先頃国税庁から平成25年分の相続税の申告状況の発表がありました。
全国の死亡者数(被相続人数)は1,268,436人で、そのうち、相続税の対象となった被相続人数は54,421人ですので、課税割合は4.3%(前年4.2%)です。
長野県は、死亡者数(被相続人数)は24,303人で、そのうち、相続税の対象となった被相続人数は699人ですので、課税割合は2.9%(前年3.0%)です。
これは、100人お亡くなりになったうち3人に相続税がかかっているということです。多いか少ないかは別として、亡くなったらだれにでもかかるという税金ではないということです。ちなみに東京ですと7.4%です。東京は地価が高いからですね。
いよいよ来月から相続税の基礎控除の額が少なくなり、現状の6割になります。これは、今までですと相続税がかからなかった財産の額でも、今後は相続税がかかってくるということです。
仮に、現状の100人のうち3人が倍になったとしても6人です。多いか少ないかは別としても、自分にかかってくるのかどうかは心配になるところですね。