寒波寒波と連日言われていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
外は寒いですが、日中の晴天が嬉しい学芸員です。こんにちは
さて、題名の通り昨日、笠鉾会館にて福島町神楽保存会の方による獅子狂言の実演があり、大盛況となりました。福島町の皆様、並びに見学に来てくださった皆様、本当にありがとうございました
最初は新年ということもあり、悪魔払いを舞っていただきました!
福島のお祭り本番は夏だそうで、会員の方は浴衣姿で実演決行!
暖房はずっと入れておきましたが、心配になるくらい涼しげです
続いて今回のメイン「安珍清姫」の上演。
道成寺へ行く旅の途中だった若きイケメン僧侶、安珍に恋をした清姫が、彼を追いかけて行く様を描いた劇です。結末は時代などにより諸説ありますが、一般的に最後は恋焦がれすぎで姫は大蛇になり、安珍を焼き殺してしまう…というなんとも恐ろしいものですが。。。
福島町のお話は、姫は人間(しかも美人という設定で)の姿で、道成寺へ行く途中の川べりで「川を渡りたいなぁ」といっているところを劇にしたもの。面白くアレンジされています。
写真は川をどうやって渡ろうか思案している清姫のところへ、老僧がやってきたところ。この僧侶、ちょっと抜けていて清姫を幽霊と勘違い
念仏を唱えて供養しようとし始めます。。。
清姫は川を渡りたい理由を説明し、なんとか誤解は解けた?(本当に解けた??)ものの、僧侶は何も解決してくれず退場
記録写真を撮りながら、思わず笑ってしまいました
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