人気のウォーキングイベント「大人の社会見学」の第3弾!
11月16日(水)にカントリーウォークも取り入れた盛りだくさんの
内容の「大人の社会見学&カントリーウォーク」が開催され、
12名にご参加いただきました。
落ち葉のジュウタンが美しい湯っ蔵んどさんを出発し、大笹街道とりんごや
柿がなる農道を歩いていると美味しい香りが・・・ 最初の見学先、長野興農さんに到着!
長野興農さんは昭和39年に設立、須坂工場には果樹の搾汁ラインや
なめ茸等の加工ラインがあります。
まずは作り方や加工の歴史、製造の工夫や苦労など、なめ茸やりんご
ジュースについて学びます。
なめ茸といっても2種類あり、茸めしの素となめ茸茶漬の違いは
固形分の違いなんだそうです。今の時期は1日で2500ケース分
できるそう。ということは、1ケースが15本だから・・・
なんと1日で37500本 すごい数ですね。
りんごジュースはビタミンCを入れずに作る特殊製法なんだそうです。
参加者からは「どこで買えるの?」と早速質問がでていました。
ちなみに、長野興農さんのなめ茸が買えるホームページはこちら
http://www.naganokono.co.jp/
そして白衣と帽子をかぶり、衣服についたごみを風で飛ばす部屋に
入ったり、指定された秒数ずっと手を洗浄してからお待ちかねの工場見学へ。
空のビンになめ茸が入ってふたをして・・・という一連の作業を見せて
いただきました。どんどん出来ていくのが面白くてずっと見ていても
飽きないね、とみなさんおっしゃっていました。
たくさんダンボールが並んでいます。さすが1日2500ケースはすごい!
なめ茸とりんごジュースのお土産をいただき、工場見学の後もまだまだ
質問が続きましたが、予定時間を過ぎてしまい、後ろ髪をひかれつつ出発です。
次の糀屋本藤醸造舗さんまでカントリーウォークを楽しみます。
紅葉すすむ山々と遠くに雪化粧をした根子岳を眺めることができました。
ウォークの楽しみのひとつはガイドさんの楽しくてためになる案内です。
これは岩船地蔵さん。他にも邑守神社など、普段車で通ってしまって
気がつかなかったところや、あることは知っていてもどんなところか
知らなかった場所など詳しく説明してもらいました。
たっぷりカントリーウォークを楽しんで、2番目の大人の社会見学先、
糀屋本藤醸造舗さんに到着です。
糀屋さんは明治2年の創業で、信州須坂老舗百年會の会員です。
つい先日は平成28年度、第66回長野県みそ品評会で「長野県知事賞」を受賞されました。
糀屋本藤醸造舗さんのホームページ
http://528.jp/
お店につくと早速工場見学です。4代目の社長にご案内いただきました。
糀屋さんは国産・手作り・天然醸造にこだわり、原料購入から製造・販売まで
いっさいをご家族で切り盛りされています。
機械を導入している部分があっても必ず人がかかわっているのだそうです。
さすが糀屋さん!糀がたくさんならんでいます。
「コウジ」と言っても漢字の種類がいくつかありますが、「糀」の
由来はご存知でしたか?この「糀」は「米」のまわりに咲いた「花」
のようだからなんですって。このほかにも赤味噌と白味噌の
作り方の違いも教えていただきました。
工場内には明治・大正時代から使っている古い木桶が並んでいます。
現在大きな桶を手に入れるのは難しいそうで、大切に使っていらっしゃいます。
この桶から人力でお味噌を出すのだそうです。桶の底にたまるみそだまりは
天然だとまろやかで美味しいそうで、懐かしがる参加者もいらっしゃいました。
糀屋さんではすてきなおもてなしをいただきました
その中でも甘酒は特に人気で、今まで苦手意識があった方も喜んで
いらっしゃいました。その後のお買い物タイムでは長野県知事賞を
とったお味噌や甘酒、納豆を皆さん買っていました。
ここでももっとお話を聞きたいのに時間切れのため、またまた後ろ髪を
引かれつつ湯っ蔵んどさんのバスに乗って移動し、最後の見学場所、
楠わいなりーさんに到着!
楠社長さんは2004年に故郷の須坂でワインを作るため新規就農し、
畑を借りるところからスタートしました。
2010年に楠わいなりーを設立し、2014年にはスパークリングワイン棟を
竣工、先日軽井沢で開催されたG7交通大臣会議の歓迎レセプションでは
シャルドネ2014樽熟成が採用されました。
楠わいなりーさんのホームページ
http://www.kusunoki-winery.com/
楠社長さんの案内でまずはワインのサーマルタンクが並ぶ工場を見学しました。
実際にワインをどう作るのかや赤ワインと白ワインの作り方の違いをお聞きしました。
スパークリングワイン棟にはたくさんのビンが並んでいました。
なぜビンの口が下を向いているかと言うと、「おり」をためるためで、
ひとつひとつビンを回しながら少しずつ立てていくのだそうです。
この「おり」はビンの口を凍らせて取り出すそうで、スパークリング
ワインのビン詰めは4人がかりで出来る本数はわずか1日300本!
フランスの昔ながらの製法で作られるワインはとても綺麗でした
スパークリングワイン棟には樽がたくさん並んでいる場所も。
この中には赤ワインが入っていて、樽で1年から1年半熟成させた後
ビンに詰めてまた熟成させるそうです。
この樽は樫の木で、ワインとの相性がよく、味がよくなるそうです。
この日はちょうどボジョレヌーボー解禁前日だったので、ボジョレヌーボーと
ビンテージワインの違いについても教えていただきました。
見学の後は時間があまりなくだいぶ急ぎ足になってしまいましたが、
お店でワインや山ぶどうジュースの試飲やお買い物を楽しみました。
そして最後に楠社長とガイドさんと一緒にパチリ!
今回のウォークは中身が盛りだくさんだったのでお昼時間がだいぶ
遅くなってしまいました。お腹ペコペコで湯っ蔵んどさんに向かい、
健康ランチをいただきました!
湯っ蔵んどさんのホームページ
http://yukkuland.jp/
とってもかわいい見た目のメニュー♪まだ未発表のお料理だそうで、
何がでてくるかワクワクしながらお話を聞きます。
でてきたお料理は美味しそう&彩り鮮やか!この健康ランチは半日分の
野菜が美味しく摂れます。
根菜のホットサラダは豆腐のディップをつけても美味しいのですが、
そのまま食べてもびっくりするぐらい野菜が甘かったです。
蒸した人参はバターソテーしたのかと思うぐらい本当に甘くて人参が苦手な
人でも大丈夫かも!なお味でした
最後は皆さん湯っ蔵んどのお風呂を楽しんだりして自由解散になりました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
また、各見学先ではとてもわかりやすく丁寧に案内をしていただき、
参加者の皆さん、大満足だったようです。
長野興農の皆さん、糀屋本藤醸造舗の皆さん、楠わいなりーの皆さん本当にありがとうございました。
須坂市観光協会主催の今年のウォークイベントは今回で最後。
来年はまた桜の時期からイベントが始まります。
それではまた来年お会いしましょう!
今年も1年ありがとうございました。
N・O
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