年度末の須坂市動物園は春の陽気に包まれて
連日たくさんのお客様がお越しになっています。
動物たちも暖かい陽気の中で気持ち良さそうにして
います。

臥竜公園の桜の蕾もどんどんと膨らみ、開花の時期
を待つばかりです。

そんな慌ただしい中、3月26日に
職員の社会性向上と
須坂市動物園サポーター団体「フレンZOOすざか」
が設立10周年となったことから

一緒に東京都の多摩動物公園に視察に行ってきました。

当日は春爛漫の良いお天気で
長野では育たないと言われるミモザが満開でした。
黄色の花が本当にキレイです。

各自、視察目的はそれぞれでしたので
フレンZOOすざかでも昆虫、両生・爬虫類を
こよなく愛するお二方と

モグラ館・昆虫館など中心に園内を見て回り
バックヤードや日常の管理などなど、
たくさんのことを聞いてきましたが、
皆さん本当に勉強熱心。質問もバンバンと出ていました。

以前、こちらのブログでもモグラの飼育について
書きましたが、実際の展示は前々から話題に上がって
いたため、皆であーだこーだと盛り上がり

いつかはこんな展示が出来たらいいね~と実践例を
見ながら見させていただきました。

動物の写真がないのですが・・・(笑)
今回は昆虫好きのメンバーに「チョウの周年展示」を
見てもらいたかったので、調整役としては
やり遂げた感がすごいのですが、毎回行く度に
圧倒的なスケールのチョウの展示に
癒されて、バックヤードの植物育成ただただ
感嘆の声を上げてきました。

昆虫のふれあいも出来るのが、こちらの施設の良いところで
長野ではまず「触れない」であろうナナフシを持ってみたり、
ダンゴムシとワラジムシの違いを比較したり
身近な生き物展などで、自分たちでも真似できそうな
展示も見つけてきました。

他の職員は様々な動物の飼育の情報なども実際に
担当者の方から聞くなどし、広い園内をくまなく
歩き回り、たくさんのことを学んできました。

新年度の計画の中に入れ込むなどして、学んだことは
すぐさまフィードバックできるのが当園の良いところ
ですので
何かしら展示や企画展で皆さんにご覧いただけたり
伝えられたら、また動物飼育の面に反映させて
いけたらと思っています。

多摩動物公園の皆様、年度末の大変慌ただしい中
ご対応いただき本当にありがとうございました!

トナカイも「ダリア」と名付けられて、とても元気に
してます!