須坂市銀座通りに素敵なギャラリーがあるのをご存じだろうか。
赤い丸ポストが目印の「蔵のまちギャラリーぶらり館」。
手作り作家の個展やグループ展が開かれるほか、作品を気に入って下さった方には手元に届けたいと販売も行っている。
主宰するのは牧美知子さん、この人だ。
平成11年の町並み整備で元々雑貨店だった建物を骨だけ残して全面改築、新しくなるのならギャラリーにしたい、どうせならゆっくり過ごしててもらえる場所にしたい、という気持ちがふつふつと湧いてきた。
そうして誕生したのがこの小さいギャラリー「ぶらり館」、目を見張るような細かな手仕事が施された作品が並んでいる。
PRはしない、口コミだけ。
「パソコンは使わないしケータイも持ってないの」と笑う。
今では作家さんから作家さんへとネットワークも広がり一つ一つ丁寧に作られた良い物が手に入るギャラリーとしてリピーターも多いという。
須坂市劇場通りの創業150年という老舗美容院、「キタザワ美容室の礼子先生」、この人だ。
優しい笑顔と気さくなお喋りが魅力で通い続けるファンも多いといいます。
美容師の資格取得直後に須坂に嫁し4代目となった。
「花嫁さんを作れる」正統派美容師として活躍中。
創業当時劇場通りといえば華やかな商店街、先々代は芸者さんのための日本髪専門の美容師であったといいます。
その後、洋髪になり、パーマの出現、そしてサスーンの登場によりデザイン性重視のカットが好まれるなど、美容院に対するニーズも多様化してきた。
そんな中で、変らずに持ち続けているのは、「キレイで健康になってもらうには自分も元気じゃないと」という思い。
そして、「ここに暮らす人達が集い語らう美容室でありたい」と語る笑顔がとても可愛い礼子先生でした。
余りなじみのない「行政書士」というライセンス、企業向けの知的財産保護のための登録申請や契約書などの書類作成を行うエキスパートである。
企業や個人から様々な相談を受け付ける他、須坂市内において、相続など個人の権利に関わる「遺言書作成講座」を行うなどの活動をしている。
いずれも法律が関わる重要な業務であるが内容は多岐にわたるため、「なかなか説明が容易ではない」とご本人。
子供の時の夢はプロ野球選手、高校3年間は甲子園を目指す球児だったそうで、今でも丁寧な野球の広島カープの大ファンという。
日々お忙しい業務の中で休日には小学生のお嬢さんと出掛けたり、大好きなスポーツ観戦をするのが楽しみ。素敵なお父さんだ。
好きな食べ物はズバリ!「お肉」。
これからBBQの季節だが「健康のために少々控えめにしないとね」と笑う。
保健師として須坂市役所勤務時代から「働き盛りの健康管理」や「病気・障害」に関して様々な相談を受け健康づくりに貢献してきた経験を生かし、平成20年に独立。
心の悩みや解決したい事柄について相談できる「カウンセリング・コーチング」を行っている。
公務員時代とは違う環境に戸惑う事も多かったが、不思議と大変だとは思わなかったそう。
むしろ、組織の外からフレキシブルに対応できる今は、それらの業務に携わる看護師・保健師さん本人達も元気にしたいと願っている。
休日は月に1~2回という忙しさの中、お嬢さんが強力なサポーターとして家事や夕食の準備をしてくれる、「おかず1品いくらのギャラ制!」というのも面白い。
好きな食べ物はズバリ麺類!「つい食べ過ぎちゃって」と笑う。
:: 次のページ >>