今日は涅槃会でお釈迦さんの命日で法要を行なう日だそうですが、私の小さかった頃は、月遅れの3月15日頃に、各家庭で「やしょんま」と称する、米の粉を蒸して着色料を混ぜて捏ねて作った餅をお供えし、その後おやつとして食べた記憶があります。
今でも家庭で作られたり、スーパーにも売られていますが、とても素朴な味で懐かしく感じます。
「やしょうま」の名の由来は、色々あるようです。
お釈迦様の弟子か奥さんに「ヤソ」という人がいて、お釈迦様の臨終の時に、この餅を作って作ってあげたところ、「ヤソ、うまかった」と言われ、これが「やしょうま」になったという説や、この餅を片手で握った形が、やせた馬の背中に似ているから、「やせうま」、それがなまって「やしょうま」になったそうですが・・・・。