投稿の詳細: 農業小学校 第9回目授業 1つぶのもみ、1本のさつまいも苗からどのくらいとれるかな?

2022/10/12

全文へのリンク 08:18:18, カテゴリ: 授業風景

農業小学校 第9回目授業 1つぶのもみ、1本のさつまいも苗からどのくらいとれるかな?

10月の3連休初日、10月8日土曜日は農業小学校第9回目の授業日でした。
ところが、このところお天気に恵まれない農業小学校。前回・前々回に引き続き怪しい雲ゆき……朝から小雨が降ったりやんだりです:(
授業が始まるころには雨が止んだものの、もと気象庁予報官の教頭先生によるとまたすぐ降り始めるとのこと。
それでは止んでいるこの貴重なチャンスを逃してはいけない:>さっそく畑へ行くことに。

なんといっても今日はお楽しみのさつまいも掘りなんです:D

あんなに伸びていたさつまいもの長いツルも、授業前に先生方が片付けてくださり、スッキリ掘りやすくなっていました。
まずは校長先生から掘り方を教えてもらいます。
校長先生の説明

スコップや移植ごてで周りをおこして、芋の周りは丁寧に手で掘り進めていきます。先生の言う通り傷つけないよう慎重に。
ほりはじめます

すると
でてきた!

大きーい!
大きい!

みんなどんどん大物を掘り出していきます。
大物だ たっぷり

大きいおいもがたっぷり。約350Kgの収穫となりました。
いっぱいとれた
美味しそうB)

美味しいのはいもだけではありません。先生によるとさつまいもは葉や葉柄も食べられるそう。というわけでそちらも収穫しました。
葉と葉柄

さて今日はもうひとつ大事な作業がありますB)
前回授業でおこなった稲刈りから2週間。次に行うのは、お米が入った「もみ」をいねからとって集める脱穀です。
田んぼではぜかけをした稲は太陽の光と風をいっぱいに浴びて良い具合に乾きました。そこで先生方は数日前にビニールハウスの中へ運び、お天気が崩れても大丈夫なようにしてくれていたんです。なんといっても脱穀に水は大敵。案の定雨になってしまいましたが、先生方のおかげでビニールハウスの中で作業を行うことができました。

今は機械で脱穀を行いますが、今回農業小学校では機械だけではなく昔の農具のあしぶみ脱穀機と、もっと昔の千歯こきにも挑戦。3つの道具を体験します。

まずは千歯こき。大きな櫛状の刃で稲をしごいてもみをとります。シンプルだけど力が必要。少しずつ挑戦してみましょう。
おや、予想以上にみんな上手!
千歯こきと小山先生

続いて体験するのは少し現代に近づいてあしぶみ脱穀機。
足踏み脱穀機と吉田先生
ペダルを踏んで大きなローラーを回して脱穀します。稲と一緒に体を引っ張られないように注意が必要。こちらも先生と一緒にやってみました。

最後は現代の脱穀機・ハーベスターです。
ハーベスタと美好先生
機械に稲を入れるとあっという間に、セットした袋にもみが入り、藁は束ねて出てくるのです。なんて便利なんでしょう88|驚くと同時に昔の人の大変さも改めて感じました。

その一方こちらでは、農小の田んぼを守ってくれたかかしの片づけも行います。
かかし片付け
:Dお疲れ様、お米を守ってくれてありがとう:D

冷たい雨が吹き込む中の作業となりましたが、みんなで力をあわせて無事、作業を終えることができました。
今日もがんばりました

そんな疲れた体にごほうび。今日のおやつはこねつけです。
おやつのはなし
「めしやきもち」ともいわれるこねつけは、半殺しにしたうるち米にお味噌が入っています。なんとこのお味噌は6月に農家先生が仕込んでいてくれた手作り味噌!88|
さらに、食べたことがないかもしれないからと、さつまいもの葉柄のきんぴら風とさつまいもの葉のおひたしも作ってくださいました。今日収穫した材料で早速作りたくなるおいしさです。
校長先生からりんごもいただき、豪華なおやつとなりました。
こねつけ

こねつけに入っていた農家先生手作りのお味噌は、お土産としても配られましたよ。
おうちでも味わってください。
手作りみそ

おみやげの作物は収穫したさつまいものほか、農小の畑でとれたポップコーンも:)
疲れも吹き飛ぶおやつと、みんなでとった大きなさつまいも。
どんな味か楽しみだね;)
おやつもらったよ

さて、農業小学校も残すところあと2回となりました。残りわずかですが、これから収穫の時期。張り切って次回も楽しみましょう:D

信州すざか農業小学校豊丘校

伝統文化こども教室 信州すざか農業小学校豊丘校

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