こんにちわ、「郡P」テラサワです。
11月15日には「第13回信州“教育の日”飯山大会」に出席しました。
今年で13回目となる大会ですが、信濃教育会を中心に22団体からなる『信州“教育の日”実行委員会』により、飯山市飯山市民会館で行われました。
会長あいさつ
新駅が開業した飯山での開催心から感謝申し上げます
「信頼・使命」「参画・共生」「教育尊重」
信州”教育の日”に寄せる3つの願いを具現するために、主体的参加参画するスタイルを一貫
この大会に様々な立場でご参加いただいた皆様に感謝
信州教育の日は本日のみにあらず、毎日が教育の日である
できることから始めようと会場を後にしていただけることを願っている
教育次長あいさつ
活気づく四季の美しい輝きを感じる飯山にて開催おめでとうございます
早いもので13回となった本大会
3つの願いを実現するために学びあう場として定着
教育プロジェクト「信州型コミュニティスクール」普及を進めている
課題解決に学校地域家庭三者が連携し、地域の子どもは地域で育てる仕組みづくり
学校の活性化が地域の活力の源となる
本日の学びの発表、シンポジウムが時代に即した集い学びあう場となりますようお祈り申し上げます
学びの発表1
「地域に活力を与える子供たち」
笹川太鼓、栄ふるさと太鼓のみなさん
笹川太鼓
笹川地区の太鼓が始まったのは40年前、その後いったんは解散してしまった
その数年後2代目を継承した皆さんが再開
10年前からは子どもたちも加わり、新生笹川太鼓が誕生
笹川太鼓ではあいさつの大切さを一番においている
みんなで切磋琢磨しながら太鼓の音色を打ち鳴らしている
栄ふるさと太鼓
栄村芸術文化連絡協会の榮太鼓ジュニア部門として練習に励んでいる
今年27年目
「ふるさとは、遠くにありて思うもの」ではなく、思われるふるさとに生きる私たちは「ふるさとは近くにありて創るもの」の気持ちで楽しく仲良く、厳しく練習しています
学びの発表2
「子どもたちと共に守る郷土」
菜の花さかせるかいのみなさん
・「おぼろ月夜の里」を復元へ
飯山瑞穂南端地区の有志が集まり、「菜の花をさかせるかい」を平成4年に発足
春には園内に約800万本の名の花が咲き誇る
日本一の菜の花景観をめざし、地域の方々のご協力を得ながら活動
・菜の花すくーる
平成13年地元を中心とした中高生で組織、現在39名が参加
「いいやま菜の花まつり」ではイベント運営に多方面にわたり活躍
・子どもたちと共に
「いいやま菜の花まつり」は今年で32回目
全国から4万人を超える人々が菜の花公園に訪れる
「菜の花すくーる」と飯山私立東小学校の子どもたちが一緒にまつりの一端を担っている
華やかな舞台の裏で、大人と子どもが共に汗を流して春の菜の花を迎える
一連の作業を通じ子どもたちに郷土愛が芽生えてくれることを願っている
子どもたちが「自分の故郷にはこんな素晴らしい場所がある」と胸を張って言えるよう、菜の花のある景観をいつまでも守っていきたい
シンポジウム
「地域の子供は地域で育てる」子どものためだけでなく、大人の学び、大人も成長にもつながる
生涯学習の場でどう考えるか
地域での活動を通じ、心の強さ、帰る場所のある安心感につながる
あいさつ-「菜の花すくーる」の子どもたちは、あいさつしなさいと言われるからするという義務感があったが、お客様と接する中でのあいさつを通じ、「嬉しい」「気持ちいい」と感じた
栄村は雪深いが、雪を災害とは思わず恵と考える
3.12の栄村の震災を通じ、被災地はボランティアという輸血を受けて治っていくが、支援側が被災者に信頼感を与え、互いに理解し合うことが大切
有事の地域のあり方を考えていきたい
・子供たちの学びの姿
大人の思いをどう受け止めているのか
炭焼き体験で地域の方と関わって地域の優しさを感じた
感謝、大人との関わり方を考えさせられた
コミュニティスクールで関わり、子供と一緒に活動でき、大人の方こそ学ばせてもらっている、励まされている
信州型コミュニティスクールは飯山市内4校で実施している
「社会力」人と人とのつながり、地域づくり
先生にも地域に興味を持っていただくために声をかけてあげられればいい
東京の小学校に田んぼを作ったー地方と関わる機会があると子供たちの体験につながる
都会の学校では地方とのつながり、体験を欲している
・大人の学びの姿
子供と直接関わりを通して、大人も学び成長していくか
「飯水教師塾」地域を知りたい、先輩教師の実践を知りたい、学び合いの共同体として活動している
自信を持って子供たちの前に立ちたい
若い先生方自らが学びを求めて実践している姿勢は素晴らしい
・人の輪
学びの学習3
「地域に生かす高校生パワー」下高井農林高等学校の皆さん
下高井農林高校は木島平にある生徒220名ほどの小さな農業高校
木島平ののどかな里山に咲く福寿草の保護に取組んでいる
福寿草祭を行ってきたが、後継者不足、群生地の減少などで中止の危機
地域や役場、地域おこし協力隊などと協働で「福寿草群生地活性化プロジェクト」に取組む
群生地に繁茂する葛の活用
葛の除去に褒亡くしているさフォークの毛皮の活用
福寿草を増やす
などに取組み、様々な方々と連携して地域を盛り上げている
活動している子どもたちの様子や生の声を直接聞き、大人の私たちが自分たちは何をすべきか考えるとても良い機会を与えていただきました。
お疲れ様でしたm(_ _)m