カテゴリ: その他

2021/12/07

全文へのリンク 15:18:42, カテゴリ: その他

農業小学校 豆の脱穀、修了式

12月4日 今年度最後の授業が行われました。
春に種まきをした大豆と小豆は、夏の間にどんどん育ち、10月に刈り取りを行い、この日まで乾かしていました。

大豆の脱穀は、まず大豆の株を棒で叩きます:crazy:
すると、さやがはじけて、中の豆が落ちてきました。
天気の関係で完全には乾燥していなかったからか、落としきれていないものもあり、手作業でも取りました:.
 

次に、ざるでふるいます。
小枝や葉っぱが混ざっていても、ざるのすきまから大豆などの小さいものだけが落ちて、
ある程度分けることができましたが、見た目よりも重く、大変!:-/
 

その次は、とうみを使って、ハンドルを回しておきる風力でちりを吹き飛ばし、大豆の中の小さなごみまで取り除きます:crazy:


 
   
小豆は、さやを足で踏んだり、手でもんだりして、中の豆を出します:.
大豆とおなじように、ざるでふるい、とうみでちりをとばしました。

   
 

たくさんとれた豆は、この後どうするのかな? ということで、
最後に、その後のお話しを聞きます。:roll:
・小石や虫などが混ざっているので、後日農家先生方で選別をします。
・小豆は、虫がわかないよう、密閉できるペットボトルなどに入れて保存します。
あんこなどの材料に使われることも多いですが、来年度赤飯を炊く際に使う予定です。
・大豆は、豆腐、納豆、きなこなどの材料にもなりますが、味噌汁にも使うみその材料にも多く使われています。
農業小学校でも来年こそはみそづくりをしたいなぁ・・・と思うので、
来年も農業小学校に参加し、一緒に作れたらいいなと思います
 
    
後半は修了式です。




式の中で、映像をみながら4月からの活動を振り返りました。
(須坂市ホームページでもみることができるので、ぜひご覧ください。
こちら→ https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/item.php?id=59549b47727b6)    
     
帰りには、たくさんの手間をかけたもち米、そのもち米で作られたぼたもち、
大根、白菜、長ねぎ、野沢菜、冬至用のかぼちゃ(伯爵)などのたくさんの野菜を持ち帰りました:p
 

今年度の農業小学校は終了しました。
ぜひ来年も参加し、たくさんの体験や新たな発見をしてほしい!
と、農家先生たちは来年に向け計画、準備をしています:D

2021/11/05

全文へのリンク 09:33:59, カテゴリ: その他

玉ねぎの植え付け、豆の刈り取り、ながいも・さといもほり、大根・白菜・春菊の収穫

10月30日
春に植え付けをしたさといもやながいもをいよいよ掘る日がきました。
はじめに、じゃがいも、さつまいも、さといも、ながいもの4種類の成長を振り返り、
校長先生からさといもが土の中でどのように成長しているか、お話を聞きました。
 

次は、焼きいもの準備です。
さつまいもを新聞紙に包み、水でぬらして、アルミホイルで包み、
たき火の中に投げ入れました。
おいしく焼けるよう、農家先生が火の番をします。
 

今年も来年に向けて玉ねぎの苗の植え付けを行います。
玉ねぎの苗は、寒さにとっても強いく冬の雪にも耐えられるので、今の時期に行います。
2,000本の苗を、間隔を空けながら植え付けをしました。
 

6月に種をまいた大豆は刈り取り、次回の脱穀まで乾燥させます。

春にお土産で食べたおこわに【ソルガム(たかきび・もろこし)】が入っていました。
ソルガムってなに? という声もあり、今年はソルガムを育ててみました。
小麦粉アレルギーの代用食として活用できることでも注目されている作物です。
「小さくて丸いつぶつぶがついている」「とうもろこしの葉っぱや茎に似ている」と観察をしました。
 

ながいもは、つるが棒に巻き付きいてのびていましたが、土の中ではどうなっているのでしょう。
わくわくしながら農家先生と一緒にいもほりです。
じゃがいもやさつまいもとは違い、長くて大きい1本のいもが育っていました。
 

