すっかり雪景色となった須坂市動物園です。

寒さと雪の状況からしばらく様子を見ていましたが
搬入後の状況も良いことから12月に行われた
動物の搬出入についてお知らせします。

まず搬出した動物ですが

昨年産まれたカピバラの子供たちの最後の一頭と
なったオス1頭を千葉県の川原鳥獣に
12月8日に搬出しました。
（カピバラは現在・華・光のペアと今年の７月
に産まれた2頭の計4頭飼育しています。）

その後12月10日に
ヤギ2頭を小諸市動物園に搬出しました。

その後、カピバラとの交換により
12月8日に
川原鳥獣よりカンムリヅルの雄を１羽
搬入しました。

こちらの個体の状況を見ていましたが、体調も良く
寒さ等にも順応していることから本日のお知らせとなりました。

まだまだ新しい環境のため、緊張しているようですが
とても元気です。

名前は年末だというのに「官兵衛（かんべい）」と命名。

はい、来週終わるというのに、あそこからいただきました。
大河から(笑)

カンムリヅルはこれまで雌1羽の飼育でしたので、今後はペアリングし
繁殖していきたいと雄個体の搬入を行いました。
ただいま、春の繁殖シーズンに向けてアミ越しの
「お見合い」の真っ最中です。

こちらは先住のカンムリヅルの「カンちゃん」。
これまで気ままに暮らし、飼育員との
コミュニケーションを楽しんでいましたが、不意に
現れた若い雄個体にナワバリの半分を使用され、
ご覧のように（職員なら分かりますが・・・・）
怒り心頭。

数回、同居を試みたところ、一目散にオスに向かって
走っていき。闘争。。。。。

現在、ツル類のペアリングについてと同時に
巣作りについて担当者がリサーチしているとのことです。

暖かくなって、新緑が眩しい頃には同居できていると
良いですね！