ぷれジョブすみさか7月の定例会が7月3日(金)に行われました。
いよいよ第9期のぷれジョブのスタートです。約5年前に、長野県で初めてスタートしたこのすみさか地区のぷれジョブも、皆様のおかげで、9期を迎えることができました。関係者の皆様に、感謝です。
今回、ぷれジョブに取り組むメンバーは、現時点では3名です。新しい受け入れ先とサポーターさんの紹介があり、打ち合わせを行いました。これで、順次スタートしていくことになります。
受け入れ先は以下のとおりです。
小5 Hさん デイサービスセンターすえひろ
中3 Tさん (株)中外製作所
中3 Sさん (株)オフセット
それぞれ、お世話になりますが、よろしくお願いいたします。
ぷれジョブときわ6月の定例会が6月24日(水)に行われました。新しい場所でのぷれジョブがスタートして2ヶ月目。それぞれ、お仕事にも慣れてきたようです。
中3 Sさん 須坂市中央公民館さん
これまでは、利用申し込みの台帳に、日付のスタンプを押す仕事をしていましたが、新たに、連絡用の封筒を作るお仕事にも取り組みました。印刷されたものをはさみで切り、古封筒に貼りつけていく仕事です。このような仕事が好きなSさんにとっては、得意分野。職場の皆さんのあたたかな声がけもあり、目標をしっかり達成しています。
中3 Hさん 前坂理髪店さん
引き続き、ポケットティッシュに入れるカレンダーの色塗り作業や、タオルたたみなどの仕事に取り組みました。几帳面な性格なので、丁寧に仕事をしてくれて助かります。また今月はお客さんも多くて、本当にスタッフの一員として動いてくれて助かりましたと、店長さんからもお話をいただきました。
小6 Yさん 蔦屋茶店さん
お茶を入れる贈答用の箱折りの仕事や、お茶の袋にシールを貼る仕事に取り組み、引き続き、お茶の入れ方も教えてもらっています。今回は特別に1つお借りしてきた箱で、みんなの前で箱折りの実演をしてもらいました。折り方のポイントも話しながら、上手に折ってくれて、大きな拍手をいただきました。この姿に、「今までなら、絶対にいやだと言ってやらなかったと思いますが、お仕事をして自信がついてきたのか驚きました」とお母さん。
梅雨の時期で不安定な天候ですが、体調に気をつけてがんばっていきましょう。
ぷれジョブおおもりの6月定例会が、6月17日(水)に行われました。
この期のぷれジョブも半分が過ぎ、それぞれの職場に慣れ、仕事も順調に進んでいるようです。
中1 Mさん ツルヤ須坂西店さん
バックヤードでの野菜の袋詰めのお仕事が中心でしたが、今日は店内での商品の前出しのお仕事をしました。少し体調が優れなかったのですが、お休みしてしまうことなく、頑張ってお仕事に取り組むことができました。前回、袋詰めのお仕事をした翌日、お母さんとツルヤさんに買い物に行って、たぶんMさんが詰めたと思われる野菜を買ってきたのだそうです。休みの日もお店に行くのが楽しみなようです。
中2 Rさん 美容室アトリエシェリー須坂店さん
洗い物やタオルたたみ、ロットの整理など、繰り返し取り組んでいるお仕事はすっかり覚え、手際よく取り組めるようになっているそうです。そして前回、ちょうど他のスタッフさんがカラーをした後のブローを、スタッフさんに教えていただきながら、担当させていただくことができたそうです。お店のドライヤーは重かったそうで、緊張したけれど、しっかりと、丁寧に髪を乾かすことができたそうです。貴重な体験ができましたね。
中2 Kさん イオン須坂店さん
イオンさんでのお仕事を始めた当初は、30分くらいの仕事で終わりにしていましたが、今ではほぼ60分近くのお仕事をこなすことができるようになってきたそうです。スタッフの方にもしっかりあいさつができ、楽しくお仕事ができているそうです。商品をダンボールから出し、丁寧に並べ、空の段ボールをまとめて運んで片付けるといった一連の作業が、とてもスムーズにできているそうです。
天候が不安定で、ちょっと疲れも出てくるこの季節、体調に気をつけて、お仕事をがんばりましょう。
ぷれジョブすみさか 6月の定例会が、6月5日(金)に行われました。今回は第8期の修了式でした。
中3 Rさん (株)中外製作所さん
