ついに！
須坂市動物園名誉園長「ハッチ」の血族であるアカカンガルー「イッチ」と「おとひめ」の子供≪ハッチのひ孫≫が１０月１８日、母親の袋（育児嚢）から顔を出すのを飼育員が確認しました。

メスの「おとひめ」が５月１１日に出産した子供が元気に育ってくれました。
（成長の経過はこちらでご覧くださいhttps://blog.suzaka.jp/zoo/2019/10/10/p36931）

当園では、アカカンガルーの子供は、母親の袋（育児嚢）から顔を出すところを担当飼育員が初めて確認した日を“誕生日”としているため、１０月１８日生まれとなります。
まだ頻繁に顔を出しているわけではないですが、よく観察していれば来園者の方でも運よく赤ちゃんカンガルーと対面できるかと思います（本日もお昼過ぎにひょっこり出ていました★）

なお、親から離れるようになり雌雄がわかった段階で、来園者の皆様に愛称を付けていただくイベントを予定しております。
素敵なお名前考えておいてくださいね

以前からお知らせしておりますが、今回誕生した子は母親の「おとひめ」から生まれた直後、育児嚢に自力で入ることができず地面に落ちてしまっていた個体です。どうなってしまうのかと不安でしたが無事「誕生日」を迎えることができました。ひと安心しながら、この赤ちゃんカンガルーの生命力と頑張りに感謝しています。

台風１９号の被害で悲しい話題が多い日々ですが、被災された方も、心を痛めている方も、少しでもこの赤ちゃんカンガルーに癒されたり励まされたり、元気づけられて頂けたら幸いです。