9月20日
5月に田植えをした『モチヒカリ』の稲刈りの日がやってきました。
先日の台風は、少し雨が降っただけで、強風による稲への被害はありませんでした。
農家先生も一安心。
穂が黄金色に実り、たれさがっています。
はじめに、校長先生からお米のお話を聞きます。
春にもみから根や芽が出て、3本ずつ植えた苗は、土の中にしっかり根をはり、ぐんぐんのびて葉が茂り、苗は茎を増やしました(分けつ)。7月頃から穂が次第に大きくなり、8月には花が咲きました。花が咲き終わると、まだ緑色のもみの中の子房がどんどんふくらみ、栄養たっぷりの水分で満たされます。その後、だんだんと硬くなり、お米ができあがります。お米ができてくると、穂がだんだん重くなって頭をさげ、色も緑色から黄色に変わっていきます。
すずめが好きなのは、硬くなる前の子房です。この時期、すずめが網の上に集まると網が沈み、すずめについばまれてしまいます。今年は、みんながつくったかかしが稲を守ってくれたので、すずめの被害が少しですみました。
稲の刈り方、束ね方、はぜかけの仕方も教えてもらい、いざ稲刈りスタートです。
カマで刈った稲は、そろえて置き、束ねます。
束ねた稲をはぜ(はざ)にかけます。
天日に干したお米はとてもおいしいのです。(おいしく保存のきくお米にします。)
稲刈りが終わっても、稲穂がたくさんおちていたので、最後に落穂ひろいをします。たくさん集まりました。
次は、畑の作業です。
白菜の苗は、葉が大きくなり、枚数も増えています。
春菊はぎざぎざの本葉も出てきました。
2つぶずつ蒔いた大根は間引きをしました。
お土産は
・ロロン(かぼちゃ)
・6月に蒔いたにんじん
・5月に蒔いたポップコーン
・昨年のもち米で作ったおこわでした
次回は10月2日 さつまいもの収穫、稲の脱穀です。