こんにちわ、「郡P」テラサワです。
9月30日に行いました「子どもたちが憧れの大人になる夢サポート シンポジウム」の報告その2です。
(その1はここをクリックしてください。)
3 パネルディスカッション
ブログに書ききれないたくさんのお話をいただきました。
さわりをちょっとお伝えします…。
宮島陽子さん:
パネリストの皆さんから一言づつ、お名前と簡単なごあいさつをお願いします。
清水秀一さん:
市の教育委員会、学校教育課長の清水です。
「○○歳の須坂好きなおじさん」ということで、よろしくお願いします。
ながはり朱実さん:
中沢定幸さん:
宮島さん:
私はFMぜんこうじのパーソナリティーをしていますが、お昼や夕方のワイド生番組を担当しています。
宮島さん:
どうしてこの職業に就いたのか聞いていきたいと思いますが、清水さんはどうでしょうか。最初から市の職員になりたいと思っていましたでしょうか。
清水さん:
全く思っていませんでしたね。
最初は、コック、料理人になりたいと思っていました。
でも、いざ就職を考えたら、公務員を狙っていた友達がいて、公務員でも地域のためになる人に喜ばれる仕事だということを知って、それも良いかなという思いになりました。
それから、大学卒業して、県の臨時職員をやっていまして、勉強しなきゃ試験が受からないということでもう1年アルバイトをしながら勉強して市役所に入りました。2年浪人でした。
宮島さん:
さて、ながはりさんはもともとイラストレーターをめざしていたんでしょうか。
ながはりさん:
小さいころから「イラストレーター」という言葉に憧れがありました。中学生の頃大きくなったら何になりたいというところも、「イラストレーター」って答えていました。
イラストレーター自体が資格が必要なものではないので、言った者勝ちのところもあり、なるんだ、やっていると言っていったら、言霊のように言った分、職業も近づいてきたところがあると思います。
宮島さん:
中沢さんはどうして今の仕事をするようになったのでしょうか。
中沢さん:
グラフィックデザイナーと言う職業は知らなかった。学生の時は雑誌に興味があって、出版社に就職しました。
でも、考えていた仕事と違うなと思い、雑貨屋の店番やイラストを描いていたんですが、ちゃんと真面目に働かなければということで、長野に戻ってきて試験を受けて郵便局で働きました。
6年間郵便局で働きましたが、たまたま友達がデザイン事務所をやっていてそういう仕事もあるんだと知りました。
その後今の仕事をするようになりました。
宮島さん:
子どもたちへのエール、メッセージをお願いします。
ながはりさん:
子育て中のまさに現場、なるべくたくさんの体験をすることが大切。嫌な事でも体験して大切にしていきたいと思っています。
中沢さん:
今の仕事を続けられることが夢かと思います。
好きなことをやってきたので、好きなことを続けていく、好きなことをもっと好きになるよう努力すること。
ただ、好きなことを続けると逆に嫌いになることもあるけど、それは自分に向いていないことを気付いたということ。
好きなことがあるんだったら、とことん好きになることで将来の方向が見えてくる。
宮島さん:
清水さんも市の職員で、中沢さんも一旦職員などになって採用試験などがありましたが、子どもたちも段階を踏まなければいけないのかと思っているかもしれませんが、その中にちょっと違うことをやってみるというお休みもあっても良いのではないでしょうか。
清水さん:
当時は嫌でしたが、その2年間が一番いい時間だったと今思っています。
その期間に得たものも多く、色々な人ともであって体験しました。色々な人と出会って話をして、そういうコミュニケーションができました。
その間に、公務員になって人に喜んでもらえる仕事をしたいんだという気持ちが強くなりました。
決して遠回りではないんです。ストレートで行ければいいと親でもある自分も思ってしまうんですが、少し曲がってもいいと思います。
宮島さん:
子どもたちこれから迷うことも多いと思いますが、教育に携わっている方、イラストレーター、グラフィックデザイナー、ラジオパーソナリティという違う仕事をしながら、でも関わっていくこともあったりしながら今後もご縁がつながっていけばいいと思っています。
まっすぐに行かない、寄り道をしてもいいんだということや、色々な職業によって違いはありますが、私たち4人とも仕事を楽しんでやっているという姿を是非お子さんたちに見せて、子どもたちにあこがれてもらえるような大人に成長していかなければいけないと思っています。
この場を借りまして、子どもたちに夢を持ってもらおうとしている親が、実は一番夢がなく、つまらなそうに生きていては面白くない、大人が夢を持って楽しんでいる場を見せてあげようということで始まったことがこの企画でした。
発案者の浅野さんを皆さんに紹介します。
こういう機会を与えていただきまして、ありがとうございました。
是非今後もこのような番組を作っていただき、須高地区の教育に携わっていく皆さんがまず自分たちが夢を持っていかれるようにと、私たちの今日の話が参考になればと思います。
お聞きいただきまして、ありがとうございました。
(1) 参加者の感想より
- 生の声が聞けるパネルディスカッションは良かった
- 楽しいパネルディスカッションでした、他では出来ない事と思います
- 子どもたちに対して実施すると良いかも!
