「国際交流&修了式」 ~小中学生ボランティア体験教室最終回~ 開催しました!
5回シリーズで開催した「小中学生ボランティア体験教室」最終回「国際交流学習」を仁礼コミュニティセンターで開催。小中学生17名と高校生・OBスタッフ5名が体験!
【インドネシア料理つくり&食事会】
「にほんごスペースつなぎめ」の日本語教師、上原龍彦さんご紹介の、バンバン・ヘルマントさん(インドネシア出身須坂在住)に伝統料理「ナシゴレン」と「ガドガド」を教えてもらい挑戦!
バンバンさん
上原さん
「インドネシアの料理はおもしろい味や、からいイメージがあるけど、とっても美味しかったです」(小6)
「知らない調味料を使って知らない料理を作れるのが楽しかった。他国の文化が知れて良かった」(中1)」
【国際学習】
食事会の後は、Jica青年海外協力隊を務めた三澤政俊さん(立志館高校教諭)を講師に迎え、マーシャル諸島共和国とミクロネシア連邦の生活や文化、海外協力隊の活動の話しを聞きました。
三澤先生は海外で学んだ事として、異文化理解の重要性をお話ししてくださいました。
異文化理解とは、お互いを認め合う事。そこには優劣が無い。しかし現実は、優位性の誇示、マウントの奪い合い。
異文化を認めない社会は野生動物の世界。命を奪い合う事も珍しくない。
お互いを認めてもらえない社会、そんな社会を作ってはいけない!異文化理解を進めなければ、人類の未来は無い。と
世界には日本と違うさまざまな文化があること、平和が何より大切であることなどを学びました。
「海外の人と友達に私もなりたいと思いました。また、どんな活動をしているのかなどがわかりました。本日はありがとうございした!」(中3)
「マーシャル語がとても面白かったです。差別がなくて良い島だと思いました」(小6)
【小中学生ボランティア体験教室 修了式】
8月から始まったこの体験教室も全5回。須坂市社会福祉協議会の豊田会長から一人ひとり修了証を授与されました。
「小学生や他の中学生と仲良くなってとても楽しかったです。もっといろいろなボランティアをやってみたかった。これからも積極的にやりたいです!」(中3)
「知らないことばっか体験するので毎回ワクワクして来ています。全部楽しくて、また来たいと思いました」(小6)
「ボランティアはすごい!」(小5)
勝山教育長からは、「天国と地獄のロングスプーン」の寓話をお聞きしました。
それは、天国でも地獄でも、人々に与えられた条件は全く同じで、違っていたのは、人々のあり方だけだった。つまり、その世界が天国なのか、地獄なのかを決めるのは、そこにいる人々に委ねられている。皆が幸せに生きていける道が必ずあるはずです。助け合うことや人を思いやることの大切さをお話しいただきました。