国の登録有形文化財「旧越家住宅」の活用を図るため
「ふれあい講座」を開催いたします
多くの皆様のご参加をお待ちしております
☆ 日時 平成23年6月13日(月)
午後7時30分から8時30分(予定)
☆ 場所 旧越家住宅(山丸一番館)「春木町」
☎026-245-0001
◎国の登録有形文化財「旧越家」については、こちらを
ご覧ください
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=116414
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=179756
◎「旧越家」の場所はこちらです
http://www.suzaka.ne.jp/map/?E=138.31282049417496&N=36.656927363896926&Z=0
☆ 講師 小 林 松 治 さん(春木町史談会)
☆ 内容 『旧越家掛軸 清淵録 悠々七十七春風より』
【日本産業近代化の父渋沢栄一と製糸王 越寿三郎のまじわり】
須坂山丸組・旧越家の奥座敷に「青淵録の掛軸」が掲げられている。
「青淵」は日本産業近代化の父とされる渋沢栄一翁(1840~1931)の雅号で書の「悠々七十七春風」から渋沢翁が喜寿を迎えた感懐を詠んだものである。
なぜ山丸組越家にあるのか、製糸王といわれた郷土の大実業家 越壽三郎翁は渋沢翁より二周り後輩にあたるが、本業の製糸事業のほか、銀行設立、電力会社・化学会社創立など地域の殖産振興に全力で取り組み、水道施設・病院設立・工女養成所など社会事業にも尽くしており、実業界の大御所渋沢翁を敬慕し書を依頼すると渋沢翁が「越雅兄」としたため揮毫してくれたものである。
書の解読は春木町漢詩同好会のご協力も得て、一句七言漢詩が明らかとなった。更に難解な字句の語釈がなされると、渋沢翁が激動の幕末維新に変転した生涯を顧みて感謝と清涼な心境を録したものと理解できた。
渋沢翁から贈られたこの書を、越 壽三郎・泰蔵父子は山丸組・本部越家の床の間に大切に掲げてきた。
☆ 参加費 無料
☆ 主催 須坂市・旧越家ふれあいクラブ
※靴等の入れ物(ビニール袋等)をご持参ください。
駐車場が狭いため、車でのご参加はご遠慮ください。
【問合せ先】
須坂市生涯学習スポーツ課 ☎026-248-9027(課専用)
旧越家ふれあいクラブ 松木 ☎026-245-1751(自宅)
(山丸組・旧越家 奥座敷床の間 掛軸)
渋沢栄一(青淵)録「悠々七十七春風」
一幅 150センチ × 50センチ