みなさん、こんにちは!
まだ6月だというのに毎日暑い日が続いていますね…
体がまだ暑さに慣れていないので、体調には気を付けましょう
さて、須坂市民学園では6月18日(土)に第2回講演会を行いました。
講師は、信州大学 副学長(理学系・教授)の東城幸治先生です。
「信州の水生生物の特徴と特異な進化について」と題して、ご講演いただきました。
最初に、昨年の12月ごろ、信濃毎日新聞にも掲載された「上高地のサルが冬に魚を捕る」ことについての研究を中心にお話しを伺いました。
サルの糞からDNAを調べて、魚を食べて越冬していることがわかったとのことです
そして”世界で初めて”サルが魚を捕る動画の撮影に成功されました。
この研究については、7月中にNHK『ダーウィンが来た!』(日曜19:30~)で放送されるようですので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください!!
その後は、DNA解析によって、信州を含むフォッサマグナ周辺が多様な種の境界や交雑の場となっていることについて、カエルやイモリなどの例を挙げて、わかりやすくお話しいただきました。
<学園生の感想>
・生物多様性が地殻(プレート)の変動にかかわっていること、
DNAから生態のなぞを解く様を知り、とても楽しく聞くことが
できました。
・日頃、なかなか触れられない世界の様子がわかり楽しかったです。
須坂市民学園では、このように様々な分野の先生をお呼びして講演会を行っています。
毎年3月に学園生の募集を行っています。ご興味のある方は、生涯学習推進課までお問合せください。
※現在、コロナウイルス感染症拡大防止のため、講演会は市民学園生のみを対象として開催しています。