さといもは、大きな葉を切り落とし、掘りあげます。
大きい親芋、親芋にくっついている子芋、子芋にくっついている孫芋が育っていました。
株によって、親芋が大きいものや、子芋がたくさんついているものなど、様々でしたが、
親子で力を合わせて掘ったものを持ち帰りました。
  

春菊の収穫は、下の葉を残して茎の上のほうを切り取りました。
今回収穫した後は、下の葉の横から横芽がのびて、また収穫ができるのです。
 

白菜は、大きな葉が何枚も重なり、真ん中では丸まってきました。
農家先生は『丸まっているところを押してみて、固くなっている大きなものが食べ頃』とアドバイス。
それぞれ、おいしそうな白菜を選び収穫しました。
ずっしりと重く、落とさないように抱きかかえて運びました。

大根も、大きく育ったものから収穫しました。
長くて、なかなか抜けないものも途中で折れることもなく、抜くことができました。
     

帰りには、焼き立てのほかほかの焼き芋、ながいも、長ねぎを持ち帰りました。
 

とりたて新鮮な大根を農家先生おすすめ料理にしました。
葉っぱは、ふりかけに。皮は、細切りにしてきんぴらや浅漬けに。
 捨てるところなく、おいしくいただきました。

 次回12月4日は今年度最後の授業、豆の脱穀、修了式です。

2021/10/05

全文へのリンク 15:28:47, カテゴリ: その他

10月2日 稲の脱穀、さつまいもほり

9月に稲刈り、はぜかけをした稲は、連日晴れが続き乾燥がすすみました。
台風による強風や雨が心配されたため、9月30日農家先生が一部の稲の脱穀を行いました。
 

10月2日
台風も過ぎ去り、晴天の中授業が行われました。
はじめに、長年気象台で務めてこられた教頭先生から台風のお話をききました。

須坂創成高校のお兄さん、お姉さんから、郷土料理のおやきについてのクイズが出されました。

農業小学校の参加者は、3つの農具で稲の脱穀体験をしました。

 
・千歯こき (昔の機械)

 
・足踏み脱穀機(昔の機械)

 

・ハーベスター (現代の機械)

6月に植えたさつまいもの苗は、つるがどんどんのび、土の中では大きないもができていました。
土の奥深くまで育ったさつまいもを、途中で折れないよう、周りの土を除きながら掘りました。
 

お土産は、自分たちで収穫したさつまいもと、こねつけです。
ごはんに小麦粉を混ぜてすこしこね、甘みそを中に詰めて揚げ焼きにした郷土料理です。
添えられた鮮やかなピンク色の漬物は、大根のしそジュース漬けです。

    
 次回は10月30日焼き芋、豆の刈り取り、玉ねぎの植え付け、里芋ほりと秋野菜の収穫です。

2021/09/22

全文へのリンク 09:07:07, カテゴリ: その他

第8回農業小学校 稲刈り・はぜかけ、大根の間引き

9月20日
5月に田植えをした『モチヒカリ』の稲刈りの日がやってきました。
先日の台風は、少し雨が降っただけで、強風による稲への被害はありませんでした。
農家先生も一安心。

穂が黄金色に実り、たれさがっています。

はじめに、校長先生からお米のお話を聞きます。
 
春にもみから根や芽が出て、3本ずつ植えた苗は、土の中にしっかり根をはり、ぐんぐんのびて葉が茂り、苗は茎を増やしました(分けつ)。7月頃から穂が次第に大きくなり、8月には花が咲きました。花が咲き終わると、まだ緑色のもみの中の子房がどんどんふくらみ、栄養たっぷりの水分で満たされます。その後、だんだんと硬くなり、お米ができあがります。お米ができてくると、穂がだんだん重くなって頭をさげ、色も緑色から黄色に変わっていきます。

すずめが好きなのは、硬くなる前の子房です。この時期、すずめが網の上に集まると網が沈み、すずめについばまれてしまいます。今年は、みんながつくったかかしが稲を守ってくれたので、すずめの被害が少しですみました。

