今日もお日さまが出て、暖かい１日となりました。

こんな日は動物たちも色々な行動をするのですが
今日はペンギンです。

写真のように日なたでのんびりと日向ぼっこ
をしたりもするのですが、こうして陸にいて
お日さまが出ているとやっているのが「毛づくろい」
です。

クチバシを体にこすりすけているのですが
ペンギンもそうですが、アヒルや
カモなど身近な水鳥たちもクチバシを体にこすりつけて
いるの見たことないですか？

実は彼らはクチバシに体から出る油を羽に付けて
さらに水はけを良くしているのです。

よーく見ていると羽についた水をはじいていますよね。
それは彼らがこうして油をつけているからです。

油はどこから出るかというと、尾羽の辺りに
「尾脂腺」（びしせん）という、部位があり
（イボみたいにちゃんと出るところがあるんですよ。）
そこから油が出て、クチバシに付けて
体につけるのです。

天気のいい日などはペンギンはこぞって、毛づくろいを
しつつこんなことをしていたのです。
ちょっと、観察するときはクチバシを尾羽の方に
持っていくところが見られますので、そんなところも
見てやってください。

夏の換羽（羽が生えかわるシーズン）の際は羽が
ごっそりと抜けるので、尾羽の付け根あたりに
尾脂腺があるのが目視で分かります。