにみんな違います。2頭の見分けもこのしまもようが一番わかりやすいかと思います。
臥桜の両眼の上には丸いもようがあり、未桜の両眼の上には縦3本線もようがまつ毛のように見えます。
※もようは上の写真で確認してみてください
もちろん体のほかの部分のしまもようもそれぞれです。
臥桜のしっぽを真後ろから見ると「の」の字にみえたり、
臥桜のしっぽの先端は薄茶色だけど未桜のしっぽの先端は黒い など。

・肉球の色
普段あまり見ることのできない足の裏の肉球の色、
何色だと思いますか?
黒色をした個体が多い中、未桜は四肢すべての肉球にピンク色のまだら模様があります。
↓こちらの写真は未桜の右前足の裏、肉球の様子です↓
トラの右前足の裏側(肉球)の写真。黒地にピンク色のまだらもようがある

・性格
これは本当におもしろいくらい違います;D
2頭は同じ展示場内に出るので、朝一に出会うと大抵は鼻をフフフンと鳴らして挨拶をします。
しかし、未桜の機嫌によってはいざこざが…
オスの臥桜の方が体が大きいので本気出したら負けないと思うのですが、
臥桜は未桜が攻撃態勢で向かってきてもすぐに後退り→牙を見せる→吠えると降参体勢になります。
前足パンチをし合っても、臥桜のパンチは最初はやさしいタッチで、
それでも未桜が引かないときは時折パコンッ!とツッコミを入れたような音がすることがあるのですが
未桜がダメージを負うほどではなくツメも出てなさそうな感じ。
その逆に未桜のパンチは容赦なし!ツメもしっかり出てるのを見かけることがあります。
たまに小傷をつくって帰ってくることがありますがXX(
平凡な毎日もいいですが適度な緊張感も日々の刺激なのかもしれません。
ちなみに、↓この写真はそれぞれの場所で各々の時間をすごしている落ち着きのようすです:P
おだやかな時間です:P    上段:未桜  下段:臥桜
丸太でできたやぐらの上と下にトラがそれぞれ1頭ずつ寝ている様子

そして、お待ちかねの!おいしい誕生日プレゼント!!
プレゼントは「トリガラと馬骨」です。
まずは小さなトリガラ。精肉過程で出る骨の部分ですがおいしい出汁につかう部分です。
トラは骨もバリバリ食べるのでそのおいしいエキスを丸ごといただきます!

臥桜↓ 大体、先に様子を見に来るのが臥桜。食いしん坊とも言う:>>
アミのところまで来るので鼻のようすや口の中、牙が見えたりします。
飼育員が展示場の網越しに大きなピンセットで肉を差し出しそれをトラが取ろうとして鼻を近づけている様子

未桜↓ 思ってたものと違ったのかしばらく見つめていました(笑) 
    次に出てくる方がお好みのようで:.
網越しに肉を差し出す飼育員と、それを食べに近寄るトラのようす

次に、馬骨を!馬のあばら骨の部分です。
1日目と2日目でだいぶ反応が違ったのでその様子を紹介します。
1日目は誕生日前日ということもあったのでちょっと控えめな肉付きの方を与えました。

1日目 
展示場の格子の上の方から骨を入れます。
2頭でその様子をながめて…(手前が臥桜)
勢いがあるときは臥桜は格子に前足を掛けて上まで取りに来ますが
今回は待ちの体勢でしたのでそのままストンと落としました。
もちろん先にキャッチしたのは臥桜でした!食いしん坊発揮★
展示場の上部の格子から馬骨が入れられる様子を上向きに眺めるトラたち

が、臥桜のとなりにいた未桜が横取り;) 臥桜敗北。。。
↓少し前足でじゃれるようにしながら骨をかじる未桜★ご満悦★
馬骨をくわえているトラの様子
このあとすぐに臥桜にもプレゼントしましたよ。

2日目
誕生日当日だったので、肉付きの多い馬骨を与えました。
↓こちらがプレゼントした馬骨
馬のあばら骨2本が縦にバケツに入っているようす

昨日と同じように格子の上の方から入れようとすると…
臥桜が前足を掛けて上を見ています。
格子に前足を掛けているトラの様子

おっ!臥桜が立ち上がりました!
今日の獲物は確実にゲットしたい様子がうかがえます。(1日目は横取りされたので(笑))
注)未桜もそのようすを横でじっと見ています。

