標高1,500m前後の大カルデラ地形の懸崖にかかる2条の滝・権現滝(落差75m)と不動滝(落差85m)の総称を「米子大瀑布」(よなこだいばくふ)と呼び、日本の滝百選にも選ばれております。
その壮大な景観と圧倒的な迫力の「米子大瀑布」は、訪れた人に感動をもたらす「秘境の絶景」です。
そして、その特異な地形から奇跡とも思えるような瞬間に出会うことがあります。
〇その1「雲海に浮かぶ2条の滝」
https://www.facebook.com/yotekanekaisuzaka/posts/1719204088296341
先週、「雲海に浮かぶ2条の滝」が見えると聞き、急ぎ駆けつけましたが撮影できませんでした。山の景色は刻一刻と変化します。里から吹き上がる霧と四阿山系の吹き下し風が拮抗するか風が止んだ時、濃霧がカルデラ内に滞留して、この光景が出現します。NHKオープニング映像の撮影期間中にも見えた日があったと聞きました。季節に関わらず出現しますが、アクセス道路も濃霧に包まれ視界が効かなくなりますので、運転には細心の注意が必要です。
〇その2「滝底に舞い降りる虹」
https://www.facebook.com/yotekanekaisuzaka/posts/1721065021443581
不動滝に絡みつくように縦型の虹がゆっくりと降りて来る様はまさに「天女の羽衣」のようです。天候が安定している今の時期の早朝であれば、太陽の動き・不動滝と観察者の位置関係を考慮して、鉱山跡地の台地の縁に立てば割に容易に目撃できそうです。
〇その3「二重の虹と銀色に輝くイワツバメ」
https://www.facebook.com/yotekanekaisuzaka/posts/1721116114771805
先ず第1の虹(主虹)がでていることが前提ですが、太陽の動き、滝の水量、カルデラ内の風の強さによって、よりくっきりとした第2の虹(副虹)が出現します。これは完全に運任せでしょう。風によって白い水煙が広がると、より大きな2重の虹を視認できます。
自由気ままに飛び回るイワツバメの撮影はムリでした(>_< )
〇その4「滝行する日本カモシカ」
https://www.facebook.com/yotekanekaisuzaka/posts/1721984791351604
不動滝周辺の岩場を縄張りにする日本カモシカがいますが、黒と灰褐色の体毛が保護色となり、相手が動かない限り発見するのは困難です(1時間立ち放しでも平気です)。滝周辺の岩場に日光が当たる午前中の方が目撃率が高いようです(影ができるので探し易いのかも)。よ~く目を凝らせば見つけることができるかもしれません。
〇その5「不動滝のド迫力」
https://www.facebook.com/suzaka.kankokyokai/posts/719537614855273
不動滝間近のビューポイントに立てば、滝の水量が特に多い今の時期、いつでも眼にすることができます。近付き過ぎると落石や崩落の危険性があるので、絶対に規制線(看板・ロープ等)を超えては行けません。
■「米子大瀑布」入山に際しての諸注意
http://www.city.suzaka.nagano.jp/enjoy/kankou/yonako/
http://www.suzaka-kankokyokai.jp/contents/midokoro/21.html
米子大瀑布は、①アクセスは、須坂駅や須坂・長野東ICからは車で約40分ほど、狭くカーブが多い道で大型車の乗り入れはできません。②携帯電話の電波が届かないエリアであり、③最終駐車場から最初の滝が見える場所までは険しい山道を徒歩で約30分ほどかかります。底の厚い運動靴やトレッキングシューズでお越し下さい。
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