9月18日（水曜日）ニホンジカの『いずみ』ちゃんが息を引き取りました。
死因は現在調査中です。

2日前までご飯をモリモリ食べていたいずみちゃん。
突然のお別れでした…。
亡くなる前の日、起立不能、元気消失、食欲不振の症状が見られ、すぐに獣医による処置が始まりました。点滴などの処置を施しましたが、18日の朝死亡を確認しました。

今年の6月に23歳の誕生日を迎えたいずみちゃん。
ニホンジカの寿命は15年前後と言われており、寿命を全うしてくれました！
先日のご長寿イベントでは沢山のお客様にいずみちゃんの紹介ができてとても嬉しかったです！！

いずみちゃんは本園のシカ舎で群れの一員として生活していましたが、上手く馴染めず、南園でヤギやニワトリ、トナカイたちに囲まれながら穏やかに暮らしていました。

とても臆病な性格で、飼育係にもなかなか気を許してくれませんでした。少しずつ距離を縮め、触らせてくれるようになりました。白内障を患ってからは、苦手な目薬も毎日頑張っていたいずみちゃん。本当に偉いです。苦手なことから逃げず向き合っていくことの大切さをいずみちゃんが教えてくれました。

元気にモリモリご飯を食べる姿はとても愛おしかったです。
長きに亘り、いずみちゃんを可愛がり、愛していただきありがとうございました。

いずみちゃん、ありがとう。

2024年9月22日（日曜日）より、南園ニホンジカ舎前にて献花台とお別れノートを設置します。
※雨天時はウズラ舎前（南園ニホンジカ舎向かい）に設置します。