格子の上部からトラのいる展示場に骨が出てきている。それを取ろうと立ち上がっているトラの様子

臥桜、無事にゲットできました!
今日は未桜に横取りされる前にくわえてその場から移動しました。
格子上部に出された馬骨に食いついたトラ、前足を格子にかけて立ち上がっている様子

続いて未桜にも
未桜もやはり2日目の馬骨には昨日よりも集中しているようです。
そして、このあとガイドをしていた私も思わず「おぉ~!88|」とびっくりしてしまったことが!
前足を格子にかけて立ち上がろうとするトラの様子

未桜が立ち上がった!!
格子に前足をかけて立ち上がったトラの様子

未桜が上まで馬骨を取りに立ち上がった!!
このようすはしばらく見ていない光景なのです:idea:
格子上部に出された馬骨に食いついたトラ、前足を格子にかけて立ち上がっている様子
大抵、未桜は「落としてくれるでしょ」と言わんばかりに
下から見つめて待っているのがここ最近のようすなのですが
今日の獲物は少しでも早くつかみたいと思ったようですね。

こちらは未桜が馬骨にかじりつく様子:>>
鼻に筋が出るほど一生懸命かじり付いていました★
捉えた馬骨をかじるトラの様子
2頭はそれぞれ反対方向に離れて取られまいと一心に食べ続けていました。
臥桜はちょっと離れたところで食べていたので良い写真が撮れませんでしたが
おいしそうに勢いよくバリバリ食べていました。
2日目に与えた方の馬骨は噛み砕ける程度の部分だったのでほぼ残るものがありませんでした。

ちょっと話はそれますが…
ガイドの中で、今日与えているものは骨まで噛み砕けるので残るものはほとんどないとお話したら、
聞いていた小学生のお子さんが「トラはエコだね」とひとこと。思わず拍手!
食べ残しもゴミが増える問題の一つですからね:.

今回の誕生日プレゼントは市内のお肉屋さんのご協力で用意することができました!
お肉屋さんにはいつも感謝しております。
19歳という高齢の2頭ですが誕生日プレゼントの馬骨でカルシウムをたくさん摂取して
これからも足腰丈夫に過ごしてほしいものです:P

臥桜、未桜に会いに来てくださいね♪♪

~おまけ~
↓たまーに、2頭一緒にやぐらの上段にいることがありますよ♪♪ 左:臥桜  右:未桜

丸太でできたやぐらの上に2頭のトラが休憩している様子

2024/06/12

オウム・インコデー 解説!!

Permalink 19:35:57, カテゴリ: 動物園つれづれ日記  

6月15日は語呂合わせで「オウム(06)・インコ(15)デー」
この日はオウム・インコの現状を知ってもらおうと日本動物園水族館協会が制定した日です。
オウムインコデー須坂ZOOオリジナルロゴマーク

オウム・インコの仲間は全体の28%が絶滅の危機に瀕していると言われています|-|
なぜそうなってしまったのか、どうすれば絶滅からオウム・インコたちを守れるのか。

ここでは、須坂市動物園で行ったオウム・インコデーイベントの1つ「オウム・インコデーパネル展」で使用したパネルを用いて解説していきます!!

:idea: ①須坂市動物園で飼育しているオウム・インコはご存じですか??
 ルリコンゴウインコ、セキセイインコ、キエリボウシインコ、オカメインコです。
当園で飼育しているオウムインコ

:idea: ②オウムとインコの違いは分かりますか??
 冠羽があるかないかで見た目の判別ができます。他にも、胆のうの有無、身体の作りに
 違いがあります。
オウムインコの違い

:idea: ③オウム・インコデーってなんでしょう?
 多くのオウム・インコの仲間は絶滅の危機に瀕しており、この現状を知ってもらう日です。
 6月15日を語呂合わせでオウム(06)・インコ(15)デーと動物園水族館協会が定めています。
オウムインコデーってなに??

:idea: ④絶滅の危機、どうして? その1
 オウム・インコの仲間は色鮮やかな種類が多く、鳴き声でコミュニケーションをとるため、
 人間と暮らしていると人間の言葉を話すようになります。
 そんな魅力的な鳥たちをペットにするための乱獲や密猟、密輸がおこっています。
 結果、野生の個体数が激減し、絶滅の危機に。
絶滅の危機、どうして?

