5月1日(金)に、ぷれジョブすみさか5月の定例会が行われました。
現在、すみさか地区でぷれジョブに取り組んでいる3名は、みな中3になり、修学旅行も無事に終わりました。忙しい中ですが、それぞれに頑張っている姿が報告されました。
中3 Sさん 蔦屋書店須坂店さん
たいへんお世話になっていた店長さんが、3月末で異動されました。前店長さんの最終日のぷれジョブでは、仕事が終わった後に、店長さんから素敵なプレゼントをいただきました。お仕事以外でも、お店を訪れた時にはいつも声をかけてくださって、いろいろとお気遣いいただいた素敵な店長さん、ほんとうにありがとうございました。
中3 Tさん 千曲保育園さん
いろいろなクラスに入ってお手伝いをしてきたTさん。いつ行っても子どもたちに大人気です。「Tさんだ!」と子どもたちが集まってきます。子どもたちの目線で一緒に活動して、子どもたちの要求に上手に応えているとサポーターさんも感心されています。次回はお掃除もお願いされましたので、お家で予習できるかな。
中3 Rさん 中外製作所さん
細かな作業が続いていますが、何回か同じ仕事をしたので、だいぶ慣れて、仕事量も増えてきているそうです。コードの端を処理する仕事ですが、押さえる道具がとても力がいるので苦労していたところ、補助具を中外製作所さんが考えていただきました。ほんとうにあたたかな素敵な職場です。Rさんが作った部品は、すべて規格に合格して、いろいろな機械を制御する大切なコードとして使われるそうです。
さて、第8期のぷれジョブも、早いものであと1カ月になってしましました。来月、6月5日の定例会が修了式になります。気温の変化が大きな時期ですから健康に気をつけ、最後までお仕事に取り組めるようにがんばりましょう。
定例会の報告が滞っていてすみません。
すみさか地区2月の定例会が2月6日(金)に行われました。
それぞれの場所で、頑張っているみなさんの報告をたくさん聴くことができ、嬉しいひとときでした。
中2 Tさん 千曲保育園
優しくて力持ちのTさんは子どもたちに大人気。子どもたちはTさんが来ることを、ほんとうに楽しみに待っているそうです。子どもたちの要求に困りながらも、上手に対応できるようになってきている姿は、さすがです。先生方も、Tさんが来てくれることを待っていますと、園長先生からもお話をいただきました。
中2 Rさん 中外製作所
初めての工場での仕事にわくわくしているそうです。今回は細かなコードの先端部分の加工をしたそうです。検査の結果JIS規格にしっかりと合格する製品ができていますと、担当の方からお話をいただきました。総務部長さんからは、「ものづくりは人づくりである」と言われ、今回受け入れることで、会社としても学ばせていただいているとのお話をいただきました。
中2 Sさん 蔦屋書店須坂店
学校では生徒会の仕事も加わり、忙しくなってきていますが、ぷれジョブの方もがんばっています。これまで、家では「うまくできたよ」という報告が多かったのですが、前回は返却の仕事がうまくできなかったと言って帰ってきたそうです。仕事に対する責任感も出てきたのでしょうね。どうすれば上手にできるか工夫しようとする姿勢、素晴らしいです。
第8期、新しい場所でのぷれジョブも順調に進んでいます。この調子で、がんばってください。
1月21日(土)に、須坂市内でぷれジョブに取り組んでいる3地区合同の新年会が行われました。今回は、地区を超えた仲間づくり・懇親に加え、日頃お世話になっている方への報告も兼ねて会を開催したのですが、60名もの皆さんにご参加いただき、楽しいひとときを過ごすことができました。
まず、4年間の須坂のぷれジョブを振り返り、「すみさか」「おおもり」「ときわ」各地区のお子さんの姿や定例会の様子を写真で見ていきました。各地区の代表の方からも、それぞれの地区の取り組みの様子の報告がありました。こうして振り返ってみると、多くのお子さんが、多様な場所で、多くの方に支えていただきながら活動できていることを実感します。
須坂市の副市長さん、教育長さんからのお話をいただいた後、全員でレクを楽しみました。初めて出会った方々とも電車になってつながり、全体が楽しい雰囲気になった後、お楽しみの会食。おいしいケーキをいただきました。
