開催中の「ちいさな着物に心をこめて-春原志寿江・祐子の市松人形-」展の中で
このようなものも紹介しています。
なんだか分かりますか?
つぎはぎの布です。
春原さんたちが、人形の着物を作るために、”昔の着物をほどく”という仕事があります。
ほどいていく中で、裏地や表地にも、当て布をして、細かく細かく繕われた布が
出てくるそうです。
男物裏地。隙間がないくらい、びっしりと繕われています。
女物の裏地「紅絹(もみ)」にも
春原志寿江さん、祐子さんが、ぜひこれを多くの方に見ていただいて
伝えたいとおっしゃっていました。
今では考えられないような、「もったいない」という気持ち、一針一針の気持ち、
みなさんに見て心に感じていただきたいと思いました。
春原志寿江さん、祐子さんの市松人形とともに
会期中4月9日まで展示しています。
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