須坂市動物園日記 - 須坂市動物園飼育スタッフから情報発信!
須坂市動物園日記
カテゴリ: フレンZOOすざか
2023/04/30
GWイベント「二ホンイヌワシのクイズラリー」
GWイベントで行っている「二ホンイヌワシのクイズラリー」をご紹介!
こちらの「二ホンイヌワシのクイズラリー」は、絶滅危惧種・二ホンイヌワシに注目した〇×クイズ
二ホンイヌワシは、翼を広げると2m、体重も3㎏~5㎏ととっても大きい!
長野県にも生息していますが、その生息数はかなり少ない...。
まずは、そんな二ホンイヌワシについて、楽しく知ってもらいたい!ということで、
クイズラリーにしてみました
クイズを通して、二ホンイヌワシについてもっと興味を持ってもらえると嬉しいです
まずはヒント用紙を手に入れよう
用紙には、クイズがある「場所」の「ヒント」が書かれており、
そのヒントを頼りにクイズを探します!!!
用紙は本園・南園の券売所付近に置いてありますので、ご自由にお持ちください
白黒なので、持ち帰ってぬりえにしてくれると嬉しいです
答えはめくると分かります!
正解の解説も書いてありますよ~
全部で5問
須坂市動物園に隠されたクイズを探して、二ホンイヌワシについて詳しくなろう!
※用紙がなくても参加できます!クイズを見つけたら、ぜひ答えてみてくださいね♪
こちらはGW以降も行う予定ですので、予定が合わない...という方はご安心ください
2023/04/25
世界ペンギンの日イベントを行いました!
本日4月25日は「世界ペンギンの日」!
この時期に南極基地にアデリーペンギンが現れることから、基地の研究者がこの日を世界ペンギンの日と名付けました!
ペンギンという生き物は、全部で18種類いる。というのはみなさんご存じですか??
南極大陸から赤道にかけて、南半球にのみ生息しているんです
可愛くて、てちてち歩き、滑ったり、泳いだり、喧嘩したり、子育てしたり、ラブラブしたり...
魅力たっぷりのペンギンですが、半分以上の種類のペンギンが絶滅危惧種に指定されているんです。
地球温暖化、人間の活動による生息環境の悪化、餌不足、重油問題...
様々な要因がペンギンたちを苦しめているのです。
この日は、そんな「ペンギン」について考える日でもあります
ペンギンを守るためにできることをこの機会にみんなで考えてみてください
須坂市動物園では、先週の4月18日(火)から25日(火)まで「世界ペンギンの日イベント」を行っていたので、そちらも紹介します
①「フンボルトペンギンのパクパクタイム~世界ペンギンの日バージョン~」
ほぼ毎日行っているフンボルトペンギンのパクパクタイムをクイズ付きで行いました!
・魚を食べる時は頭から?尻尾から?
・泳ぐとき使うのは翼?脚?
・油を分泌するのはどこ? などなど…
また、もともと予定にはありませんでしたが、インスタライブ配信も行いました。
こちらはアーカイブが残っていますので、今からでもご覧いただけます
ぜひクイズに答えてみてくださいね
②「フンボルトペンギンのすんでいるとこ、こんなとこ!」ぬりえ
ペンギンといえば、氷に囲まれた大地を想像する方も多いと思いますが、
フンボルトペンギンの生息しているところはサボテンが生えるような温かく乾燥した地域
そんなフンボルトペンギンの生息環境をぬりえでお楽しみいただきました!
こちらはしばらく、本園のふれんZ001階に置いてありますので、ご自由にお持ちください
③「もっと知りたい!フンボルトペンギン!」パネル展示
フンボルトペンギンの生息環境や、絶滅危惧種になってしまった経緯をイラストで分かりやすく解説
(上記にあるイラストはほんの一部です)
こちらも明日以降も展示していますので、ぜひご覧ください
また、書ききれなかった内容を少しずつ増やしていく予定ですので、こちらも要チェック!!
これからも、フンボルトペンギンの魅力をどんどんお伝えしていきます!
みなさんも、ぜひお近くの動物園、水族館、もちろん須坂市動物園にも足を運んで、ペンギンについてもっと知ってみてくださいね♪
2023/04/18
「生き残れ!!二ホンイヌワシすごろく!」開催!