:idea: ⑤日本にはオウム・インコの仲間はいない
 日本にはたくさんの野鳥がいますが、オウム・インコの仲間は元々生息していません。
 現在はペットとして飼われていた個体が逃げ出し、外で大繁殖。
 オウム・インコの仲間は鳴き声でコミュニケーションをとるため、鳴き声がとっても大きい...。
 騒音問題にもなっています。
 また、排泄する糞尿も衛生的な問題になっています。
日本にオウム・インコの仲間はいない

:idea: ⑥「飼う」ということのリスク
 ペットにしたいと思うことは自由ですが、ペットとして入手しようとすることでその動物が死んでしまったり、
 生息地を破壊してしまうかもしれないのです。
 行動に移す前に、よーーーーーーーく考え、調べてみましょう。
 かわいいから手元に置きたいではなく、守りたいと思ってもらえると、
 今後もオウム・インコの仲間が私たちと同じ地球で生きていくことができます。
大切なのは想像力

:idea: ⑦絶滅の危機、どうして? その2
 家や紙の材料として使用される木材を確保するため、オウム・インコの住処の森の木を
 人間が刈り取ってしまいます。
 そうすると、住処を失った鳥たちは帰る場所がなく、また繁殖する場所がなくなってしまいました。
 結果、子供が生まれず数が減り、絶滅の危機に追いやられました。
絶滅の危機、どうして?その2

:idea: ⑧日本と海外の森の状況は同じではない
 木材を使用するためにオウム・インコ生息地が壊されています。しかし、ここで誤解してはいけません。
 「木を切る=森林破壊ではないのです」
 日本は世界的に見ても森林が多い森林大国であり、木を植え、間伐し、日の光を入れ、木を切り、
 また新しい木を植えることで豊かな森が保たれています。
 いわゆる人工林です。これをしっかり管理することで、日本の森に住む野生動物が住みやすい環境にもなります。
 木を切ることを悪いことと思い込んでしまうと、日本の森を壊すどころか海外の森林破壊にも繋がります。
日本の森と海外の森、同じではない

:idea: ⑨では、そもそも森林破壊とはなんでしょう?
 森林破壊とは、「人間の都合で森がなくなってしまう事」「弱くなってしまう事」です。
 森が無くては森を住処にする動物たちは生きていけません。
 「木を切って管理すること」と、「森を切り崩してしまうことは」「人工林を放置すること」はまったく違うのです。
 森林大国の日本では、「木を切って管理すること」が森林破壊を食い止めるカギになります!
森林破壊って何?

:idea: ⑩日本の森林破壊は海外の森林破壊へ繋がる
 日本は木がたくさん生えている森林大国です。昔から日本人は「木を切る・植える」を繰り返し、
 今でも十分に成長して使える木がたくさんあります。
 にも関わらず、「海外から木を輸入しているのです」。
 日本に使える木があるのに、なぜ海外から買うのでしょうか?
 それは、高齢化で人工林の手入れが行き届かない、林業の後継者不足などが原因で、
 海外から木材を輸入した方がコストが安いためです。
 そうすると海外の森林破壊が進んでしまいます。

 日本や世界へ輸出する木材を確保するため、オウム・インコの生息地が破壊されます。
 日本の森の問題は、日本だけの問題ではなく、海外の森・動物にも影響しているのです。
 「日本産の木材を利用する」ことが、日本・海外の森林破壊を食い止めることに繋がります!
日本の森林破壊は海外の森林破壊につながる

:idea: ⑪日本にオウム・インコが生息していなくても、無関係ではない。
 日本へペットとして売るための誘拐や巣の破壊、日本へ木材を売るための森林破壊。
 「海外の話だから関係ないという事はありません!」
 オウム・インコに限らず、海外の動物が絶滅の危機に晒されることに日本も関わっているのです。
日本の環境問題が、海外の動物をも苦しめる

:idea: ⑫では、何ができる??
 国産の木を使った物を買いましょう!使いましょう!
 国産林を使用した「割りばし」・「家」・「家具」・「食器」などを選び、消費しましょう。
 そうすることで日本の森には新たに木が植えられ、整備され、動物が暮らしやすくなります。
 そして、海外からの木材の輸入を止めることができれば、オウム・インコだけでなく、
 海外の動物たちの生息地の森林破壊を止めることに繋がるのです。
できる事

:idea: ⑬まとめ!私たちにできることは??
 オウム・インコは全体の28%もの種が絶滅の危機に瀕しています。
 乱獲や環境破壊など、原因は私たち人間です。
 「資源を大切にする」「リサイクルの意識を持つ」「国産林の管理・利用」
 現状を知り、意識して行動することで、日本の動物も、海外の動物も守ることができます。

