澄み切った青空のこの日、屋部町赤十字奉仕団様の研修会で、「避難所体験ゲーム」が開催されました。
いつやってくるかわからない災害時に備え、避難所を設置する立場になって(今回は小学校という設定)受付場所はどこがいいか?から始まって、炊き出し場所やゴミ集積所の位置などを考えているうちに、避難者の方々が続々と見える、という設定です。
いくつかある部屋(教室や体育館など)に避難されて来た方の場所を決めていきますが、足の不自由な方や妊婦さん、ペット連れの家族、インフルエンザの患者さん、又はご家族と離れてしまった方など、条件はそれぞれ。
そのうちに、トイレの水が出ないという苦情が来たり、人数に満たない分の食料品や暖房器具などが届いたりします。その都度適切、かつスピード感を持って対応しなければいけません。今回は一人一人の判断で行いましたが、グループになって、いろいろな意見を出し合いながら考えていく事も勉強になるとのことでした。
日頃から地域ごとにこのような話し合いがされていたら、もしもの時は、きっと役に立つと感じて帰ってきました。