Rさんは現在入院中のため、残念ながら本人は出席できなかったのですが、お母さんがメッセージを届けてくれました。少しずつ慣れて、楽しくお仕事ができたこと。そして、受け入れ先の方やサポーターさんへの感謝も伝わってくる素敵なメッセージでした。お忙しい中おいでいただいた中外製作所の担当課長さんのお話では、Rさんが作った部品は、中国のガラス工場に納品された機械の重要な部品として使われているのだそうです。受け入れ先の皆さんには、ほんとうにあたたかく迎えていただきました。課題だったあいさつも、始めから大きな声でできており、成長を感じましたとサポーターさんからのお話もありました。
中3 Tさん 千曲保育園
毎回、いろいろなクラスに入って、読み聞かせをしたり一緒に遊んだりしながら、保育園のお仕事をたくさん経験することができました。「優しくて力持ち」のTさんは、いつも園児さんに大人気。どこに行っても「Tさん!!」と声がかかります。Tさんも、園児さんの目線になり、最後までしっかり話を聞いてくれますし、さりげなく服をなおしてくるような心づかいもできたそうです。最終日、園長先生がすべての園児さんをホールに集めて、お別れのセレモニーをしてくださったそうです。園長先生は、Tさんが保育園の頃の担任の先生だったそうで、ここまで成長したTさんの姿にふれ感慨ひとしおだそうです。人のつながりは不思議ですね。
中3 Sさん 蔦屋書店須坂店
今回は、雑誌の付録の差し込み、レンタル商品の返却、文具のタグ付けや店内での補充など、いろいろなお仕事に挑戦させていただきました。責任感を持って、自分で仕事の段取りができるようになったところがSさんの素晴らしいところです。サポーターさんも話していただきましたが、自分ができるところは頑張るのはもちろんですが、これはできないので、サポーターさん「このようにお願いします」としっかりと伝えられるところ、素晴らしいです。自分の都合でお休みしなければならない日もあって、ぷれジョブを続けるか迷うこともあったそうですが、「最後まで頑張りたい」と力強い発言がありました。
今回は修了式ということで、3人が通う2校の校長先生にもおいでいただき、お話いただきました。いつも感じますが、ほんとうに多くの皆さんに支えていただきながら、この暖かな、素敵な時間が生まれているのだと思います。それにつけても、頑張ってきた3名の子どもたち、ほんとうにご苦労様でした。
ぷれジョブときわの5月の定例会が5月27日(木)に行われました。ときわ地区第6期のぷれジョブがスタートしてはじめての定例会なので、それぞれの受け入れ先の皆様も、お忙しい中ご参加いただき、はりきって取り組んでいる3名の子どもたちの様子をお話しいただきました。
中3 Sさん 中央公民館さん
今回は、まず公民館を利用される皆さんが申込みで使う台帳に日付の印を押していく仕事を担当しました。カレンダーを見ながら、日付と曜日を合わせ、休日は色を変えるなど、気をつけなけければならない点が多い仕事でしたが、一度仕事の進め方を教えてもらうと、黙々と仕事に取り組み、正確な仕事ができていたそうです。予定していた仕事がどんどん進むので、また新しいお仕事を用意してお願いしたいと館長さんからお話がありました。
中3 Hさん 前坂理髪店さん
まずはじめに取り組んだお仕事は、お客様に渡すカレンダーに休日の印をつける仕事でした。手順を覚えると、どんどん仕事を進めることができていたそうです。その後、タオルをたたむ仕事や、ハサミの使い方の体験までさせていただきました。職人さんが使う本物のはさみの切れ味はすごかったそうです。店長さんはせっかく理髪店に来たのだから、最終的にはお客様に行うマッサージまで体験して欲しいと考えてくださっているそうです。ありがたいですね。
小6 Yさん 蔦屋茶店さん
今回、初めてぷれジョブに挑戦するYさん、とても張り切って取り組んでいるようです。はじめに取り組んだお仕事は送られてきたお茶の袋に賞味期限のシールを貼る仕事だったそうです。丁寧にお仕事ができたそうです。また、お茶屋さんなので、お客様にお茶をお出しする経験もしてほしいと女将さんは考えていただいたそうで、お茶ソムリエの資格をお持ちのご主人のご指導のもと、お茶の入れ方を体験したそうです。自分で入れたお茶はとてもおいしかったようで、たくさんいただいたそうです。これからもいろいろな経験ができそうですね。
今回、ご参加いただいた受け入れ先の方々は、子どもたちのためにいろいろと考えていただいており、感謝にたえません。ぷれジョブの活動を通じて多くの方と知り合うことができ、また、須坂にはこんな素敵な皆さんがおられることを知ることができ、嬉しいひとときでした。