須坂市動物園日記 - 須坂市動物園飼育スタッフから情報発信!
須坂市動物園日記
2026/07/16
ハイアールジャパンセールス株式会社様より「ハイアールスポットエアコン」を4台ご寄贈いただきました
ハイアールジャパンセールス株式会社様(大阪府大阪市淀川区)より、須坂市動物園に「ハイアールスポットエアコン4台」をご寄贈いただきました![]()
ハイアールジャパンセールス株式会社様のHPはこちら
https://www.haier.com/jp/

動物園は屋外の施設につき、近年の猛暑、酷暑により動物たちももとより、ご来園されるお客様にとっても熱中症対策が必要となっております

南園は、大型の遊具やバッテリーカー、夏の時期は噴水広場があり、小さなお子さんからお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんと多くのお客様が来園されます
近年のニュースで耳にする危険な暑さ、熱中症対策として使用させていただいております![]()



大型遊具のところにも設置させていただきました

動物園の中央休憩所のところにも設置させていただきました
今回、ご寄贈いただきました物品は、来園されるお客様への熱中症対策や須坂市動物園が熱心に取り組んでおります動物たちの動物福祉(体調管理)やとして有効に活用してまいります![]()
今後、来園されるお客様にも、更に動物園を快適に過ごしていただけるよう職員一丸となり、取組んでまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします
ハイアールジャパンセールス株式会社様、ありがとうございました!!
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お知らせです![]()
■須坂市動物園では「すざかZOOおうえんし隊」を募集しております。
詳細はこちら![]()
https://www.city.suzaka.nagano.jp/suzaka_zoo/torikumi/1606.html
■須坂市では、「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)」を募集しております。
詳細はこちら![]()
https://www.city.suzaka.nagano.jp/furusato/1640.html
皆さまのお力添えをお願いいたします。
2026/07/14
カピバラの「鎮」が亡くなりました。
カピバラの鎮(♂)が7月13日(月曜日)に亡くなりました。
今年の4月から体調が安定せず、給餌内容の変更や投薬などにより体調が改善する時期もありましたが、徐々に食欲が低下していき、7月13日昼に死亡を確認しました。
詳しい原因につきましては、現在獣医師の先生方と共に調査中です。
飼育下でのカピバラの平均寿命は10年ほどだといわれているなか、鎮は10歳の後半まで頑張って長く生きてくれたおじいちゃんカピバラでした。

↑いつも笑顔のような表情をしていました
鎮は人間にもオモチャにもよく興味を示す子でした。様々なオモチャを設置しましたが、そのどれもがやりがいのあるものでした。そのなかでも運動を目的とした、体を伸ばして笹をゲットする竹筒はお気に入りだったようで、笹を持っていくとよく壁際の竹筒へ近づいていきました。


最初は笹を取り逃して何度もチャレンジをしていましたが、どんどん上達していき、すぐにゲットできるようになっていきました
冬場では「カピバラ温泉」でも大変活躍をしてくれました



いつの日も鎮が一番にお風呂のふたに乗り、誰よりもお湯を楽しみにしていたように思います。

↑水桶を咥えてじっとしてる鎮。感触が好きなのか、よくしていました。
様々な表情を見せてくれた鎮を好きになっていただけた方も多かったことと思います。
鎮を長くの間見守っていただき、本当にありがとうございました。
あちらでも鎮が元気に過ごしているように願います。

鎮の献花台及びお別れノートは本日から7月26日までの期間、カピバラ舎正面に設置いたします。
2026/07/09
動物移動のお知らせ
シロフクロウのスフレ(オス)4歳とアカカンガルーのライト(オス)3歳が他の施設へ移動することになりました。
その為、この2種は7月12日(日曜日)までの展示となります。
シロフクロウのスフレ(オス)は2022年に当園で母のチップと父のムースの間で生まれた個体です。
当園では初めてのシロフクロウのヒナの誕生であり、その可愛らしい姿で生まれてからずっとたくさんの方々に愛していただきました。
今年で4歳を迎え立派なオスに成長してくれて、別の施設に行ってもスフレらしく堂々とした態度でいてほしいです。



