自宅を改装した工房でオーガニック素材を使った優しいお菓子作りを始めた人がいる。竹内真美さんこの人だ。
無農薬、無化学肥料、体に優しいお菓子は素朴で飽きのこない甘さが特徴、市内ではGARDEN SOILに卸している。
お菓子との出会いはお勤めしていたカフェレストラン、「ご飯担当」のはずが「お菓子担当」を任され自然にパティシエとしての経験を積むことが出来たそう。
この春須坂に嫁して最初の印象は、夜景がきれい!そして須坂の巨峰は日本一!と。
蔵や味噌はどこでも目にする機会が多いけれど、「あの巨峰はここにしかない」と語ってくれた。
そしてその横顔が余りにも美しい。
お菓子の味と共にフワリと包み込む優しさとナチュラルな笑顔がとても素敵な人だった。
傘鉾に魅せられ描き続けている人がいる。「角田正雄さん」この人だ。
絵を描き始めたのはかれこれ30年前、県展にも5回の入賞を果した。
活動は多岐にわたる。傘鉾をあしらった須坂市役所の名刺、はがき、新町郵便局の風景入り通信日付印(消印)のデザインも手がけた。
また、毎年臥竜公園で開かれる菊花展の背景画は畳6枚分の大作だ。
本業は100年以上歴史のある老舗「角田酒店」店主。
安価な商品が流通する中で何か特徴を出したいと従来までワインボトルのラベルの絵を描くだけだったが、去年自らワイン用ぶどうを栽培しオリジナルワインの販売を目指す。
「須坂駅を背にして道なりにすすんだ左側」。道の分りにくい須坂にあって非常に説明しやすい立地も魅力、遠方からの来客も多いという。
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角田酒店
須坂市春木町506-3
電話 026-245-0015
フリーダイアル 0120-455015
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明徳町の住宅地に突如開店した麺処「旋風堂」。オーナーは「田子公彦」さん、この人だ。
脂を控え臭みを調整し17時間かけて煮込むというこだわり抜いたとんこつ系スープが今までの須坂にはないと評判を呼び今や秘かな人気店になっている。
ラーメンとの出会いは最初に勤めた会社の1事業としての関わりであったそう。さまざまな経験を積む中でイタリアンレストランの料理長も務めたという本格派。
せっかくなので取材にかこつけ「とんこつ系塩コショウ麺」を頂いてみた。
いつもはどんな文章を書こうか色々考えつつ帰ってくるのだが今回ばかりは頭に何も浮かばない。浮かんで来るのはさっき目の前に出された収まりの良い「ラーメン」、それだけなのだ。
何を語るわけでもない、ただそこにあるこの人の自信とこだわりを見たような気がする。
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旋風堂
高校生が運営する、まちかどshopくますぎ部長、「小林美穂さん」この人だ。
3年生になって前任からこの4月に引き継いだ。制服がとても良く似合う。
くますぎは青いテントが目印の全国の実業高校で作られた加工食品やジャムや缶詰などの商品を仕入れ販売するshop。
毎月第2日曜日信州須坂ふるさと百貨店周辺で開かれる「蔵の朝市」にも出店するほか、様々なイベントに参加している。
「くますぎを通して感じた事は人とのかかわりが楽しい」と語ってくれた。
いけいけ高校生のブログ:須坂商業高校編
http://blog.suzaka.ne.jp/student
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