5月30日、第3回の授業が開催されました。
はじめの会では、かぼちゃの苗をみて、びっくり!大きな葉が出ていました。
田植えが終わった後に、畑に植えつけをします。
今年度のテーマのひとつは
【八十八の手間をかける米づくり】です。
毎日の食事に欠かせないおこめは、たくさんの手間がかかり、
中でも人の手で植える田植えは、一大イベント。
いざ、田んぼへ
田植えの前に、苗の観察です。
植えるのは、もち米(モチヒカリ)の苗です。
もみから出ている白い細長いものが芽や根です。
これが伸びて、やがて田植え用の苗に。
裸足になって、一列に並び、おそるおそる田んぼの中へ
田んぼのどろはぬるぬるしていて、足がとられ、しりもちをつきそうになりました
農家先生に教えてもらいながら、苗の束から3本の苗をとり、植えていきます。
田の水は黒くて、どの位の深さかは見えません。
けれど、手の感触で土の中に入れ、水に浮いてこないところを見ると、どうやら植えられているようです。
農家先生の「植えて!」「一歩下がって!」のかけ声に合わせて、1時間ほどですべて植えることができました。
植え終わった田んぼを見ると、とても上手に植えられていました。
『日照りになりませんように、台風の被害に合いませんように、豊作になりますように』
灰野神社と水神様に祈願
次に、畑へ
里芋、枝豆、とうもろこしは芽が出ていました!
畑での作業は手分けで行いました。
とうもろこしの芽が出なかったところへ苗を植え、
ポットで育てていたかぼちゃの苗は畑へ植えました
昨年10月に植えた玉ねぎが順調に育ち、玉ねぎの玉ができてきました。
今の時期であれば緑色の葉もやわらかく、おいしく食べられるので、新玉ねぎとして少しだけ収穫
3週間前に収穫したにらも、新しい葉を伸ばし、今年度3回目の収穫をすることができました。
隣の畑の方のご厚意により、農業小学校開校以来、初めてのわらびの収穫です。
「葉の開いていない、やわらかいわらびを収穫するんだよ」
「そのまま茹でてもあくがあるので、熱湯に灰を入れ、わらびのあくを取って食べてね」と、
農家先生に教えてもらいました。
今日のおみやげのおやつは、農家先生特製おこわです。
昨年収穫できたもち米、農家先生が自宅で育てたソルガムとたけのこ入り。
味だけでなく、食感も楽しいおこわでした。
今年もおいしいもち米が採れるよう、手入れの作業もがんばろうと決意がかたまりました。
次回の農業小学校は6月12日 さつまいもの植え付けや豆の種まきを行う予定です。