アカカンガルーのライト(オス)は2022年に母いとの第2子として誕生しました。兄エイトとは真逆でかなりビビりな性格でしたが、サンドバッグで自主練習したり、体の大きいマッチに勝負を仕掛けたり、勇敢な一面もありました。もう大人の年齢でありながらまだ少しあどけなさの残る顔つきのライト、更なる成長と活躍を期待しています。

大きな存在の2匹がいなくなってしまい寂しいですが、今後はまた新しい仲間が増える予定です。詳細は後日お知らせします。
2026/07/08
二ホンイヌワシ「竜胆」発信機・マーカー試着について
現在宮城県南三陸地域では、かつて生息していた「二ホンイヌワシ」の野生復帰プロジェクトが進んでいます。
その名も「南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト」!!!
二ホンイヌワシは絶滅危惧種に指定されており、全国でも生息しているのはわずか500羽以下...
近い将来絶滅すると言われている希少な生き物です。

全国の11の動物園で二ホンイヌワシの飼育・繁殖・研究に取り組んでおり、今回の野生復帰プロジェクトは「動物園で生まれた子供を南三陸地域へ放鳥し、野生復帰を目指す」という取り組みです。
二ホンイヌワシを野生復帰させるというのはこれまで日本では前例がなく、初めての試みとなります。
動物園で生まれた子供をすぐに野生へ放つのではなく、山の中の飼育小屋で人が見えないように飼育・トレーニングし、位置情報を得るための発信機と個体識別が目視でできるように目印のマーカーを装着させ、放鳥させる。という手順で行われます。
二ホンイヌワシへの発信機・マーカーの装着例が日本ではまだないということで、当園の飼育個体であるまだ幼鳥で小柄な二ホンイヌワシ「竜胆(オス)(2025年3月生まれ)」に試着し、今後野生へ旅立つ二ホンイヌワシへ装着するためのデータの取得に協力をしました。


竜胆の捕獲は当園の飼育員で行い、発信機・マーカー装着は猛禽類への発信機装着経験が豊富な方に行って頂き、発信機装着中の竜胆の様子観察や、身体測定などは他園から獣医さんも駆けつけてくださり、慎重に行って頂きました。
2026年3月
竜胆を捕獲し、体長、翼長、体重、脚の大きさなど、二ホンイヌワシの基準となるそれぞれのデータを測定し、発信機2種類と目印マーカーを装着しました。
二ホンイヌワシでは装着例がなく、竜胆の試着の様子を見守り、危険があればすぐに外す予定でしたが、
装着後飼育獣舎へ放鳥した後すぐに1つの発信機の紐を引っ張ってしまい、再び捕獲しこの発信機は取り外しました。
くちばしはここまで届かないと想定されていましたが、竜胆はこの場所に発信機を付けると二ホンイヌワシは自力で外せるということを証明しました。
その後竜胆の様子を観察し、特に気にする様子はなく普段どおり生活していましたが、もう1つの発信機も1週間もたたずに外され落ちていました。
発信機に通した紐の結び目が解かれており、二ホンイヌワシのクチバシの器用さに驚かされました...。
餌の鶏頭の骨だけきれいに残して食べていますが、紐も解けるとは予想外です。マーカーは白色を1ヵ月ほど装着して過ごし、日中の観察ではマーカーを気にする様子は見られませんでしたが、マーカーの接着部分を引っ張っていた痕がありました。
また、幼鳥は羽に白い部分が多く、マーカーの色が白色だと確認しにくいということも分かりました。
外した後の翼の状態などを確認し、プロジェクトメンバーの皆さまの迅速なサポートのおかげで
人も竜胆もケガなく無事に任務を終えることができました。
発信機・マーカーは竜胆の試着によって得られたデータから改良され、南三陸地域へ放鳥される動物園で生まれた二ホンイヌワシの幼鳥へ装着されました。
現在は、1羽の幼鳥が南三陸地域の飼育小屋で飼育されていましたが、先日無事に放鳥されました。
このプロジェクトは日本で初めての試みであり、二ホンイヌワシが再び南三陸地域に飛び立ち、今後の二ホンイヌワシ界を支える大きな1歩となります。
「南三陸地域イヌワシ復興プロジェクト」は膨大な資金がかかるため、クラウドファンディングで資金を募り、目標金額の10,000,000円を大きく上回る15,603,000円を集めることができました
また、当園で行われた「春の動物園まつり」ではプロジェクトメンバーの皆さんと一緒にイベントも行いました。
毎年このまつりでは「代表動物選挙」が行われ、1年間の動物園の顔を決める大事な選挙!
今回は竜胆も出馬し、プロジェクトメンバーの皆様も、イヌワシファンの皆様も、たくさん応援してくださいました!!!



