ぷれジョブすみさか 6月の定例会が、6月5日(金)に行われました。今回は第8期の修了式でした。
中3 Rさん (株)中外製作所さん
Rさんは現在入院中のため、残念ながら本人は出席できなかったのですが、お母さんがメッセージを届けてくれました。少しずつ慣れて、楽しくお仕事ができたこと。そして、受け入れ先の方やサポーターさんへの感謝も伝わってくる素敵なメッセージでした。お忙しい中おいでいただいた中外製作所の担当課長さんのお話では、Rさんが作った部品は、中国のガラス工場に納品された機械の重要な部品として使われているのだそうです。受け入れ先の皆さんには、ほんとうにあたたかく迎えていただきました。課題だったあいさつも、始めから大きな声でできており、成長を感じましたとサポーターさんからのお話もありました。
中3 Tさん 千曲保育園
毎回、いろいろなクラスに入って、読み聞かせをしたり一緒に遊んだりしながら、保育園のお仕事をたくさん経験することができました。「優しくて力持ち」のTさんは、いつも園児さんに大人気。どこに行っても「Tさん!!」と声がかかります。Tさんも、園児さんの目線になり、最後までしっかり話を聞いてくれますし、さりげなく服をなおしてくるような心づかいもできたそうです。最終日、園長先生がすべての園児さんをホールに集めて、お別れのセレモニーをしてくださったそうです。園長先生は、Tさんが保育園の頃の担任の先生だったそうで、ここまで成長したTさんの姿にふれ感慨ひとしおだそうです。人のつながりは不思議ですね。
中3 Sさん 蔦屋書店須坂店
今回は、雑誌の付録の差し込み、レンタル商品の返却、文具のタグ付けや店内での補充など、いろいろなお仕事に挑戦させていただきました。責任感を持って、自分で仕事の段取りができるようになったところがSさんの素晴らしいところです。サポーターさんも話していただきましたが、自分ができるところは頑張るのはもちろんですが、これはできないので、サポーターさん「このようにお願いします」としっかりと伝えられるところ、素晴らしいです。自分の都合でお休みしなければならない日もあって、ぷれジョブを続けるか迷うこともあったそうですが、「最後まで頑張りたい」と力強い発言がありました。
今回は修了式ということで、3人が通う2校の校長先生にもおいでいただき、お話いただきました。いつも感じますが、ほんとうに多くの皆さんに支えていただきながら、この暖かな、素敵な時間が生まれているのだと思います。それにつけても、頑張ってきた3名の子どもたち、ほんとうにご苦労様でした。
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