2019年7月17日(水)に、オスのトナカイの「ダリア(7歳)」が死亡しました。

解剖の結果、死因は「鼓脹症」と判明しました。「鼓脹症」とは、胃にガスが溜まってしまう病気です。呼吸が止まった後、心臓マッサージを１時間施しましたが、呼吸が戻ることはありませんでした。
ダリアは2015年に、繁殖のために多摩動物園から当園にやってきました。人懐っこい性格で、エサやり体験やふれあいができる動物として、とても人気者でした。
昨年9月にはお嫁さんとして、北海道から「ベル(雌)」が仲間入りをし、2頭の間に子供ができる事を楽しみにしていましたが、繁殖に至らず、とても残念に思います。
ベルの死産と、ダリアの死という悲しいことが続き、当園を応援してくださっている皆様には、大変心配をおかけしていることと思います。
今後のトナカイの飼育については、死亡に至った経緯を追究し、餌の見直しや飼育環境の改善に努めていきたいと考えております。

ベルとは相性が良く、餌を食べる時はいつも一緒でした。

ダリアに会いに来てくださった皆様、ありがとうございました。
トナカイ舎前にて、お別れノートを設置しましたので、ダリアへのメッセージをお書きください。