８月１２日の早朝にフンボルトペンギンが脱走し、その対策を
実施していましたが今朝二度目の脱走があり、またも動物園
の前にある竜ヶ池にいるところを発見し、職員がボート５槽
出し、発見から１時間後に捕獲し、ペンギン舎に戻しました。

今回は前回脱走され場所へは入らないような対策を行っていました
ので別の箇所から出たと考えておりますが、場所の特定には
いたらず、下記の写真にあるように「ここは出ないであろう箇所」
も全て塞ぎ、一週間ほど早朝から監視することとしました。

アクリルボートの下の８ｃｍの隙間を埋めて、顔すら出せないように
したり、前回出たであろう岸壁に見立てた階段部への侵入すらできないよう
に特定の箇所の封鎖をしています。

また、前回出たであろう箇所は階段すら上がれないので
ここまで到達できないようにはしましたが、どうにかして上がって
しまった場合は園路側には出ないようアクリル板を固定。
さらに、その下のにくぐると抜け出せる箇所（今回はこの場所が
出た場所だという可能性が濃厚）にはベニヤ板を固定し
くぐれないような処置を行いました。
（写真下部）

今朝、捕獲後も対策を施した隙間にペンギンを通そうと試みましたが
頭は通っても、相当な力をかけない限りは抜け出せない隙間
ではありますが、知恵比べではありませんが可能性が見られる
箇所を全て塞ぎこむことで獣舎外へ出ることを防ごうと思います。

再発防止には努めていましたが、本日このような結果になり
本当に申し訳なく思っております。今現在部材が揃わないため
まずは脱走防止の措置をこのような行っていき、しばらく
早朝の動きなどを観察したいと思っています。