稲の刈り方、束ね方、はぜかけの仕方も教えてもらい、いざ稲刈りスタートです。
   

カマで刈った稲は、そろえて置き、束ねます。
 

束ねた稲をはぜ(はざ)にかけます。 
天日に干したお米はとてもおいしいのです。(おいしく保存のきくお米にします。)
   

稲刈りが終わっても、稲穂がたくさんおちていたので、最後に落穂ひろいをします。たくさん集まりました。 

 
次は、畑の作業です。
白菜の苗は、葉が大きくなり、枚数も増えています。

春菊はぎざぎざの本葉も出てきました。

 
2つぶずつ蒔いた大根は間引きをしました。
 

お土産は 
・ロロン(かぼちゃ) 
・6月に蒔いたにんじん 
・5月に蒔いたポップコーン 
・昨年のもち米で作ったおこわでした

     
 次回は10月2日 さつまいもの収穫、稲の脱穀です。

2021/09/07

全文へのリンク 09:35:50, カテゴリ: その他

秋野菜の植え付け、種まき

秋野菜の植え付けまでの作業です。
土の準備から始まりました。
8月5日 とうもろこしの太い茎を刈り、乾かす
8月16日 とうもろこしの茎や葉を機械で小さく切る、
耕運機で土とまぜる
8月下旬 作物の茎や葉、雑草は、土と混ぜられ、良いたい肥になりました
9月2日 もう一度耕運機で耕し、土をふかふかにする:oops:

9月4日の授業が中止になってしまい、農家先生が次の作業をしました。
児童の皆さんに体験してもらえず残念でしたが、次回、どのくらい成長したか観察しましょう!:p

植え付けや種まきでは、農家先生に植え方、まき方のコツを教えてもらいました。
9月3日 
白菜の植え付け (お盆の頃にポットに種まきをしました。小さな小さな黒い種です。):.
 
(まいて2日目)       (まいて4日目)

土にこぶし大の穴を掘り、苗を置き、土を寄せて、苗の周りを押さえて畑の土に根が良く付くようにしました:crazy:
肥料をあげるのは、一週間後です。
晴れている日ならば水を入れてから植えつけますが、丁度前日に雨が降り、植え付け後も雨が降りそうです。
毎年、農小では、植え付けの時にたっぷりお水をあげますが、その後はあげていません。
水を求めて根っこが下にどんどん伸びるから、水をあげなくてもよく育つのです。
毎日「お水だよ~」と水やりをして甘やかしてはいけないようです:>>
 

大根の種まき
大根の種は、赤い色の楕円形?:.

薬がついていると知らせるために、種の周りに赤い色を付けている。とうもろこしと一緒だ:idea:
浅めのうねをたてて、2粒ずつまき、消毒をパラパラまきます。土をかけて、肥料もパラパラ。
様子を見ながら、後日間引きをします:crazy:
 

春菊の種まき
春菊の種は、茶色で、不思議な形:. 
線が何本も並んでいて、私には小さな小さなしなびたピーマンみたいに見えます。

野菜の種は、土にまいても全部の種から芽が出てくるわけじゃない。
大根の発芽率は80%。大根は10粒まくと8粒から芽が出てくることになるけれど、
春菊は袋に55%と書いてある。10粒まいても5粒からしか芽が出てこないという意味だ。
実際にはもっと少なくしか出てこないとのことから、大根よりもいっぱいまかなくては!
浅くたてたうねに、パラパラとたくさんまきました。

9月6日
野沢菜の種まき
野沢菜の種は、小さくて黒い丸形。まくのはとっても難しい!
パラパラと密集させてまくと大きく育たず、ポツポツと間隔を空けてまいてもいい形に育たない。
少し多めにまいて、芽が出たら丁度いい間隔に間引きをする。さらに、大きく育った頃に倒れてしまわないように2列くっつけて育てると、ちょうどいい大きさの野沢菜になる。
とても難しい野沢菜の種まきですが、児童の皆さんにもやりやすいように・・・
と農家先生に借りる予定だった道具が『種まき君』。4粒ずつ種が落ちてくる仕組みになっています。
 

次回の授業は9月20日 稲刈りです:p

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