選挙結果は、なんと3位!!
二ホンイヌワシの出馬でここまでランクインしたのは初めてです!!
二ホンイヌワシの写真展やプロジェクトの概要を来園者へ向けてお話ししてくださり、関心を向けてくださる方が多く感激しました。
国産林を使用することの大切さを伝えるためのイベントとして「杉の木のノコギリ丸太切り体験」も行い、参加費の100円はプロジェクトへ寄付されるチャリティーイベントとして開催しました。
無償で寄付していただいた方も含めて、12,018円の寄付を集めることができました!!
使用している杉の木は「長野森林組合」さんから提供していただいた「間伐材」です。
間伐材を利用することは二ホンイヌワシにとってもとても重要なことで、その必要性もイベントを通してお伝えしました。





たくさんの方が二ホンイヌワシに関心を持ち、力を貸してくださり、何より応援してくださることが最大の励みになります。
動物園は動物を飼育するだけでなく、「動物を知っていただく」「研究をする」場でもあります。
二ホンイヌワシを飼育する動物園として、このプロジェクトを引き続き応援すると共に、
二ホンイヌワシが置かれている現状を皆さんに知って頂くための活動を続けていきます。
協力していただいたプロジェクトメンバーの皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
これからの二ホンイヌワシの行く末を見守ってください。

2026/07/06
シロウコッケイの「ふわり」が亡くなりました
2026年7月2日にシロウコッケイの「ふわり」が亡くなりました。
「ふわり」は2022年6月23日に須坂市動物園で初めて誕生したシロウコッケイで、今年で4歳になったメスの個体でした。
「ふわり」という名前は、当園でお客さんから募集をして決めさせていただいた名前でした。
当時メスの「わさび」、「菊」、オスの「銀蘭」と4羽で仲良く生活していました。


3羽が去年亡くなってからは、シチメンチョウの「晴」と2羽で生活している時期もありました。

2025年にゴイシチャボの「お姫」がやってきてからは、3羽で一緒に生活し、「晴」が亡くなってからは、2羽で仲良く生活していました。


2週間前くらいから徐々に元気がなくなっていて、
最後まで頑張って生きてくれていましたが最終的には餌や水もうまく摂取できない状態になり7月2日の朝、亡くなっているのを確認しました。
詳しい死因は現在調査中ですので、後日改めてご報告いたします。
私は今年から鶏舎の担当になり、4月から飼育をしてきました。
ふわりはあまり人には馴れておらず、近づくと警戒して少し逃げてしまうような子で体重を測るときなどは捕まえるのに苦労したのを覚えています。
それでも、餌をあげると近づいて食べに来てくれたり、白くてふわふわのかわいいフォルムから作業中にも癒しをもらっていました。
来園者の方からも「ふわふわしていて可愛いね」と言っていただくのを良く耳にしていて、皆さんからも隠れた人気があったのだと思います。
ふわりは須坂市動物園にいる最後のシロウコッケイだったのでいなくなってしまってとても残念です。

ですが、鶏舎にはまだ信州黄金シャモとゴイシチャボが合わせて3羽生活しています。
これからも引き続き健康管理に努め、残りの3羽が健康で長生きしていけるよう飼育をしていきます。
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