 これからも動物たちと同じ地球で生きていくために。
 できることを一緒にやっていきましょう!
まとめ

須坂市動物園で飼育しているオウム・インコにも会いに来てくださいね♪

≪セキセイインコ≫
カラフルでにぎやかな18羽を飼育しています!
セキセイインコ

≪オカメインコ≫
レモンとクリームの2羽を飼育しています!毎日小競り合いしています。
オカメインコ

≪ルリコンゴウインコ≫
独り言多めのソラ(オス)を飼育しています!
ルリコンゴウインコ

≪キエリボウシインコ≫
50歳以上のタロウさんを飼育しいています!
昔はおしゃべりしたそうですが、今は聞き専です!
キエリボウシインコ

キエリボウシインコのタロウさん以外は本園「とりっこ村」で会うことができます!
タロウさんは天気の良い日にホンドタヌキ舎とワオキツネザル舎の間にいますよ♡

どんどん文字数が多くなってしまいました…。
分からないこと、疑問に思ったことがあると思います。
その時は、調べたり、須坂市動物園の飼育員に質問しに来てくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。

2024/06/11

「先日6月6日は!ヒツジの日でした。」

Permalink 14:41:44, カテゴリ: 動物園つれづれ日記  

1年間、365日で毎日何かしらの記念日があります。例えば、10月4日は、世界動物の日:)
動物以外でいえば11月22日のいい夫婦の日が有名ですね!!!
そして先日6月6日はヒツジの日でした!!!
ヒツジの日お知らせ看板
↑ヒツジの日イベント告知看板
なぜヒツジの日なのかといいますと…!!!数字の6がくるっと巻いたヒツジの角にみえることから2010年に日本記念日協会に認定されました。
ヒツジの日ということで須坂市動物園では先着5名様限定で「ヒツジの毛をリメイクしよう第2弾」という羊毛フェルトのイベントを行いました。
平日ということもあり、5名様に参加していただくのは厳しかったのですが、素敵なご家族が参加して下さりイベントを企画してよかったなーと思いました。
体験の様子
↑体験の様子
一生懸命ウサギさんを親子で作成している様子を見て、私自身もまた1人でも多くの来園者の方々に楽しんでもらえるような企画を考えたいなと思いました。羊毛フェルトのイベントも機会があれば第3弾をできたらいいなと考えていますのでその時はぜひ皆様ご参加ください。
完成したウサギ
↑完成したウサギ
当園では、コリデール種といったヒツジをオス3頭メス2頭飼育しています。
オスヒツジ
↑当園で飼育しているオスヒツジ個体名:しずく
コリデール種の特徴は、ニュージーランド原産で角がなく顔が白いことです。(※稀に黒い個体が居ます。)
ヒツジの品種は全部で2000種以上おり、人気アニメひつじのショーン君はイギリス原産のサフォーク種で顔が黒いことが特徴です。(※稀に黒ではない個体もいます。)
ひつじのショーン君は尻尾がありますが、当園のヒツジは断尾と言って尻尾を切断したので尻尾がありません。なぜ尻尾を切ったのかといいますと、ヒツジは毛が伸び続けます:lalala:
それと同じように尻尾の毛も伸び続けるので、尻尾の毛がだんだん伸びてくると糞尿付着してしまい衛生的によくないこと、メスは出産時に尻尾が邪魔になることから断尾をしています。
最後に当園で飼育しているヒツジたちをご紹介します。全頭ご紹介していると長くなってしまうのでメス2頭のご紹介をします。(オスヒツジたちは今後xなどでご紹介していきたいと思います。)
まず当園にいるヒツジたち4頭の母であるCOCOちゃん!!!!!!
メスのCOCO
↑COCO
2010年3月23日生まれで今年で14歳になりました。食欲旺盛でたくさん餌を食べています。お顔の特徴は、白い肌にお鼻のあたりにそばかすのような斑点模様があります!
餌にがっつきすぎてお口の周りも常に汚れています((笑))
次に末っ子青空ちゃん2020年3月15日生まれで今年で4歳になりました。
メスヒツジの青空
↑青空
COCOの娘なのですが体の大きさからCOCOの母?やCOCOの旦那さん?と間違えられています。性格はとっても甘えん坊で常に母COCOと行動を共にしています。親子仲睦まじくて微笑ましいです!!!ぜひ皆さんも須坂市動物園にご来園の際は、かわいい5頭のヒツジたちを眺めてのんびりして行ってください!皆様のご来園お待ちしております!

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