コロナ禍でも変わらず災害への備えを忘れないため、また近所の方ともなかなか会えない閉塞感を少しでも和らげるために、昨年に続き本上町で防災訓練が実施されました。
今回は起震車(地震体験車)を用い、関東大震災やスマトラ島沖地震など、過去の地震の揺れを再現する疑似体験ブースを設置。体験した方からは「揺れが何度も続き、実際の時間より長く感じた!」「来るとわかっていても力が入り、机を掴んでいた手が痛くなっちゃった。」といった感想が聞かれました。
また、本上町日赤奉仕団によるハイゼックス(非常用炊飯袋)を使った炊き出し訓練と、調理したごはんとカレー、肉じゃがのふるまいも行われました。作り方は袋に具材と水を入れて約30分煮るだけで、個包装になっているため衛生面でも安心です。
そのほか消防車の見学や記念撮影、須坂市による特殊詐欺被害防止の啓発活動なども併せて行われた今回の防災訓練は、合計で121名の区民の方が参加。混雑を避けるために自由参加・自由解散の形をとり、受付では検温と手指消毒を行うなど、しっかりと感染予防対策を取りながらの開催となりました。