会食の合間に、スピーチをいただいたのですが、須坂市の教育次長さん、そして毎年ご寄付をいただいている長野県教職員組合上高井支部の代表の先生、そして、須坂市の「ぷれジョブの父」吉田先生からも、お話をいただきました。ほんとうに多くの皆さんに支えていただき、ここまで続けてこられたと感じます。
そして、この日、いちばん輝いていたのが、今はぷれジョブを卒業している皆さんからのスピーチです。事前の細かな打ち合わせは全くなかったのですが、参加してくれた3名が、順番に前に出て、ぷれジョブをやってきた感想や今、自分ががんばっていることなど、堂々と発表してくれました。ぷれジョブを始めた頃は、定例会の発表も恥ずかしくて隠れるようにしていた姿を知っているサポーターの方々は、思わず涙。自分の言葉で、しっかりと思いを伝える姿は、今ぷれジョブ取り組んでいる皆さんや保護者の皆さんにも、大きな勇気を与えてくれました。
あたたかな、優しさあふれる雰囲気の中、時間はあっという間にすぎましたが、とても清々しい気持ちで帰ることができました。素敵な子どもたち、お世話になった皆さん、ほんとうにありがとうございました。
ぷれジョブすみさかの12月定例会が、12月5日(金)に行われました。
長野県で初めてぷれジョブがスタートしてから4年。すみさか地区では第8期めのぷれジョブのスタートになります。
最終調整の段階で時間がかかってしまい、全員が揃ってスタートすることができずに申し訳ありませんでした。今回はそれぞれの打ち合わせと、一足早くスタートした1名の報告がありました。
中3 Sさん 蔦屋書店須坂店
今回で8回目のぷれジョブになるSさん、今回は蔦屋書店さんでお世話になることになりました。個人的にもよく買い物に行っているところで、ここでお仕事ができることを楽しみにしていたそうです。打ち合わせの後、すでに第1回目のジョブがスタートしました。今回は文房具の商品にタグを付ける作業をしました。取りかかりでは少し戸惑いましたが、自分で工夫しながらコツをつかみ、順調に仕事ができています。寒い時期になりますが、体調を整えてがんばりましょう。
他のメンバーも12月中にはスタート予定です。
11月7日(金)に、ぷれジョブすみさか11月の定例会が行われ、第7期の修了式が行われました。振り返ってみると、今回もあっという間の6ヶ月間でした。頑張ってきた子どもたちの報告、関係者のお話の後、修了証が授与されました。毎回、この修了式には感動させられます。
中2 T君 浄運寺さんでお世話になりました。
境内の掃除を始めとするお寺の仕事に加え、終わった後にはたくさんの貴重なお話を伺うこともできました。本人から、「本当にいろいろな体験をさせてもらって感謝しています」としっかり発表することができました。また、本人の明るい人柄で、サポーターさんも、毎回、とても楽しみだったとお話いただきました。受け入れ先の浄運寺さんもおいでいただき、次のようにお話をいただきました。「はじめは犬を怖がっていたT君でしたが、今では『今日はお兄ちゃんが来るよ』と犬に言うと、すごく喜んで待っているようになりました。何事にも前向きでひたむきな彼から、こちらも大変勉強になりました。」
中2 S君 相崎電機製作所さんでお世話になりました。
まず、本人から「いろいろな工程の仕事を最後まで足らせてもらって、嬉しかった。細かい仕事、組み立てはたいへんだったけど、今回は最後まで頑張ったと思う」と発表がありました。サポーターさんからは、前回、担当した時とは違って全く弱音をはかなくなったS君の姿に、成長を感じたとお話いただきました。受け入れ担当の坂内さんからは、どうしても参加できずにすみませんとのお話と長いメッセージをいただきました。以下、その一部です。「難しい作業を押し付けてしまったかもしれませんが、相崎で経験したこと体験した事が、S君のこれからの人生の糧となり、自信に繋がってくれる事を願っております。S君の頑張る姿勢が、我々に勇気を与えてくれました。本当にありがとうございました そしてお疲れ様でした。」
長野県で初めてぷれジョブが、ここすみさか地区からスタートして4年。来月から、いよいよ第8期がスタートします。