投稿の詳細: 国名勝『米子瀑布群』の「権現滝」、「不動滝」の落差を見直しました

2019/10/04

全文へのリンク 14:04:33, カテゴリ: 文化財の紹介

国名勝『米子瀑布群』の「権現滝」、「不動滝」の落差を見直しました

 国指定の名勝『米子瀑布群』を構成する主要な滝である、「権現滝」と「不動滝」の落差について、測量調査の結果を踏まえて見直しを行いました。
米子瀑布群

「権現滝」及び「不動滝」の2条の滝の落差については、測量の調査記録や経緯等は伝わっておりませんが、少なくとも昭和47年3月の須坂市の名勝指定時では権現滝が75m、不動滝85mとされており、その値は1990年(平成2年)4月の「日本の滝百選」の選定に際しても用いられているなど、長い間広く用いられてきました。
2013年(平成25年)より約2年間にわたる国指定名勝化を目指した各種調査を実施するなかで、空中写真判読から権現滝82.20m、不動滝85.43mの値を得ています。2016年(平成28年)6月に、国指定の答申(文化審議会から文部科学大臣へ)を機に権現滝の落差を見直し、以後、権現滝80m、不動滝85mとしてきました。(※国の指定日は10月3日付です。)
その後、2017年(平成29年)から本年度末にかけての3か年の予定で、名勝『米子瀑布群』の適切な保存と管理を目的とした「米子瀑布群保存活用計画」の策定を行っておりますが、その一環のなかで本年5月に地上レーザー測量による滝の落差等の調査を実施しました。この結果、権現滝82.10m、不動滝88.96mの値を得られました。なお、今回の測量では、滝正面より見通しのできる範囲で存在する、滝上部にある複数の段についても滝と一体のものと見なしています。
同年7月に開催された第6回米子瀑布群保存活用計画策定委員会において、この成果をもって名勝『米子瀑布群』では、権現滝82m、不動滝89mを公称値とすることとしました。
今後、市のホームページや、パンフレット・チラシなどでの標記についても増刷時などにあわせて順次切り替えていく予定です。

詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/event/event.php?id=14889

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