こんな山奥になぜ?しかもうまいそばが食べられる!と評判の「手打ち十割そば 八丁の森」店主。
とにかく経歴が面白い、「やりたい事の自転車操業」とご本人は笑う。
子供の頃からの夢はズバリ「飛行機のパイロット」、念願かなって海上自衛隊航空隊に所属するも突然のキャリアチェンジで運送の自営業へ転身。
その後、サラリーマンを経て「食」の世界へ、しかもスタートは焼き鳥!!
さらに「蕎麦って、あんまり好きじゃなかったんだよね」と。
その大羽さんの意識を変えたのは上田市の「手打ちそば おお西」。十割そばの美味しさに衝撃を受け今に至ったという。
突然大羽さんが「2年後にまた取材に来てよ」と言い出しました。
何かと思ったら、今、すごいプロジェクトを企画中だそうで、その一端を見せて頂きました。
まだ発表の段階ではないそうですが、ものすごく楽しみです。
お蕎麦の美味しさとともに本当に素敵な人にお会いできました。
須坂で唯一の煎餅専門店「須坂煎餅堂」店主。ペースト状の砂糖で煎餅に絵や文字を描いた「手描き煎餅」を作り好評を得ている。
昨年の9月にオープン以来「お休みしたのはほんの数日」というガンバリ屋さんでもある。
この場所に出店する事になったのは、「お店が出せたらいいなあ、、」「じゃあ出しなよ」という、ほんの「雑談」からだったそう。
今となっては、銀座通り線の入り口で場所も分かりやすく、更に地元の方々も気軽に来てもらえる立地で本当に良かった、「私が一番びっくりしています。」と笑う。
同系列のお店が80店舗あるそうだが、それぞれ扱う商品は様々、味も色々ある中でどのように選ぶかはそのお店に託されている。
「自分が須坂で食べ慣れた味が一番美味しいと思う。その味を提供したい」と語ってくれた。
お母様が経営するスナックが、道路拡幅に伴い銀座通り線に移転リニューアルオープンした「カフェ銀の風カノン」でランチを担当している。
イタリアンレストランに勤務していた経験を生かしたオリジナルメニューは蔵の街やお店の雰囲気に合うようにと工夫を重ねた。
またドリンクメニューにはチョコレートなどの「プチ甘い物」を添えるという女性目線での心遣いも嬉しい。
休日には、家族の部屋や浴室など一気に磨き上げる掃除が趣味、好きな食べ物は「乾き物」という気さくな一面も。
以前からのお客様が続けて来て下さる事や、ランチが出来るようにもなり、この場所でオープン出来て本当に良かったと語る。
国産の材料だけを使い、安心安全な味噌づくりの「中村醸造場」、須坂のみならず全国に沢山のファンがいるお店です。
「こだわり」とか「厳選した材料」という言葉は実はお店側のエゴではないだろうか、というところからお話は始まりました。
消費者と同じ目線で、何が求められているのかを徹底的に突き詰めて考えた物作りをする事が「こだわり」ではないだろうか。
手前味噌という言葉のとおり、自分がいつも食べている味噌が一番美味しいに決まっている。
その味に近づけた物を提供する事がそもそもお店の原点であり、今があるというのです。
醸造は生き物、気候、温度にも左右されるが時に応じて手当が出来る。
もっと大変なのは大豆や米などの材料を生産する農家さん、そのプライドを背負う事こそが良い製品を作る力になるのだと語ってくれた。