12月4日 今年度最後の授業が行われました。
春に種まきをした大豆と小豆は、夏の間にどんどん育ち、10月に刈り取りを行い、この日まで乾かしていました。
大豆の脱穀は、まず大豆の株を棒で叩きます
すると、さやがはじけて、中の豆が落ちてきました。
天気の関係で完全には乾燥していなかったからか、落としきれていないものもあり、手作業でも取りました
次に、ざるでふるいます。
小枝や葉っぱが混ざっていても、ざるのすきまから大豆などの小さいものだけが落ちて、
ある程度分けることができましたが、見た目よりも重く、大変!
その次は、とうみを使って、ハンドルを回しておきる風力でちりを吹き飛ばし、大豆の中の小さなごみまで取り除きます
小豆は、さやを足で踏んだり、手でもんだりして、中の豆を出します
大豆とおなじように、ざるでふるい、とうみでちりをとばしました。
たくさんとれた豆は、この後どうするのかな? ということで、
最後に、その後のお話しを聞きます。
・小石や虫などが混ざっているので、後日農家先生方で選別をします。
・小豆は、虫がわかないよう、密閉できるペットボトルなどに入れて保存します。
あんこなどの材料に使われることも多いですが、来年度赤飯を炊く際に使う予定です。
・大豆は、豆腐、納豆、きなこなどの材料にもなりますが、味噌汁にも使うみその材料にも多く使われています。
農業小学校でも来年こそはみそづくりをしたいなぁ・・・と思うので、
来年も農業小学校に参加し、一緒に作れたらいいなと思います
後半は修了式です。
式の中で、映像をみながら4月からの活動を振り返りました。
(須坂市ホームページでもみることができるので、ぜひご覧ください。
こちら→ https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/item.php?id=59549b47727b6)
帰りには、たくさんの手間をかけたもち米、そのもち米で作られたぼたもち、
大根、白菜、長ねぎ、野沢菜、冬至用のかぼちゃ(伯爵)などのたくさんの野菜を持ち帰りました
今年度の農業小学校は終了しました。
ぜひ来年も参加し、たくさんの体験や新たな発見をしてほしい!
と、農家先生たちは来年に向け計画、準備をしています