6月12日、第4回の授業が開催されました。
はじめの会では、須坂創成高校のお兄さん、お姉さんから野菜のクイズがありました。
沖縄県の人の焼き芋の食べ方や、玉ねぎを切る時の工夫についてです。
畑での作業もお兄さんお姉さんと一緒とのことで、わくわく
今年度のテーマのひとつは
【いも・イモ・芋を作ろう】です。
4月・5月にじゃがいも、里芋、長芋の種イモの植え付けをしました。
今日はさつまいもの苗を植え付けます
土を高くしたうねに、なえを植えるための舟形の穴を手で掘ります
穴に水を入れて、シルクスイートという品種の苗を置きます。
「成長点の芽は南に向けてね。苗をおいたら土をかけるよ。成長点には土をかけないでね。」と
校長先生に教えてもらいながら、300本の苗を植えました
枝豆用の豆は5月に蒔きました。今回は大豆用の『なかせんなり』と、赤飯に入れるための『小豆』を蒔きます。くわでうねをつくり、2粒ずつまき、足で土をかけていきます。
まき終わった後に鳥よけ用のひもをはります。
「小豆は双葉が土の中から出てくるけれど、大豆は豆が土の中から出てくるんだよ。その豆は鳥の大好物なので、鳥に食べられないように大豆のほうだけはひもをはるよ。」
同じ豆なのに・・・不思議です
にんじんの種まきを授業でおこなうのは、初めてです。
風が吹いたら飛んでしまいそうなほど小さな小さな種を見て、
「こんなに小さい種なのに、にんじんができるの?」と素直な感想を話す児童も。
今回も新玉ねぎの収穫をします
前回よりも大きくなっていました。
前回は葉っぱがぴんと立って「今なら葉っぱもやわらかくておいしく食べられる」と聞きましたが、
今回は葉が倒れています。
「たまねぎは、葉が倒れてからも土からの栄養を吸って大きく育つよ。でも、葉っぱはもう固くなって食べられないようだね。」と農家先生に教えてもらいました。
次回の7月3日に残りの玉ねぎを収穫する予定です
薄紫色のじゃがいもの花が咲いていたので、じゃがいもに栄養がとどくように花つみもしました。
大きく順調に育っているほかの作物も、観察しました。周りの草とりもして、作物の成長の妨げにならないようにしました。
このあたりの地域では6月に節句のお祝いをするので、今回のお土産はよもぎのお団子です
もち米からつくられた白玉粉、大豆が原料の木綿豆腐、豊丘でとれたよもぎで作ったお団子に、小豆が原料のつぶあんをかけてあります。
鯉のぼりや五月人形を飾り、菖蒲やよもぎを軒下にさげ、柏の葉でおもちを包んで節句のお祝いをしたことなど、農家先生が、子どもの頃のお話をしてくれました。
「ここにいる児童の皆さんは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなどのみんなが、健康に成長することを願い大事に育ててくれたおかけで、今の健康な皆さんがいるのですね」
次回の農業小学校は7月3日 玉ねぎやにんにくの収穫、鳥よけづくりを行う予定です。