厳しい自然の中で生きる、絶滅危惧種・二ホンイヌワシ。
翼を広げると2mある大きな体、3㎏~5㎏ある体重、鋭い爪、大きな瞳...
とっても迫力のある二ホンイヌワシが、この日本に生息しています。
しかし、二ホンイヌワシは絶滅の危機に瀕しているのです
色々な要因が二ホンイヌワシを絶滅へと追いやっていますが、これをじっくり解説するには時間が足りない...
二ホンイヌワシのことをもっと詳しく、でも楽しく、学んでもらいたい
ということで...!!
「生き残れ!!二ホンイヌワシすごろく!」
開催します!!
日にち:第1回 2023年4月22日(土)
時間:10:30~ 約30分
場所:本園中央休憩所
参加人数:先着4名 (保護者、家族の付き添い可)
※第2回目以降の開催はTwitterなどで告知します。
「二ホンイヌワシの生存すごろく」を使用し、遊びながら二ホンイヌワシの現状学ぶことができます
すごろくの提供:鳥海南麓自然保護官事務所・猛禽類保護センター様
すごろくのコマは、須坂市技術情報センターのレーザー加工機で作成したオリジナルマグネットを使用!
こちらは参加者に参加賞として差し上げます
材料の提供:「中京大学兼松研究所」様
★こちらのマグネットのデザインはオープンデータ(CCBY)としてご利用いただけます。
オープンデータとは...?
誰もが自由に使うことができ、再利用や再配布ができるデータです。
利用する際はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従って、
作者の名前(ニックネーム)を残すというルールがあります。
利用される場合は「CCBY須坂市動物園」など、須坂市動物園の
オープンデータであることが分かるよう明記してください。
須坂市動物園HP「イヌワシのイラストのオープンデータ」はこちらをクリック
お子様から大人まで!どなたでも参加可能ですので、気軽にご参加ください!
2023/03/31
「シロフクロウ・ムース♂」1年間ありがとう!任期満了!
2022年度代表動物 シロフクロウ「ムース」任期満了になりました
春に行われた代表動物選挙2022で当選を果たしたオスのシロフクロウ、ムース
真っ白な体に、きれいな色の瞳、もふもふな脚など、たくさんの魅力でたくさんの人をくぎ付けにしてきました。
そんなムースは1年間、須坂市動物園の代表動物として園の「顔」を務め、3月31日をもって任期満了を迎えることができました!
ムースに投票してくれた皆様、ムースのイベントに参加してくれた皆様、ムースを応援してくれた皆様、ありがとうございました!!
ムースは公約に、当選したら「猛禽類を盛り上げるイベントをやりたい」と掲げていたため、様々なイベントを行ってきました。
1年間行ってきた取り組みについて、まとめてご紹介します
イベント第1弾「ムースの着任式」
こちらは4月7日にインスタグラムのインスタライブにて、ムースの着任式を行いました!
今からでも見ることができるので、観ていないという方はぜひご覧ください
シロフクロウやムースの紹介などのお話もしていますが、何よりシロフクロウをアップで見ることができます
イベント第2弾「ムースの名刺配り」
当園のHPにあるオープンデータからいつでもダウンロードできます!
2次元コードからも読み取れます↓↓
イベント第3弾「ムースの猛禽だより」☆塗り絵にもなるよ☆
猛禽類とは?どんな生き物?どれくらいいるの?須坂市動物園にはどんな猛禽類がいるの?などなど。
皆さんが気になっている猛禽類のあれやこれをまとめたチラシ、題して「ムースの猛禽だより」を配布しました!
こちらは担当飼育員が頑張って書いた手書きです
こちらはすべてオープンデータからもダウンロードすることができます。
「ムースの猛禽だよりNo,1」では「須坂市動物園で飼育している猛禽類紹介!」
こちらは当園で飼育している猛禽類たちを紹介しています。
当園へ来た理由や、個体の性格などついてまとめました
「ムースの猛禽だよりNo,2」は「フクロウについて」「シロフクロウについて」
猛禽類の一種である「フクロウ」、「シロフクロウ」について詳しくなれる内容となっています
「ムースの猛禽だよりNo,3」は「タカの仲間について」、「二ホンイヌワシについて」
タカの仲間や二ホンイヌワシについて詳しくなれる内容となっています!