- 今の先生の事務作業とか報告作業を減らせてあげれば、子どもたちに良い影響を与えてくれるのではないでしょうか
- 子どもの頃に思った「夢」を思い続けることも大切だけど、大人になって色々な人に会い、また別の「夢」を持つことも良いと思った
- 話に引きこまれ、楽しいひと時を過ごすことができました
- 子どもも好きなことを早く見つけて、自分を輝かせる仕事をしていってほしいです
- 宮島さんの進行が素晴らしかった
- パネリストの皆さんは、夢をかなえたり、夢を追いかけている方ばかりで、実年齢よりお若くて、キラキラしていました
- 自分のこれからの夢を考えてみるきっかけになった
- 一生の仕事を決めることに、あまり悩まず、色々試して、送って、失敗して…、と遠回りも必要なのではないか。それがいけないことということはないんだなと思いました。
- とことんやる、子どもにも大人にも言えることだと感じた。後になって分かることだが、小さなことでもムダはない。
- 進路に悩んでいる高校生の子どもに聞かせたいと思いました
- 参加者も共感できる内容でした
- 「今の仕事を続けられることが夢」「好きなことはとことん好きになってみて」良い言葉だと思いました
- 「好きなことをもっと好きになる努力」に感銘しました、3名の方に共通していると思いました
4 お礼
本日は皆さんご出演いただきまして、ありがとうございました。
常盤中学校ではこれまで6作、宮島さんや中沢さんにも出ていただいた番組を放送しています。
その中で生徒の感想を紹介します。
「宮島さんの夢を聞いて、僕もあきらめたくない夢があります。だからあきらめずに頑張りたいと思います。」
「仕事を通して笑顔になってもらいたいと言っていましたが、何かでも僕も人を笑顔にしたいと思います。」
こういう感想を子どもたちが言っています。
本日出演していただいた皆さん、キラキラ輝いていました。キラキラと輝く大人がいることが、子どもたちが将来夢を持って、また仕事に憧れ、夢に向かって目標を持って頑張っていくコトにつながるのではないかと思います。
子どもたちが今後もキラキラと輝き夢を持ってもらうために、今日参加いただきました皆さんが明日から自分の仕事に、家庭でもキラキラと輝く姿を見せることにこのパネルディスカッションがなったのではないかと思います。
本日はありがとうございました。
5 全体について参加者の感想より
- 大人になってもさらに「夢」が生まれる、まだ「夢」を持ってもいいんだと思いました
- 自分の夢をかなえるということは、改めて素晴らしいと思いました
- いつでも夢を持ち続けることが大切なことだと思いました
- 自分の仕事に誇りを持ちたい
- 自分も成長しなければと思いました
- 子どもが何に興味を持っているのか、日々子どもの言動に気を配っていた方がいいのかな、と思いました
- 子どもからは親はどんなふうに見えているのかと思いました
- なかなか「夢」を語れない世の中ではないか。子どもも意外にシビアである。でも、世の中も捨てたもんじゃないと思えるのではないかと思いました。貴重な時間をありがとうございました
- 子どもも一緒に学ぶのも良いのでは
- 大人も口ではなく行動、夢は大事
- 比較的なごやかな内容で良かったと思います
- 子どもたちの夢を育てる、子どもたちが夢を育ている応援をする大人のあり方を振り返ることができました
- 夢=現実ではないことが多いのだと思いますが、目指すことは悪くないと思います
出演していただきました皆さん、参加していただきました皆さんありがとうございました。 m(_ _)m
これからこの事業では、小中学校や各学校PTAへの映像配付と活用をしていきます。