もうすぐ9月ですね。
夏が終わって、新しい展示が9月7日から始まります。
今回は、特別企画展。
東京都在住の渡辺八重子さんの所蔵する着物や帯、
そして古布をつかった渡辺さんの伝承のお細工物を紹介します。
渡辺さんは昭和7年東京の商家に生まれ、実家や婚家から受け継いだ着物や帯に囲まれてきました。
四十代のときからお細工物の第一人者である先生に師事し、
お細工物作りをつづけてきました。
「お細工物は手から手へ」という信念。
教科書は使わず、自分の目で見て、聞いて習ったのだそうです。
古い布の感触、とってもやわらかです。
優しく心をこめて縫われていることが感じられます。
展示では、季節のお細工物や着物や帯、そして収蔵品からも
大正・昭和初期の着物を紹介していきます。
渡辺さんは、普段から着物をお召しで、とても素敵な大先輩です。
会期中、ギャラリートークを3回予定しています。
ぜひ、渡辺さんとお話しを楽しみにいらしてください。
ギャラリートーク日程(各テーマのお話しをします)
9月16日(日)13時30分~14時30分
受け継ぐ着物とお細工物づくりのはなし、
お細工物づくりポイント実演
10月13日(土)13寺30分~14時30分
懐かしい着物の思い出-秋の虫干し会とともに-
※秋の大虫干し会開催中に行います。
11月3日(土)14時30分~15時30分
着物と共に歳を重ねて。渡辺さんに聞く着物をもっと楽しむコツ
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