2次元コードからも読み取れます↓↓
イベント第4弾「ムースのクイズをさがせ!」
紙に「クイズがある場所のヒント」が書かれており、それを頼りにクイズを探して答えるという内容です
用紙は白黒のムースをデザインしているため、こちらも持ち帰って塗り絵にもできます(シロフクロウなのでほぼ白ですが…)
他にも、猛禽類について知ってもらうための看板作成や、猛禽類のごっくんガイドなども行いました!
猛禽類のごっくんガイドは、シロフクロウ、二ホンイヌワシ、トビについてガイドをし、その後餌を食べている様子を観察することができます。
時間の関係上、ガイドは参加者の皆様から多数決をとり、1番多かった1種をメインにガイドをしています
こちらは現在二ホンイヌワシの繁殖期のため中止していますが、繫殖期が過ぎてから再開いたします!
このように、シロフクロウをはじめとする猛禽類について知ってもらうきっかけになるようなイベントを行ってきました。
シロフクロウは須坂市動物園の入口から入って1番最初にいる動物で、皆さんを仏のような顔でお出迎えし、帰りも仏のような顔でお見送りするという重大な任務を遂行しました
6月にはスフレという子供も授かっています。
また、たくさん食べて元気に過ごすという1番大切な仕事も全うしてくれました。
これでムースの2022年の代表動物としての任務は終了になりますが…
・
まだまだ猛禽類のイベントやりたいですよね?
もっと猛禽類について知りたいですよね!?
・
任期は終わっても、猛禽類について知ってもらうためのイベントはまだまだ考案中です!
これからも、みんなの人気者としてシロフクロウ・ムースをよろしくお願いします!!
1年間、ありがとうございました!!
2023/03/25
「世界ペンギンの日」イベント開催!
4月25日(火)は「世界ペンギンの日」
毎年、南極基地で4月25日の前後にアデリーペンギンが現れたことから、基地の科学者たちが「世界ペンギンの日」と祝ったのが始まりです。
現在では、ペンギンについて詳しく知ってもらおう!と、この日に全国の水族館・動物園でペンギンのイベントを行っている園館が多くあります。
ペンギンといえば、てちてち歩く、飛ぶように泳ぐ飛べない鳥、魚を食べる、などは知っている人は多いと思います
でも、ペンギンはそれだけではありません!!
・ペンギンといえば南極よりニュージーランド。
・北極にはペンギンがいない。
・南極で繁殖するペンギンは2種類だけ。
・18種類のペンギンがいる。
・森林に住むペンギンがいる。
・人間の歴史より、ペンギンの歴史の方が遥かに長い。
などなど、皆さんがイメージするペンギンとはだいぶ違いますよね
こう聞いてみると、こんな不思議に満ちたペンギンについてもっと興味が出てきませんか??
世界ペンギンの日をきっかけに、ペンギンをもっと好きになりましょう!
そして!!
須坂市動物園でも飼育している「フンボルトペンギン」も実は絶滅危惧種!
野生下では極端に生息数が減っているんです。
そんなフンボルトペンギンたちについて楽しく学べるイベントを須坂市動物園でも開催します
~世界ペンギンの日イベント~
期間▶4月18日(火)~25日(火)①フンボルトペンギンのパクパクタイム~世界ペンギンの日バージョン~
いつも行っているパクパクタイムをクイズ付きで行います!
時間▶13:10~
場所▶フンボルトペンギン舎②もっと知りたい!フンボルトペンギン!(パネル展示)
フンボルトペンギンについて分かりやすく解説したパネル展示。
時間▶終日
場所▶フンボルトペンギン舎③フンボルトペンギンのすんでいるところ、こんなとこ!(ぬりえ)
フンボルトペンギンの生息環境を分かりやすいぬりえでご紹介。
時間▶終日
場所▶本園中央休憩所(持ち帰り可)
※イベント内容は、変更や中止になることがあります。
期間は1週間ありますので、ぜひ須坂市動物園に遊びに来てください!
ペンギンたちと、お待ちしております