様々なジャンルの手仕事作家の作品を展示販売している須坂市銀座通り「蔵のまちギャラリーぶらり館」で不動の一番人気を誇る「二つ口ポーチ」を自宅工房で製作している。
ぶらり館での販売だけでその数2,600個以上にもなり、現在も継続中だ。
クラフトとの出会いは子供さんが小学校卒業の際、先生に贈るパッチワークのカバーを作った事がきっかけ。
元々洋裁が好きで洋服のお直しなどの仕事をしていたので糸と針はお手のもの、子供とお母さん全員が一針一針丹精をこめて完成させた。
それからもう30年以上のキャリアとなる。
今迄に失敗した作品はありますか?と意地悪な質問をしてみた。
「布の性質がイメージに合わずに思った仕上がりにならい事があった。それならと即座に別の物に方向転換、まったく別の、しかもランクアップした作品が出来上がった」というエピソードが返って来た。
大量生産だとこうは行かない。手仕事ならではの柔軟性と仕事を楽しむ余裕が感じられた。
二つ口ポーチはこちら
須坂市銀座通りに素敵なギャラリーがあるのをご存じだろうか。
赤い丸ポストが目印の「蔵のまちギャラリーぶらり館」。
手作り作家の個展やグループ展が開かれるほか、作品を気に入って下さった方には手元に届けたいと販売も行っている。
主宰するのは牧美知子さん、この人だ。
平成11年の町並み整備で元々雑貨店だった建物を骨だけ残して全面改築、新しくなるのならギャラリーにしたい、どうせならゆっくり過ごしててもらえる場所にしたい、という気持ちがふつふつと湧いてきた。
そうして誕生したのがこの小さいギャラリー「ぶらり館」、目を見張るような細かな手仕事が施された作品が並んでいる。
PRはしない、口コミだけ。
「パソコンは使わないしケータイも持ってないの」と笑う。
今では作家さんから作家さんへとネットワークも広がり一つ一つ丁寧に作られた良い物が手に入るギャラリーとしてリピーターも多いという。
味噌・醤油の販売から200年、その前の100年間は塩の販売をしていたので「塩屋」さん。
無類の骨董好きの11代目店主、好きが高じて毎年骨董市を開いているほどだ。
美術品ではないぬくもりのある古民具や生活の中にある「道具」としての骨董品に愛着を感じるという。
「味噌蔵もそう、書画骨董の部類ではなく職人の工夫がつまった作業用の「道具」、良い職人は良い道具を持っている。」と語る。
メインの味噌しょうゆ、漬物などの販売のほか、先祖から受け継いできた山林の管理も大きなウェイトを占めている。
代々間伐などを行って来たが、それらの「自然」と既存の「道具」とをマッチングさせる何かが出来ないかと模索している。
古くて新しい何かが始まりそうな予感!今、塩屋さんがおもしろい!
ワインマニアがもれなく「ナンデ コレが ココに?」とビックリするような激レアなワインを揃えたお店が須坂にあります。
世界中で限定何本とか、特別な目的で作られた内の1本がココになど、お値段の桁が違うようなスゴイのが丸本酒店の保冷庫に眠っているのです。
とにかくお酒に関するお話が専門的、醸造や原料となる葡萄栽培などお酒全般に関する事は学生時代から培った高分子化学の知識が基礎となっている。
光プラズマ応用の分野で学術書に執筆するなどの活躍をされてきたのだそう。
「ワインの事?ちょっと話せば分かってるかそうでないかが伝えられる」と柔和な笑顔でサラリと話す。
確かな知識に裏付けされたお話をじっくり聞きたくなりました。
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