須坂市動物園日記

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投稿の詳細: ハッカンのブレッド(メス)が老衰のため亡くなりました。

2024/07/16

ハッカンのブレッド(メス)が老衰のため亡くなりました。

2024年7月13日(土曜日)の朝、メスのハッカン「ブレッド」が亡くなっているのを発見しました。
老衰と思われます。
平均寿命は約10年と言われている中で21歳、とっても長生きをしてくれました。
ブレッド

2003年に当園で生まれ、オスのライスと共に生活をしていました。
2017年にはとりっこ村へ移動し、インドクジャクやキンケイ、オシドリたちと一緒に広々生活をしていました。

高齢になり、本来メスのハッカンは茶色ですが、2021年あたりから徐々にオスと同じ白い模様になっていました。
メスのホルモンが減少したことによるオス化だと思われます。

本来の茶色いブレッド
茶色いときのブレッド

目もあまり見えなくなり、他の鳥たちに攻撃されないようにルリコンゴウインコの獣舎でのんびりライフを送っていました。
砂を突いたり、水に足を入れたり、うつらうつら眠ったり…
前日まで食欲旺盛で、21年という生涯の最後を見届けることができました。

たくさん可愛がっていただき、ありがとうございました。