投稿の詳細: 人間の未来を妄想する。。。
人間の未来を妄想する。。。
人間は、「言葉」というコミュニケーション能力が備わったことで飛躍的に進化を遂げた。。。
たとえば「このキノコは毒キノコ、だって食った奴が死んだもん」と伝えられることによりより安全な方向へ、そして効率的な方向へ進化。
そして、「文字」というコミュニケーション能力が拍車をかけた。。。
いま、パソコンやハイテク機器により人間はより進化方向へ進んでいる・・・と信じたい。
文明、文化、学術などなど、各分野の専門性が高くなってきた。
「医学界」での専門性が高くなったと耳にするが、、、
実は
「一億総専門化」
と、妄想してみる。
「より効率的」「より安全」「より快適」
を追求し続けてきた人間は、コミュニケーションネットワークの進化とともに「総専門化」するのである。
いい例が「オタク」
昔の「オタク」はコミュニケーションツールが少ないせいか、外の世界に出ざるを得なかった。
しかし、自分の専門性の高さを認識しているが故の「プライド」が第三者を「おたくさ~」と呼ばせたのが事の始まり。
現在の「オタク」は、ネットや携帯、電子メールなどのコミュニケーションツールを手に入れ、さらには情報やサービスを提供する側もネットに対応。
そこで出てきたのが「ひきこもり」
高度な専門性を手に入れた一部の人間は、外に出ることなく生活ができるようになった。
元来、人間のDNAには「外に出る」=「外敵から攻撃の可能性」
と刻み込まれている。
できるなら外に出たくないというのは、実は本能。
そこで、さらに専門性が高くなっていく。
自分の専門以外のことは覚える必要がなくなる。。。。。
知る必要がないのである。
まあ電子レンジの説明書に「猫を入れないでください」とか、花火の説明書に「人に向けて・・・」とか「家の中で・・・」とか。
コレが高度な専門性の表れ。
電子レンジの専門家が「猫入れたら死んじゃうよ」と教えてくれる。
逆に解せば他の分野に特化した人たちは「電子レンジに猫を入れてはいけない」事を知る必要がない。
そうして、マニュアル社会を象徴とする「一億総専門家」世界が進化していく。
そう、教育も「暗記」の時代から「検索」の時代へ。
困るのは行為に特化した「専門家」だ。
たとえるなら「値切りおばさん」
「値切る」事に特化したゆえに「常識」や「法律」を知らない。
さらに困ったことに「値切る」という行為に特化した場合、説明書がない。
そこで「恐喝」や「窃盗」という悪のベクトルを持つようになる。
そう、「行為」に特化した場合は、悪のベクトルを持つのだ。
これはマニュアル社会の最大の欠点。
「リアル」な対人関係にマニュアルは存在しない。
よって「殺人」「暴行」「虐待」などの犯罪行為は増加する。。。
一方で
「百貨店」そもそも「何でも屋」であるはずがブランド品に「特化」したり、地下食品売り場に「特化」しているのだからもう専門化という「進化」は手が付けられない。。。。
皆さん、もう気がついた方もいらっしゃるのでは。。。。。
そう、最高の進化を遂るとどうなるか。。。。。
「目玉のオヤジ」
まさに見ることに特化している!!!
「から傘おばけ」
まさに「傘」であることに特化している!!!!
「ぬりかべ」
もう「壁」かよ!!!
しかも彼らは、何らかのネットワークを通してお互いの危機を察知すると、自己の特徴を最大限に発揮しながら自助相助しつつ、普段は外界との接触を極端に控えている。
運動会は「夜の墓場」でするくらいだ。
そう、、、
人間の進化の行く末。。。
それは、すでに皆さんもご存知なんです。
それは「妖怪」
なんか用かい?
さむ! 。。。。 _| ̄|○