須坂で唯一、須坂産の葡萄でワインを作っている人がいる。「楠 茂幸さん」この人だ。
オーストラリアのアデレード大学大学院でワイン醸造学と葡萄栽培学を学び帰国後は須坂で葡萄のワイン専用品種の栽培を始められました。
その後近隣のワイナリーに委託醸造でワイン造りを手がけ、ついに2006年初ビンテージとなるシャルドネとメルローをリリース、その道のプロに高評価だったのシャルドネは売り切れ、2007が楽しみとの事。
一般向けに気軽にワインを楽しむ会、TiTo caféでの「ワイン会」も企画されています。
ワインに合うお料理を頂きながら楠さんチョイスの数種類のワインの飲み比べが出来るお洒落で大人な会です。
ワインの事はあまり詳しくない私でも楠さんのお話を聞くと「おいしい」だけでなく「なぜおいしい」のか理解できるのが嬉しいです。
今年夏以降リリースするワインを紹介する会を計画中との事で大変楽しみです。
「ワイン造ってます・・・。」大変なご苦労の賜と思うのですが、そうサラリと言ってのける心地よさがなんとも素敵な方なのです。
楠ワイナリーブログ
http://blog.suzaka.ne.jp/kusunoki
ショップ
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須坂市動物園祭りなどで組み木体験コーナーが開催されているが、主宰しているのは組み木作家「橋本一哉さん」この人だ。
組み木との出会いは12年ほど前、四国の木工屋にいらした時に組み木を含めた糸鋸細工を学び、たまたま昨年、所属していた組み木の同好会のイベントを開催し須坂との縁ができた。
面白くてかわいくて、こんなの見たことない、と思ってもらえるような絵を目指しているそう。
優しい絵がとても特徴的、ご本人の人柄を表しているような気がします。
材料が欲しくて木こりの仕事に就いたというこだわりようも見逃せないところ。
「生きて立っている木をありがたくいただいて、ものを作れるということは本当にありがたく、幸せだと思っています。」
穏やかな語り口がとても印象的だ。
須坂組み木の会ブログ
http://blog.suzaka.ne.jp/kumiki
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