2015/01/31

建物のみどころ 階段

母屋座敷の傍らにずっしりと構える階段。
段の下が物入れになっており、とても便利です。

こんな三角スペースにまで律儀に扉がついています。

ケヤキの材を贅沢につかっています。
一段ごとに、「滑り止め」が彫り出されています。
一枚板の表面をこのためだけに彫りだすというのは、大変贅沢なつくりです。

ここには、鯉の埋め木細工が:D

木目を水の流れに見立てて”鯉の滝登り”です。
節目やキズを隠すためといわれていますが、縁起もかついで、いいですね!
職人さんのアイディアに感服です。
ぜひ探してみてください。

さらに、表からは目立たない、段の裏部分をご覧ください。
ここには、大きな一枚板が使われているから驚きです。

階段だけでも、こんなに見どころがたくさんあり、日本家屋の奥深さを改めて感じます。
手すりのつけられない階段なので、申し訳ありませんが、滑り止めをしっかりと踏みしめて、くれぐれもお気をつけてお上がりくださいね;)

2015/01/25

30段飾り 千体の雛祭り はじまっています^^

今年も1月21日より、季節を先取りして『30段飾り 千体の雛祭り』が始まりました:))

今年も人形博物館の30段飾りではぼんぼりのハートと桜のハートの二重ハートをご覧いただけます:.

そして、版画美術館の30段飾りには善光寺のシルエットが出現!!:>

いかがでしょう?わかりますか?

人形博物館では ~4月19日(日)まで
版画美術館ではなんと御開帳に合わせて ~5月31日(日)まで開催します;)

どうぞ、善光寺の御開帳と合わせて足を運んでみてください:lalala:

昨日今日と天候にも恵まれ、たくさんのお客様にご来館いただきました:oops:

可愛らしいお客様を撮影させてもらったのでご紹介します:.↓↓↓


お父さんとお母さんと来てくれました^^
体験用のお着物に着られてしまっていますが、素敵な笑顔をありがとう!


お着物を羽織ってお澄まし顔:p
お着物とっても似合ってます;D

ブログ掲載許可ありがとうございます。

ひな人形の撮影は可能となっておりますので、どうぞお出かけの際は記念撮影していってください:D
子供用に撮影用のお着物もご用意しています

2015/01/19

新年 獅子舞上演

1月11日(日)に笠鉾会館で開催されました『獅子舞上演』今回は、屋部町神楽保存会の皆さんに披露していただきました。

屋部町には獅子が三体あり、今回はその三体お持ちいただきました。
右側が一番古い獅子頭で、墨坂神社八幡宮にあるのを先代の方たちが見つけ、神楽をやるきっかけになったものだそうです。
中央は、先代の方たちが残してくれた現代の名工作の獅子頭。
左側が、現保存会の方たちが新調した獅子頭。

先の二体は雌獅子で、新しい一体は雄獅子。
それぞれ全体の彫・眉の部分・歯の部分・特に鼻の色では雄獅子と雌獅子で違いますね。

上演では、まず『こども神楽』と『こども獅子舞』。
幼稚園から高校生までの子供たちの息のあった神楽の演奏を披露していただきました。

こども獅子舞では、小学2年生から5年生の男の子達が、力いっぱい舞ってくれました:idea:

つづいて大人の皆さんの神楽を披露していただきました。

演目が子供達と同じだったのですが、迫力もあり別の演目かと思えるほどでした。

そして、いよいよ獅子舞は、『天地鎮めの舞』
末広に幸がきますように。大自然の神に祈り。厄除けや悪魔を払う。
という、祈りをこめそれぞれの舞を行なっていただきました。

途中の『いたく』という舞の時には、来場者の頭を獅子がかみ、無病息災で元気ですごせるようにと会場内をまわってくださいました。

迫力ある舞を披露していただきました。

上演後は、獅子頭と記念撮影会。

撮影風景をとらせていただいたこちらの家族のお子さまは、まだ小さくてうまくしゃべれないのですが『獅子舞』を見た話を身振り手振りも入れ一生懸命に私に話をしてくれました:p

屋部町神楽保存会の皆様・ご来館いただきました皆様、ありがとうございました。
ぜひ、また開催できればと思っています!

2014/12/23

建物のみどころ 縁側

建物のみどころをご紹介します。

こちらは縁側です。
廊下の役割だけでなく、ひなたぼっこや夕涼みなどの時間を楽しめる場所でもあります。

旧・牧家の縁側はガラス戸になっています。

歪みや気泡がある昔のガラスで、眺める景色も違って見えるような気がします。

腰板は「無双腰板」といって、

このように、板がスライドして換気ができるようになっているスグレモノです。

この縁側をつたっていくと、お座敷の裏に出ます。
なんとここには、2階からつながる抜け道の出口が!!あるのです。

出口がどんな風になっているかは、お楽しみとしておきましょう。

そして庭へと続きます。ここは奥座敷とつながっていて、
このガラス障子の戸を開いて行き来することができました。
(現在はガラス保護のために締切となっています。)

2014/12/20

日本家屋で楽しむ雪景色

例年より早く雪が積もりました。

雪景色の館内をスナップしてみました。


屋根の形がそのまま雪で包まれました。


庭にある祠も綿帽子をかぶりました。


主家座敷。お休み処として、お炬燵を用意しています。


組子細工の書院から、光がうっすらと差し込みます。


奥座敷のガラス格子から見える景色。
明治時代の歪みあるガラスから見る景色は趣があります。

寒い冬ですが、この日本家屋だからこそ楽しめる贅沢な風景です。

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