須坂市動物園日記

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投稿の詳細: 須坂市動物園飼育員の負傷事故について

2022/10/18

須坂市動物園飼育員の負傷事故について

【事案の概要】
2022年10月16日(日)午後3時45分ごろ、男性飼育員がニホンツキノワグマに
右手人差指付近を咬まれ負傷する事故が発生しました。

飼育員の不注意により、飼育員がクマ舎の檻の外側からクマの鼻を
撫でようとしたところ右手人差指付近を咬まれました。
直ちに病院に直行し治療をしていただき、
幸いにも人差指、骨等に損傷は見られず、人差指爪の挫滅創の負傷と思われます。

【飼育動物の概要】
ニホンツキノワグマ(特定動物) オス(5才)愛称:ケン
2017年3月、上田市内の山林内で保護され、
傷病鳥獣救護依頼に基づき、須坂市動物園で飼育中。

【当面の方針】
いつも須坂市動物園を応援してくださる皆さま、
各動物園の皆さま、動物に携わっている関係者の皆さま、
ニホンツキノワグマに携わる皆さま方、
今回は多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと大変申し訳ございませんでした。

今回の事故は飼育作業外での事案であり、あってはならない事故でした。
また飼育管理マニュアルを守っておらず、「慣れ」や「油断」など不注意が事故の原因であり、
今後は適切な飼育管理をおこない、
飼育員一同危機管理意識を持って再発防止に努めてまいります。

なお、須坂市動物園は通常通り開園し、
今後もニホンツキノワグマの展示をおこなっていく予定です。