スザッピー(※)が歩むまちづくり探検隊~私たちが探す、地域のすばらしさ、魅力再発見~
~ランプシェードで須坂のまちを明るく照らそう~(全3講座)
昨年度から、須坂のまちの活性化を目的に「ランプシェードでまちづくり」に取り組んでいます
今年度は「さらに灯りの輪を広げ、明るく魅力あるまちづくにつなげよう」という呼びかけのもと、市内の小・中学生・高校生・保護者など約60人が集まり3回講座を実施しました
講師の金沢大学先端科学・社会共創推進機構准教授の蜂屋大八さんにご指導いただき、金沢大学の学生さんも応援に来てくれました
講座の様子をお伝えします。
【飾りたい場所を探そう!&箱膳体験会】
第1回目(8月4日㈰)の午前中は、常盤町・太子町・春木町・銀座通りをグループ毎に歩き、ランプシェードを飾りたい店や民家などの写真を撮ったり地図に印を付けたりしました。参加者は、「ランプを飾る」という視点でのまち歩きで、普段は気づかなかったまちの様子も発見できました。
「あの辺にランプシェードの明かりがきれいに映える思うよ」など相談しながら飾ってもらいたい場所を探しました。
お昼は、「箱膳体験会」を行い、「郷土食ブランドづくり」のみなさんが丹精込めて作った須坂の食材をふんだんに使った郷土料理を堪能しました。「箱膳」を使った食事は初めての人も多く、みんなわくわく楽しみにしていました
「郷土食ブランドづくり」の方に、食べ物を大切にする心と食事の作法を教えていただきながら、美味しくいただきました
午後は、撮ってきた写真をプリントし地図に貼り付けたり、須坂のまちづくりへの願いや思いなどを短冊に書いたりしました。短冊は、ランプシェードにつけて配布します。
【ランプシェードを作ろう!】
第2回目(8月24日㈯)は、ランプシェード作りに挑戦です!
まず、風船を膨らませて、周りに針金を巻きます。その上からボンドに浸した麻ひもをぐるぐると巻き付けて作ります。
一見簡単そうに見えて、実は意外に難しい! 最初は、風船に針金を巻く時に「パンッ!」と割れてしまったり、ボンドをこぼしちゃったり・・・
なかなかうまくいかない様子でしたが、だんだん慣れてくるとスムーズに作れるようになってきました。
子どもと大人が協力して作っています。時々笑い声も聞こえてとても楽しそう!
できたランプシェードは、しばらく乾かします。
乾いたら電球を取り付けて完成
電球を取り付けるのも子どもと大人が協力して作業します
昨年度よりも完成度が高くて均一の大きさのものが出来ました
【ランプシェードをまちに飾ろう!】
第3回目(9月7日㈯)は、いよいよ自分達で作ったランプシェードをつけてもらえるようお願いに行く日です
1回目に歩いた「常盤町・太子町・春木町・銀座通り」のお家やお店をまわりました。初めは、緊張していた子どもたちでしたが、大学生や大人にサポートしてもらいながら何件か訪問するうちに、この活動の目的をしっかりと伝え、率先してお願いする姿が見られるようになりました
ドキドキしたけど受け取ってもらえて嬉しそう
住民の方で、「昨年から活動を知っていて、この辺りにも付けたらいいなと思っていたんです。」と、喜ばれる方もいて、参加者の励みになりました。
配ってすぐに飾ってくださる方もいました
須坂の夜のまちをランプシェードの灯りが幻想的に照らしています。ぜひご覧ください。
※スザッピーとは、須坂市の生涯学習マスコットキャラクターです
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