須坂市動物園日記 - 須坂市動物園飼育スタッフから情報発信!
須坂市動物園日記
投稿の詳細: 冬場の動物園の来園について(注意・対策など)
2014/11/21
冬場の動物園の来園について(注意・対策など)
長野県は言わずと知れた豪雪地帯。
須坂市は豪雪地区ではないですが、やはり雪は降ります。
寒いです。今年は例年より早く雪が降り、下界と言われる
須坂市では11月後半ともなると、朝晩がマイナス〇度が
当たり前になり、天気予報に雪マークが付きはじめます。
12月に入ると、
気温もグッと下がって、晴れマークの日は
週に1日くらいとなっています。
12月半ば過ぎともなると、本格的な「冬季シーズン」
に入ります。
毎年、冬の動物園を楽しんでいただこうと、
「冬の動物園対策」を書いてますので、1度読んで
いただいて来園いただければと思います。
特に県外・市外の方で南の方から来られる方は
参考にしてください。
①「雪がないからと言って、あなどるなかれ。」
冬場の平均気温は5度くらいです。車から降りて
数分も歩けば、気温の低さを体感するかと思います。
「冬山に行くつもり」の気持ちが大切です。
須坂市動物園は水族館以外はずっと「屋外」にいることに
なります。これからの時期は午後になると天気が
急変するなど天候も安定しません。朝・夕の「最低気温」
も必ず確認しましょう。
②「服装ははスキー場に行くくらいのつもりで。」
アウターはダウンジャケットやスキーウェアが最適です。
下はも重装備がオススメですが、ズボンの下はタイツ
を掃くだけで全然変わります。
③ 「マフラー・手袋・カイロ」などもオススメ
動物たちを見ているとどうしても動きが止まります。
午後には冷たい北風も吹き始めます。
出来るだけ、肌の露出を防止し、カイロなども背中に
しこんでおきましょう。
④ 「陽が差す時間も短い!
動物たちの動きも頻繁に変わります。」
動物たちは日が差して、日なたの有無で動きがすぐに
変わります。日なたがあるとそこに行って、日向ぼっこ
などしますが、日なたがなくなるとあっという間に
暖かいところに動きます。
天気予報などチェックしてから、来園ください。
※雪が降って、逆に元気になる動物たちもいますよ♪
陽が差している時間、例えばカンガルー舎の場合、午前
10時過ぎ~長くて、午後2時、短いと午後12時過ぎには
日なたが無くなり、暖かい寝室に入ってしまいます。
ワオキツネザルなどは午前中、陽が差さないと
午後までほとんど動きません。
⑤ 「夕方の給餌の時間がオススメ。」
薄暗くなり、気温も低くなってきて寒さが厳しい時間
ですが、重装備であれば夕方のエサの時間が一番動物たち
が活発になります。確実に動物たちの姿、動く姿が見たい
なら3時ごろ~4時15分がイチバンのオススメタイム
です。
※それまでは交流室で読書などして、ゆっくりしていましょう。
以上、5点を踏まえて、各々の寒さ対策(暖かい飲み物を飲む
など)をすれば、バッチリです。
また、12月に入りましたら県外の方はスタッドレス、
タイヤチェーンは必ず用意してきてください。
須坂市はいわゆる「北信州」です。
中央道だと松本市、関越道だと群馬県を過ぎた軽井沢辺りから
一気に雪の量が変わります。北信州の手前で天気予報
など参考にしていただき「雪対策」を忘れずに。
天気も午前・午後で急激に変わります。
是非とも、ご参考にしていただき
ご来園いただければです。
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